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FXの取引対象は外貨。米ドルやユーロ等。売る事も出来るのが特徴!

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FXの基礎知識

ブロガーさんのブコメで「マネーさんのFX基礎解説記事が読みたい!」とのリクエストを頂きまして、FXこと外国為替証拠金取引の基礎について記事を書き進めていますが、皆さん話について来れているでしょうか?

FXとはなんぞや?外国為替証拠金取引ってなあに? - マネー報道 MoneyReport

「もっとFXでは『こうやったら儲かる!』とか『必勝法はこうだ!』とかそういう話が聞きたい!」

と思っている方もいらっしゃるかとは思いますが、私の実感としては「そう簡単には儲けさせてくれないのがFX」という認識がありますので、しばしFXの基礎知識のお話にお付き合い頂ければと思います。

昨日はFXの解説では外せないレバレッジについて書きました。

FXの資金効率が良いのはレバレッジ(てこの原理)のお陰! - マネー報道 MoneyReport

賢明なる読者の方はお気付きかと思いますが、昨日はレバレッジを掛けて利益が出た話しかしませんでした。
レバレッジは利益が出れば、自分の投資資金のMAX25倍まで取引出来るのでレバレッジ1倍の時と比べると25倍の利益が得られますが、もちろん損失も25倍になります。
これがハイリスクハイリターンと呼ばれる所以です。

FXで取り引きする対象ってなあに?

さて、本日はFXにおける取引対象について少し書いていきたいと思います。
FXが取り扱っている物は外国為替証拠金取引の名前が示すとおり、外国為替=外貨を取り扱っています。

外貨と言ってすぐに思いつくものとしては、アメリカドルや欧州通貨ユーロとかでしょうかね?
中国の元や韓国のウォンもありますが、FXにおいてはマイナー通貨です。

FXにおいてメジャーな通貨はアメリカドルやユーロ以外にも、イギリスのポンドやオーストラリアの豪ドルやニュージーランドのNZドル、南アフリカ共和国のランド、カナダの加ドルにスイスのフランとかでしょうかね~。

他にもFX会社によってはもっと多くの通貨を取り扱っている所もありますが、あまりにもマイナーな通貨は取引量も少なく値動きも限定的なのでお勧め出来ません。

FX初心者の方が取り組むべき通貨としては米ドル、ユーロ、日本円、豪ドルあたりがオススメです(^^)v

あ、FXではアメリカドルの事を米国のドル「米ドル(べいどる)」と呼ぶことが多いので覚えておいて下さい。

FXで買うとは?

FXではこれらの外貨を取引対象としています。
そして取引する時には、米ドル/円やユーロ/円、ユーロ/米ドルなどの様に取引対象となる通貨ペアを選びます。
最初は分かりやすいように一番皆さんに馴染みのある米ドル/円の取引で見ていきましょう。

米ドル/円を買うという取引は非常にイメージしやすいと思います。
話を簡単にするためにレバレッジは1倍のままで進めます。

1米ドル=100円とすると1,000米ドル買う時には
 1,000米ドル × 100円/米ドル = 100,000円
という事で10万円が必要になります。

米ドルを1,000ドル買い、米ドルが101円に上昇して決済すれば
 1,000米ドル × 101円/米ドル = 101,000円
となって1,000円の利益が出ます。

逆に米ドルが99円に下落して決済すれば
 1,000米ドル × 99円/米ドル = 99,000円
となって1,000円の損失が出ます。

と、買いの話は非常に分かりやすいですね(^^)v

FXで売るとは?

FXの特徴の1つに通貨ペアを買うだけではなくて売る事もできる事があげられます。
上記の例と同じように米ドル/円の通貨ペアで売る場合を考えてみましょう。

1米ドル=100円とすると1,000米ドル売る時には
 1,000米ドル × 100円/米ドル = 100,000円
という事で10万円が必要になります。

ん?
一体全体何も持っていなかったのに何を売ったのかですって?
そうなんです。ここが分かりにくいので注意して下さい。

米ドル/円を売るというのは、米ドルを持ってて円を買う事とイコールなんです。
米ドルで1,000ドル持っていて、日本円を10万円分買いたい場合にはレートが100円なので
 100,000円 ÷ 100円/米ドル = 1,000米ドル
と、なります。

海外旅行に行って米ドルが残ってしまって後から換金するのをイメージしてもらえると良いですかね。
米ドルを日本円に換える取引の事を「米ドル/円を売る」と表現している訳です。

つまり、米ドル/円を売る行為は「日本円を買って、同時に米ドルを売る取引」の事を指します。
そして米ドル/円を買う行為は「米ドルを買って、同時に日本円を売る取引」だったのです。

私が言っている意味分かりますか(^^;
(あまり上手く説明できていない様な気がする・・・)

米ドル/円を1,000ドル売り、米ドルが101円に上昇して決済すれば
 100,000円 ÷ 101円/米ドル = 990米ドル
となって10ドル分の損失が出ます。売った時点では1ドル100円でしたから1,000円の損失が出ます。

逆に米ドルが99円に下落して決済すれば
 100,000円 ÷ 99円/米ドル = 1,010米ドル
となって10米ドル分利益が出ます。売った時点では1ドル100円でしたから10米ドル×100円/米ドル=1,000円の利益が出ます。

このように、下落相場で利益を上げられるのが売りの特徴です。

・・・。
多くの人の頭の中に「???」というハテナマークが浮かんでいるのが見える(^^;
すみません、やはり上手く説明できませんでした。

でもこの売る事が出来る仕組みがあるお陰で、FXでは下落相場でも利益を上げられる投資になっています。
アベノミクスで好調な株式相場なら買いだけで利益を上げていけますが、いざ世界恐慌でも起きて下落相場になったら買いしか出来ない株式相場では損をするばかりで利益を出すことが出来ません(株の空売りは除く)。
それに対して、上昇相場なら買い、下落相場なら売りで利益が出せるFXはいつの時代においても利益を上げられる投資だと言えるでしょう。

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まとめ

  1. FXの取引対象は米ドルやユーロ、英ポンドなどの外貨が対象。
  2. FXの買いはイメージがしやすい。
  3. FXの売りは非常にイメージがしづらい(-_-;