W杯の相場動向
一ヶ月間に渡って熱戦が繰り広げられたサッカーW杯ブラジル大会も月曜日の早朝で終わりましたね~。
延長戦の末にドイツがアルゼンチンを下し、優勝トロフィーであるW杯を手にしましたね!
MVPに選ばれつつも落胆した表情のアルゼンチン代表メッシのニュースに心打たれました。
さて、W杯も終わりようやく為替相場も平常運転に戻るかと思います。
ブロガーにとってはW杯の日本戦の日はアクセスが集まらない日となり影響があったと思いますが、為替相場はもっともっと影響が大きくありました。
あれだけ大きな世界大会です。
全世界が注目します。
そう、為替トレーダーも相場よりもサッカーW杯の方が気になる訳ですよ(笑)。
いや、本当に。
ちょっと良いデータがないのですが、FXか株式のトレードをしている人には実感として分かったと思うのですが、いや本当に
ほとんど相場が動かない!
1ヶ月間でした(^^;
1日に普通に1円程度の値幅で動く通貨ペアも、1日30銭とかの値幅しか動かなかったり、「動いた!」と思っても少し上げ下げして終わりで続かなかったりで、相場は非常に閑散としていました。
日本はどうか分かりませんが、海外の為替トレーダー達はW杯期間は休暇を取って過ごす方が多かったそうで、その影響でほとんど相場が動かないというトレーダーに取っては辛い日々でした。
でもそんな辛い日々ともオサラバ!
W杯も終わり昨日からなかなかの値動きになってきました!
今週の相場観
今週の相場観については昨日、良いブログ記事を見付けましたのでご紹介させて頂きます。
【今週の為替注目点】ワールドカップ終了でご祝儀相場? それともユーロ売り再開? | FXで年収補完計画|FXで年収補完計画
こちらのポゾさん(id:hosshy1225)が書かれた記事ですが、ドル/円やユーロ/ドル、豪ドル/ドルなどの通貨ペア毎にチャートとトレンドライン、一目均衡表が表示されており非常に流れが見やすいです。
私の注目は通貨安に誘導したい思惑のあるユーロ。
ユーロ/円は三角保ち合いを下抜けしているという事で、この下は何もない状態とのこと。
私の見立てでも週足の52本線にほぼ到達しており、そこを下抜ければ後は104本線の127円まで何もない状況ですので、書かれていた通りフリーフォールになったら楽しいな~、と。
現在のEUR/JPYが138円ですから、137円まで下落すれば10円強の下落!
まぁ1ヶ月位掛けて落ちるんでしょうが、そんな下落を取れると嬉しいですね~♪
今週の重要経済指標等
この記事をアップする時には既に発表済みかもしれませんが、本日お昼頃に日銀金融政策決定会合の決定事項発表があります。
昨日から開催されてました。
15:30からは黒田日銀総裁が定例記者会見を行います。
・・・
なんて書いてて一応チェックしたら既に日銀の声明発表が行われていました。
一部抜粋すると
【日銀声明発表抜粋】
- マネタリーベースが、年間約60~70兆円相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う(全会一致)
- 経済・物価情勢について上下双方向のリスク要因を点検し、必要な調整を行う
- 消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動みられているが、基調的には緩やかな回復を続けている
- 消費者物価の前年比は、暫くの間、1%台前半で推移するとみられる
- 2014年度実質GDPを1.0%と下方修正。15年度を1.5%、16年度を1.3%で維持
- 2014年度コアCPI見通し中央値は3.3%、15年度を2.6%、16年度を2.8%
という訳で、事前予想通りサプライズはありませんでした。
2014年度実質GDPを4月の1.1%から1.0%に下方修正した事くらいが変わったところでしょうか。
一時的にドル/円が買いで反応しましたが、すぐに戻して終わったようです。
盛り上がりに欠ける展開ですね~。
本日15:30の黒田日銀総裁の定例会見もサプライズはないでしょうから、為替にはほとんど影響ないかもしれませんねー。
ふーむ。
さて、海外に目をやりましょう!
まずは今晩2014/07/15(火) 23:00にイエレンFRB議長の議会証言が控えています。
ハト派的発言から、金利上げを示唆するタカ派的発言になるかが注目されています。
明晩はカナダの政策金利発表があります。
既定路線は据え置きですが、好調を維持するカナダ経済を背景にサプライズを期待する声も聞かれます。
カナダ銀行(中央銀行)、政策金利発表
2014/07/16(水) 23:00
予想:1.00% 結果:ー 前回1.00%
木曜日は前回W杯の開催地となった南アフリカの政策金利発表があります。
時間はよく分からなかったです。
金利は5.50%で据え置きとの予想。
しかし高い金利ですよね~。これでも一時期の10%越えの金利からはかなり落ちていますから、再び高金利になっていく様なら、スワップ狙い通貨として再び脚光を浴びるかもしれません。
南アフリカ準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
2014/07/17(木) --:--
予想:5.50% 結果:ー 前回5.50%
と、今週の重要経済指標はこんなところです。
個人的にはユーロ/円の動向が気になります。
果たして底抜けするのか、それともまだ横這いを続けるのか?
注目していきたいです。
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