FXの準備
昨日はFXトレードをするために必要な準備についてご紹介させて頂きました。
投資未経験者がFXを始めるために必要な3つの準備 - マネー報道 MoneyReport
【FXを始める時に必要な3つの準備】
- ネット取引の出来る銀行口座の開設
- 投資資金を集める
- FX投資口座を開設する
今日はFXのトレードの基礎知識のお話です。
しかも地球を巡る壮大なお話です(^_^)v
FXは1週間に120時間もトレード可能!
FXのトレード可能時間は非常に長いのが特徴ですが、どの程度長いのか比較するために日本の株式取引のトレード可能時間から見てみましょう。
日本株の株式相場で取引しようとすると、取引時間は平日の午前と午後の2回で前場(ぜんば)と後場(ごば)に分かれています。
それぞれのトレード可能時間は下記の様になっています。
【株式相場の取引可能時間】
前場:09:00~11:30
後場:12:30~15:00
午前と午後に2時間半ずつ、合計5時間しか株式を売買する事は出来ません。
普通に見て、もしサラリーマンが株式相場できちんとチャートなどを見ながらトレードしようと思ったら、お昼休みに掛かる12:30~13:00の30分だけに限られます。
これは短い!
しかも株式相場の場合は前場の最初と後場の最後に、売買をぶつけてくる投資家も多いため12:30~13:00のトレード時間はなかなか狙いにくい所。
もちろん指値や逆指値等の注文方法も使えば、チャートを見ていない時間にもトレード出来ますが、市場の急変には対応しきれないので難しい場面もあります。
また株式取引の場合は、平日であっても祝日の場合は証券取引所がお休みになってしまうため、取引する事が出来ません。
続いて、FX(外国為替証拠金取引)のトレード可能時間を見ていきましょう。
【FXのトレード可能時間】
- 平日の24時間取引可能!
- 月曜日07:00~土曜日07:00
- 祝日もトレード可能♪
という事で、月曜日の朝から金曜日の未明まで取引する事が可能です!
これがFXが「眠らない市場」と呼ばれる理由です。
どうしてこんなに長い時間取引が出来るのでしょうか?
それは外国為替市場が世界のマーケットをぐるぐると地球を回る様に巡りながら進んでいくからです。
日本だけで言えば日本の外国為替市場も09:00~17:00位で終わっています。
ですが外国為替の取引は何も日本だけで行われている訳ではありません。
オーストラリアや香港、イギリスにアメリカと世界各国の金融市場で外国為替市場が開かれ取引されています。
ちょっと地球の自転をイメージしながら以下の文章を読んでみて下さい(^^)/
日本時間で07:00頃にニュージーランドやオーストラリアの外国為替市場が開き取引を開始し、続いて東京市場が09:00頃に開きます、太陽が巡るのに合わせて香港市場や中東の市場も開き、16:00頃に欧州市場が開きます。21:00頃にはアメリカ市場が開き朝方アメリカ市場が閉まる頃に、地球を一周して再びニュージーランドやオーストラリアの市場が開く、という。
地球の自転に合わせて、地球上の色々な国で外国為替市場が開かれ閉じて、次の市場にバトンタッチしながら地球を一周しまた翌日の市場が開いていくと言う訳です。
非常にグローバルな市場、それがFXの外国為替市場です。
またトレードにおいては、アメリカなどで行われているサマータイムについても意識しておく必要があります。
夏時間の終わり。冬時間の始まり。経済指標発表時間のズレに注意 - マネー報道 MoneyReport
標準時間:11月の第1日曜日の翌日~翌3月の第2日曜日翌日
夏時間 :3月の第2日曜日~11月の第1日曜日
サマータイム(夏時間)は時計の針を1時間前倒す施策で、FXトレーダーはモロに影響を受けます。
ご注意を。
チャンスは夕方から夜にかけて訪れる
という訳で平日の24時間トレード可能なのが、FXの魅力の1つです。
株式相場であれば普通に働いているサラリーマンが挑戦するのには、時々トイレに行ってスマホで相場をチェックしてとかコソコソとトレードしなければいけません。
しかし、FXであれば24時間市場が開いているので、仕事が終わって家に帰ってきてからゆっくりトレード出来ます。
しかもこの夕方から夜にかけてがもっともチャンスの時間だったりします!
それは英国のロンドン市場が開く夕方と、米国のニューヨーク市場が開く夜とが丁度、欧米勢の投資家達が頻繁にトレードするタイミングだからです。
世界の外国為替取引の内、欧州と米国の投資家達が取引する割合も高いですし、一番取引が活発になる時間を狙って世界中のトレーダー達が取引するので出来高も多く、値動きも大きかったりします。
まさに日本人のサラリーマン向けに準備してくれたんじゃないの?
と思うくらいの好条件♪
日本人の投資家の間でFXが人気なのは、このトレードのしやすい時間帯と相場のチャンスの時間が重なってくれたからこそ、というのもあるんです。
眠らないのは市場?それとも投資家?
眠らない外国為替市場。1週間に120時間も取引可能です。
眠らないのは市場の方でしょうか?
市場は眠りませんが、投資家達が寝静まる時間帯は閑散としており、値動きも小さかったりします。
投資家も寝るんです。(当たり前ですが)
ところが、ひとたび大きな事件やニュースが報道されると夜中になっても荒い値動きが続き市場は眠りません。
「チャンス到来!」とばかりに夜中にもトレードをし続ければ徹夜で朝までトレードする事が可能です。
ましてや損失を抱えたポジションを持ったまま、自分の損失が膨らむ方向に夜中の間ずっと進んでいったりしたら・・・
眠れないのは投資家の番
になります。
これ笑い話じゃなくて、私も実際に年に何度かあったりするので、おっかないんです。
眠らない市場と眠れない投資家というお話でした。
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