FXというだけで毛嫌いされる・・・
「FX」という言葉を聞いてあなたが連想されるイメージはどんなものだろうか?
「ギャンブル」
「ハイリスク・ハイリターン」
「破産し人生を狂わせる」
とりわけ冒頭の「ギャンブル」は私が人に説明した時によく耳にする言葉だ。
一通り説明した後に「うんうん。だいたいわかったけど、やっぱりギャンブルなんだろ?やめとくよ。」という言葉が返ってくる。
そういう人間に限って投資ではなく「パチンコ」や「競馬」など本物のギャンブルをやっている。
「聞きたい」と言うから投資の説明やFXの説明をしてあげたが「そこまでしてお金が欲しいの?金の亡者か!」と吐き捨てるように言って立ち去っていった。
「おいおい、パチンコや競馬をする人間の方がよっぽど金の亡者だしギャンブラーだよ」
と心の中でつぶやくが、とうの立ち去った人間の耳には届くはずもない。
私がFXで外貨預金を実際にやってみた報告
私はFXの投資を行っている。
FXの投資を始めたのは、まだFX関連の本が本屋にはほとんど並んでいなくて、山根亜希子さんの「外貨で月20万円稼ぎ続けている私の連勝法」がバイブルだった時代。2007年頃だったろうか?
当時はFX自体があまり知られていなくて、職場の同僚に話しても「ギャンブルやるのか?」とか「有り金全部すられるぞ!」とか言われた時代。
日本はデフレ真っ只中だったが、世界に目をやれば好景気だった時代だ。
日銀がゼロ金利政策を行い、欧米や資源国家の金利が5~8%と非常に高く「FXでスワップ金利を毎日もらおう!」というのが当時のFX会社の触れ込みだった。
貯金の内の一部を投資に回すことに決め、FXを始めた。
通常のトレードも行ってみたのだが、こちらは悲惨。初めて1年後くらいにサブプライムローン問題が発端となり急激に円高に振れて撃沈した。
その事は又の機会に。
しかし一部の資金ではFXの外貨預金を挑戦していた。そのことを書く。
FXで外貨預金を実際にやってみた報告
FXの口座は色んな会社に開いていたので、その内のスワップ金利の高い会社を選び、外貨預金の代わりとしてFXを使うことにした。
FXを外貨預金として使うのは簡単で、レバレッジを1倍程度に抑えて高金利通貨を「買う」だけ。
2008年当時はNZドル/円が80位だったので、
80 × 1千 = 80,000円
80,000円を入金した口座で1千NZドルを買った。
高金利通貨のクロス円のペアは「買い」で入ると金利がもらえ、「売り」で入ると金利分が取られていく。
なので「買い」から入る。
これだけで毎日利子が18円位付いた。
1週間で126円。
1ヶ月で540円。
おぉこれはすごい!
あっという間に定期に預けるよりも多い利子がもらえた。
為替の上げ下げがあるが、レバレッジ1倍には関係ない。NZドルがデフォルトにでもならない限りは関係なし。
しかしリーマンショックで一気に円高が進むとNZドル/円は48位まで下げ(4割減)金利も下がってしまい、そんなにはスワップ金利はもらえなくなった。
しかしそのNZドルは持ち続けた。
結局今年の春の円安により買値を大きく越えた所で決済したが、2008年から足かけ5年NZドルを保有し、スワップ金利は1万円を越えていた!
今一度きちんとポジション明細を確認したら2008/5/13に「買いポジション」を持ち、足かけ5年の保有でスワップ金利は
10,104円
になっていた。
金利換算で12.63%。
年利で計算すると2.52%。
そして春先の円安時に売って決済をした。
当初の「7%」という目論見ほどの利子はもらえなかったが、年利2.52%という高金利で運用する事ができた。
FXレバレッジ1倍での外貨預金運用
と、まぁ以前紹介したセツヤクエスト向けの記事(FX1倍レバレッジで気軽に外貨預金♪ - マネー報道 MoneyReport)の、FXレバレッジ1倍での外貨預金運用を実際に私がやってみたのを紹介した。
FXというだけで不人気なのは重々承知だが、きちんとリスクを考え、自分なりの戦略を持って臨めばきちんとリターンが得られる。
その実証を紹介した。
外貨で月20万円稼ぎ続けている私の連勝法 (アスカビジネス)
- 作者:山根 亜希子
- 発売日: 2005/05/31
- メディア: 単行本
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