SSDから起動できず
GWにSSDを購入しHDDから丸まんまクローンしてWindows7を使おうとして、かなりの日数が経過しました(-_-;
当初簡単に終わると思っていたSSDクローンでこんなにもドハマリするとは誰が想像したでしょう(T_T)
でもようやく前回の記事で
「SSDから起動できない原因は、SSDの初期化でGPTフォーマットをしてしまったから!」
と分かったので、その気付きを与えてくれたサイトに載っていたGPTフォーマットからMBRフォーマットに戻すやり方を辿ってみることに。
しかし焦っていたため、サイトの説明をよく読まずに「Secure Erase」という機能を使うのを、「EaseUS Todo Backup Free」の「データ消去」を選んで実行(>_<)
一晩掛けて実行するもまだ終わらずで、途中でキャンセル。
しかも間違ったやり方だったのでSSDの初期化をやり直す事はできず(-_-;
無為に時間ばかりが過ぎていく事に・・・。
今回の記事も紆余曲折を経てSSDの初期化に成功するのですが、前回記事へのブコメにて正しい「GPTフォーマットしたSSDをMBRフォーマットに戻す方法」を教えて頂きましたので、皆さんはそちらの方法をお試しください。
今日の記事の大部分は私の無理矢理なSSD初期化方法の話です(^-^;
【目次】
紆余曲折のSSD初期化への道
前回記事で私に気付きを与えてくれたサイトにGPTフォーマットしたSSDをMBRフォーマットにし直す方法が載っていました。
まずはそこから確認してみましょう。
前回は焦ってSecure Eraseを見つけられませんでしたが、落ち着いてから探したら普通にサイトの左メニューに「Secure Erase」という項目がありました(^-^;
焦っていると人間ダメなものですねorz
Secure Erase
WindowsXP/Vista/7/8 にて USB-接続 して(2.5インチHDDケース(SATA接続タイプ)\1000~\2000くらい) 簡単にどこのメーカーSSDでも
Secure Erase (初期化) 及び Trim できるツールが最近 出ました。2013-05-08
パソコンで Windowsを使っている時に USB-ケースに入れて
Secure Erase (初期化)したいな~って時に
Windows 上から 初期化できる ソフトがあったら いいな~って思ってました。
やっとWindows 上で できるツールが開発されました。
ソフト名 : TxBENCH (テックスベンチ ?)
開発元 : 株式会社 テキシム
ファイル名: 0.91beta お薦め安定ver
(随時 変更あり 開発ver によっては 不安定になるかも )
txbench091b.zip 1048KB
公開日 2013-05-08
http://www.texim.jp/txbench.html
使い方は 簡単です。USB-ケースなどに Secure Erase したいSSD/HDDを入れて 接続して
TxBENCH を実行して
間違えないように 対象のSSDを選び
TxBENCH のデータ消去 > Secure Erase(エンハンスド) を実行してください。
エンハンスドSecure Eraseに対応してないSSDだよ と警告が出た場合は
一番上のSecure Erase で行ってください。
終われば 初期化出来ています。
ふむふむ。
SSDをUSB接続して「Secure Erase (初期化) 」する事が出来るソフトが2013年ころにできたんですね~。
というかSecure Eraseって初期化って意味ですか(^-^;
SSDを初期化できるソフトの名前が「TxBENCH」というそうです。
「データ消去」→「Secure Erase」で良いそう。
ということで早速やってみましょう!
ベンチマークソフト「TxBENCH」の説明画像。
ストレージのベンチマークソフトなのですが、そのオマケ機能で「Secure Erase」というSSDの出荷時状態に戻せる機能があるようです!
「TxBENCH」のダウンロードサイトは下記になります。
ストレージベンチマークソフトウェア TxBENCH
SSDやハードディスクなどのストレージ性能を計測するベンチマークソフトウェアです。
ストレージの性能を簡単に計測できるだけでなく、アクセスパターンを設定した詳細な速度計測や長時間の速度計測などが行えます。また、SSDやハードディスクの搭載機能の確認や自己診断情報「S.M.A.R.T.」の確認などを行うストレージツールとしてもご利用いただけます。
早速最新版である「ベンチマークソフト TxBENCH 0.95 beta」をダウンロードして解凍します。
そして解答した「TxBENCH.exe」を実行します。
最初に「使用許諾契約書」画面が開くので「使用許諾契約書を読みました」にチェックを入れて「同意する」ボタンを押します。
TxBENCHを起動したところです。ベンチマークソフトの画面ですね。
上部メニューの「データ消去」を選ぶと・・・
「Secure Erase」が出てきました!そうそう、コレを探していたんですよ!
上部「ドライブ」にSSDとHDDが表示されるので、間違ってHDDの内容を消してしまわないように注意しながらSSDを選んだ状態にします。
そして、項目の「Secure Erase」を選んで「開始」ボタンを押します。
「データ消去の注意点」画面。内容をきちんと確認して良ければ「はい」ボタンを押します。
実行するとデータが全部消えますので、HDDが選ばれていないか再度ドライブの名称を確認しましょう!
私の場合はSSDが「KINGSTON」製なので合っています(^^)v
そして最終確認が!HDDやSSDの中身が全部消える作業なので確認が慎重ですね(^-^;
「はい」ボタンを押します。
2分位で終わるところが5秒後に
「Secure Eraseに失敗しました。」
というメッセージが(>_<)
(この辺からさらに大慌てになったのでハードコピーを取るのをやめて作業に没頭し始めます(^^;)
試しにTxBENCHの「Secure Erase(エンハンスドモード)」をやってもエラーで失敗(>_<)
続いて「TRIM」というのをやっても失敗(;_;)
「パーティションが分かれた状態でやっているのがダメなのかな?」
と思って、Windowsの「ディスク管理」からSSDの切ってあるパーティションを削除して1つのドライブにまっさらにします。
TxBENCHに戻るとキングストン製のSSDが先程は「A: B: F:」だったのが「E:」1つになっています。
この状態で再び「Secure Erase」実行!
・・・
5秒後に失敗メッセージ(T_T)
先ほどと同様に「Secure Erase(エンハンスドモード)」、「TRIM」も失敗。
「もうヤケクソだ!」
と一番下の「上書き消去」を実行します。
これはエラーにならずに実行できたのですが、再び1時間以上掛かりそうなので、いったん途中でキャンセル。
「はぁ、どないしたらいいんだ。まさかのSecure Eraseが出来ないなんて。ホントにSSDが壊れてしまったんじゃ・・・」
という絶望的な気持ちになりながらWindowsの「ディスク管理」画面を表示してみると・・・
SSDが「初期化されて...」の表示に変わっています!
これは「初期化されていません」のメッセージの省略表示なのですが、この状態になっているなら「ディスクの初期化」が選べるんじゃ!
とWindowsの「ディスク管理」画面を一度閉じて再表示してみると・・・
キターーーーーーーーーーーー(*^o^*)/
「ディスクの初期化」画面が表示されてパーティションスタイルが選べるようになりました!!!
そう、このMBRが選びたかったんですよ!!!!!
と、ここで一度立ち止まります。
TxBENCHの「上書き消去」を実行すると、どうもSSDを初期化前状態に戻すことが出来るのが分かりました!
ですが先ほどは「上書き消去」を途中でキャンセルしてしまっています。
途中キャンセルが原因でSSDのクローンとかが再び失敗する様なことがあると、下記の手順を再びやらなければいけません。
TxBENCHの「上書き消去」(数時間) → HDDからSSDへクローンコピー(3時間以上) → HDDからSSD換装し動作チェック(30分)
これだけで半日潰れる勢いです(-_-;
手抜きで進めるわけにはいきません。
という訳で、改めてTxBENCHの「上書き消去」をきれいに実行させる事にしました(^-^;
・・・(上書き消去実行中)・・・
結局3時間後に「上書き消去」が終わりました(-_-;
もう疲れ果ててきたので、今日の記事もこの辺で終わりにしますが、結論だけ先に言っておくと「この後は全部うまく行ってHDDからSSDに換装出来ました!」
長かったHDDからSSDへの換装もようやく終わりを迎える事が出来そうです。
次回記事へと続く!
正しいGPT→MBR手順
今回は私の知識不足から上記のようなベンチマークソフト「TxBENCH」の上書き消去から無理矢理SSDを初期化前状態に戻しましたが、もっとスマートな方法をブコメにて教えて頂きました(^-^;
id:photoblgさん
Windowsのディスクの管理からフォーマットしてはどうですかね?http://qa.elecom.co.jp/faq_detail.html?id=5994
という事で、教えて頂いたURLに行ってみると・・・
Q.【LaCieHDD】GPT形式のハードディスクをMBR形式にしてフォーマットしたい(ディスク管理版)
このコンテンツでは、GPT形式のディスクをMBRに変更する方法をご紹介しています。
本操作の対象OSは以下です。
【対象OS】
WindowsVista、Windows7、Windows8.1、Windows10
【作業手順】
①ディスクの管理を起動します。
②ディスクの管理上で、ボリュームを削除します
③MBRディスクに変換します。
④フォーマットします。
という事で、GPT形式にしてしまったSSDやHDDをMBR形式にしてフォーマットする事をWindowsの「ディスクの管理」だけで出来るそうです(^o^;
これを知っていれば、無駄に「上書き消去」で3時間消費とか馬鹿な事をしなくて済んだのですが、まぁ時既に遅しで(-_-;
この記事を読みに来て下さった方は、スムーズにGPTからMBRにフォーマットし直してください(^-^)v
詳しい作業手順は上記ページに、図解付きで詳しく載っていますので、参考にされてください!
連載目次:HDD→SDD換装
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- 投げ売りSSD240GBがGWにも関わらず3日で届いた!【開封の儀】
- SSD外付けドライブケースが届き、SSDを装着してみました!【開封の儀】
- SSDドライブのフォーマット手順【Windows10編】
- HDDからSSDへ中身を丸まんま移行!クローンの実行方法♪
- HDD→SSDに載せ替える写真付き図解!しかしWindowsが起動しない!?
- クローンしたSSDから起動できない(>_<)Windows7修復ディスクを使うも・・・
- クローンしたSSDが起動できなかった訳。その原因と誤った対策をば・・・
- SSDを初期化し直す方法!GPT形式からMBR形式フォーマットへ!
- SSDへのクローンがようやく完了!最後の悪あがきの一部始終(^^;
- HDD→SSDクローン換装のアドバイスまとめ!
- SSDを快適に使うために行った2つの最適化
- 【まとめ】HDD→SSDクローン換装の作業!SSD購入から換装後の最適化まで!