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全キャリア&SIMフリーiPhone6s iPhone6sPlus価格比較!

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iPhone6s予約開始

2015/09/12(土)から開始されたiPhone6sとiPhone6sPlusの購入予約。
ドコモ、エーユー、ソフトバンクの3大キャリアは勿論、製造元であるAppleも一斉に揃って予約開始となりました。
発売は2015/09/25(金)。
今日が2015/09/15ですから、後10日後にはiPhone6sを購入することが出来ます。

で、昨日はauのiPhone6sとiPhone6sPlusの価格を調査して記事にしました。

auは既存ユーザーを大切にする方針で行くみたいで、auのユーザーには「ファストクーポン」が郵送されています。
このファストクーポンを利用すると、機種変更でiPhone6s又はiPhone6sPlusを購入する場合に15,000円引きになります!

これ以外にもiPhoneの下取り等も利用すればもっと安く購入する事が出来るでしょう

と、ここまでで連日記事にてApple、SoftBank、docomo、auと順にiPhone6s価格を調べてきましたので、全部を一度に比較して

「どこで購入するのがお得なのか?」

を調べていきたいと思います(^-^)/

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本体価格比較

これまで個別にiPhone6sとiPhone6sPlusの価格を調べてきたのは下記記事達。

ようやく全キャリアとSIMフリーiPhone6sの価格が出揃いましたので一堂に会して比較したいと思います!

まずはiPhone6sから。価格はすべて税込価格です。

【iPhone6sキャリア及びSIMフリー価格一覧】

ストレージ SoftBank docomo au Apple
iPhone6s 16GB 93,600円 93,312円 84,240円 93,744円
iPhone6s 64GB 106,560円 99,792円 97,080円 106,704円
iPhone6s 128GB 119,520円 99,792円 109,920円 119,664円

各ストレージ容量毎に最安値の価格を赤文字にしました(^^)w
最安値はiPhone6s 16GBならau。
iPhone6s 64GBもau、iPhone6s 128GBはdocomoとなりました。

続いてはiPhone6s Plus。

【iPhone6sPlusキャリア及びSIMフリー価格一覧】

ストレージ SoftBank docomo au Apple
iPhone6s Plus 16GB 106,560円 99,792円 97,080円 106,704円
iPhone6s Plus 64GB 119,520円 99,792円 109,920円 119,664円
iPhone6s Plus 128GB 132,480円 99,792円 122,760円 132,624円

こちらもiPhone6sと同様に最安値の価格に赤文字で分かるようにしています。
iPhone6s Plus 16GBの最安値はau。
iPhone6s Plus 64GBはdocomo、iPhone6s Plus 128GBもdocomo。
という以上の様な結果になりました。

本体価格の最安値はaudocomoが独占した形になります。

2015/09/15時点での各社の料金を参考にしたのは下記リンクより。

SoftBankの料金
http://cdn.softbank.jp/corp/set/data/group/sbm/news/press/2015/20150911_02/pdf/20150911_01.pdf


docomoの料金
ドコモからのお知らせ : iPhone 6sおよびiPhone 6s Plusの販売価格について | お知らせ | NTTドコモ


auの料金
http://www.au.kddi.com/iphone/ryokin/price-6s/
http://www.au.kddi.com/iphone/ryokin/price-6s-plus/


Appleの料金
iPhone - Apple(日本)

あなたが予約したり購入しようと言う時には公式ページの最新の価格やキャンペーン内容を吟味した上で購入を決断した方が良いと思います(^-^)w

価格戦略

iPhone6s販売元であるApple社の価格がベースになるのは当然ですね。
キャリア各社はiPhone6sをAppleから卸値で購入し、自社の利益を乗せて販売します。
なのに何故キャリア各社の方がAppleのSIMフリーiPhone6sよりも安く出来るのでしょうか?

1.SIMロックフリーiPhone

第一はAppleは「SIMフリーなのでアドバンテージがあるから一番高い」というのがあります。
SIMフリーとは「どこのキャリアのSIMでもデータ通信できる」事を指します。
AppleがSIMフリーiPhoneを販売する前は、iPhoneはdocomoで購入すればdocomoでしか使えなくて、docomoで買ったiPhoneにauやSoftBankのSIM(シム:電話番号等の情報を持ったICチップ)を指しても、電話も出来ないしデータ通信も出来ませんでした。
この様に、「購入したキャリアでしか使えない状態」SIMロックと言い、これが当たり前でした。

ところがSIMロックの掛かっていないSIMロックフリー(略してSIMフリーと呼ばれる事が多い)のiPhoneを昨年発売になったiPhone6をAppleが販売する様になって風向きが変わりました。
SIMフリーのiPhoneであれば、docomoでもauでもSoftBankでもどのSIMを挿しても使うことが出来ました。
それだけじゃなくて、海外旅行に行って現地のSIMを利用して電話やデータ通信をする事も出来ました。
そういったアドバンテージとなるSIMロックフリーのiPhoneを販売するのは日本国内ではAppleしかいないので、Appleは強気の価格設定が出来るのです。

2.MVNO(格安SIM)はdocomoの独壇場

2015年5月以降に発売されるスマートフォンには総務省の指導により「SIMロック解除の義務化」がなされる事になりました。

原則はキャリアで販売されるスマートフォンは、そのキャリアでしか使えませんが、このキャリアロックとも呼べるSIMロックを解除しなければいけなくなりました。
もちろん全員のSIMロックを解除しなければいけない訳ではなくて、

「SIMロック解除お願いします!」

と申し出てきてユーザーに対してだけSIMロックを解除してくれる様になりました。
このSIMロック解除は原則スマートフォンの購入半年後には解除しなければいけない事になりました。

ユーザーからすればSIMロックが解除されてどこのキャリアのSIMでも使えるのは非常に利便性が高く良い話ですが、キャリアにとってはたまったものではありません(>_<)
10万円以上もするiPhoneを販売して2年間使ってもらってようやく元が取れる価格戦略を敷いていたのに、購入して半年後には別のキャリアにユーザーが移ってしまう可能性が高まったのです(;_;)
ですので今回のiPhone6sは2年経つ前に解約する場合には非常に高い解約金が請求される恐れがあります。
まだ本体価格が出揃っただけで、解約金や解約時の違約金に引っかかる条件が出揃っていないので分かりませんが、昨年までの様にはいかないと思います。

その点、docomoはアドバンテージがあります。
SIMロック解除しなくてもMVNOの格安SIM(月額2,000円程度で電話と高速データ通信ができる)を利用する事が出来るからです。
MVNO事業者は現在数十社ありますが、それらの内2社以外はすべてdocomo系列のMVNOなんです。
docomo系列というのは、「docomoから回線を借りてサービス提供しているMVNO事業者」という意味です。
大多数のMVNOがdocomo系列なので、docomoのiPhone6sを購入すればSIMロック解除すらも不要でそのままMVNOのSIMが使えます。
この2年経過後もユーザーを確保できる公算の大きいdocomoは今回は積極値引きで、しかも10万円以下で販売する事により、分割払いの審査も緩く済むため、今回のiPhone6sでは一人勝ちする可能性すらも秘めています!
今年のiPhone6sの台風の目はdocomoなんじゃないかと1人勝手に思っています(^-^)w

3.auは既存ユーザーを大事に&MVNOも利用可能

先ほどの話と被りますが、MVNOはdocomo系列だけじゃなくてau系列もあります。
mineo(ミネオ)とUQモバイル(ユーキューモバイル)の2社がau系列のMVNOになります。
docomoよりは価格が高めだったり各種サービスが弱いau系列MVNOですが、利用者がまだ少ない分、ユーザーが回線を占有する頻度が少ないため

「混んでて使えない!」

という声をあまり聞きません。
docomo系列のMVNOだと皆が繋ぐお昼休み(12~13時)等は恐ろしく遅いスピードしか出なくて「使い物にならない!」という苦情の声もよく挙がっています(-_-;
その点、ユーザーの少ないau系列MVNOは混雑することがないために、今後も快適に使うことが出来て良いのかな、と思います。
auはこの点がアドバンテージになりますねー。

そしてこの記事の冒頭でも書いた「ファストクーポン」で割安に機種変更出来る措置を取っています。
既存ユーザーに優しくau系列MVNOにも優しいauも今回iPhone6sを結構売るのではないかな~、と思います。

4.SoftBankは苦戦か?

現時点での価格が、Appleから少し割り引きしただけというソフトバンク(SoftBank)は一番苦戦しそうな雰囲気があります。
ただ日本で一番最初にiPhoneを販売し始めた会社なので、現在でもiPhoneユーザーが一番多いのはSoftBankなのではないかと思います。

まだ最初のジャンケンを出した状態で、各社の価格やキャンペーンを見た上で第2、第3の手を出してくるのがソフトバンク。
昨年も予約開始後にキャンペーン内容をドンドン刷新したソフトバンク。
今年も終盤の巻き返しに期待ですね(^-^)/