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中学生に月額500円以下でスマホを持たせる方法!2016年版

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中学生にスマホを持たせたい


ここ最近アクセス解析を見ていると、古い記事で人気の出ている物がありました。
それが下記の「中学生のお子さんに月額500円でスマホを持たせる唯一の方法 」という記事。

これはまだMVNO(仮想移動体通信)の格安SIMが珍しかった頃に書いた記事だったので、古いdocomoの白ROMスマホ(ARROWS Me F-11D)とDTI SIM(月額500円で150Kbpsのパケ放題)を組み合わせた

「とにかく安く持たせたい!」

という親御さんのニーズを汲んだ組み合わせとさせて頂きました。
実際に当時私も使っていた組み合わせだったのでオススメでした(^-^)v

しかし、時は経ち2年も経過すると流石に古臭い組み合わせで、MVNOも色んな組み合わせが多数出ている昨今ですから、もう少し今時の組み合わせを考えてみましょう(^-^)/

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中学生にスマホが必要?


ただ一度立ち止まって考えておかなければいけない事があります。
それは

「本当に中学生にスマホは必要なの?」

という点です。

大人であれば電話やメールで連絡が取れないと社会生活に支障をきたしますのでスマホは必須なツールですが、果たしてまだ子供である中学生にスマホは必要なのでしょうか?

中学生の子供さんにスマホが欲しい理由を聞けば

「友達が皆、持っているから」
「LINEできないと仲間外れにされちゃう!」
「勉強アプリで勉強したいから」

などなど色んな理由が返ってくることと思います。
特にアプリの「LINE」は多くの子供さん達が連絡を取り合う手段として普及しています。
LINEの便利さを知ってしまえばなかなか後戻りは出来ない事でしょう(-_-;
ただLINEを使った仲間外れやイジメが起きているのも事実です。
またゲームアプリや動画を見続けてしまって勉強をする時間が減ってしまうなんて事もありえます(>_<)

そうならないように、中学生の子供さんにスマホを買い与える前に、きちんと親子で約束、ルールを作っておきましょう!

基本的な考え方

さて、実際に中学生の子供さんにスマホを買い与える事が決まったとします。

「中学校に進学する子供にスマホを持たせたい。でも節約したい!」

というのが親御さんの思うところではないかと思いますので、その移行に沿ったプランを検討します。
基本は2年前と変わりません。
下記の組み合わせで月額500円以下で中学生のお子さんにスマホを与える事が可能です。

【中学生に月額500円以下でスマホを持たせる方法】

  1. MVNO(格安SIM)を利用してパケ放題で月額500円以下に抑える!
  2. 電話は050のIP電話を利用する事で安く抑える!
  3. SIMフリー格安スマホを購入し安く抑える!

と、なります。
それぞれの項目について、各章ごとに見ていきたいと思います。

500円以下の組み合わせ

ではまずはMVNOの格安SIMから見てみましょう(^-^)v
原則はどこのMVNOのSIMを使っても「パケ放題」が実現出来ます。
ここで言うパケ放題とは、低速かもしれないですがずっとパケット通信(3GやLTEによる電話回線網でのデータ通信)が出来る事を指します。

2014年当時は500円以下で利用できるMVNOはDTIとワイヤレスゲートの2社だけでしたが、現在は下記の3社に増えています。
表では4社ありますが、一番下の楽天モバイルは525円と少しだけ予算オーバーしますが、利点もあるので載せておきました。

MVNO プラン名 月額料金 最大受信速度
DMM mobile データSIMプラン ライト 440円 200kbps
ワイヤレスゲート Wi-Fi+LTE 480円プラン 445円 250kbps
トーンモバイル ServersMan SIM LTE 467円 250kbps
楽天モバイル データSIM ベーシック 525円 200kbps

安い順にその特徴を見ていきましょう(^^)/

DMM mobile「データSIMプラン ライト」

まずはパケ放題の最安値ですが「業界最安値を目指す!」と息巻いていたDMM mobileが面目を保ちました。
月額440円で通信速度が200kbpsと速度的には低めですが、通信開始の短い時間だけ高速通信になる「バースト機能が付いているので、実際に使ってみるとそこまでの遅さを感じないと思います。
また、今後も他社がこの最安値よりも安い金額でサービスを提供しても、追随して値下げを勝手にしてくれるので

「とにかく最安値で行きたい!」

という方にはDMM mobileがオススメですね。

DMM mobile データSIMプラン ライト

ワイヤレスゲート Wi-Fi+LTE「480円プラン」

続いては月額445円(税抜)と、DMM mobileよりも5円高い値段ですが通信速度が250kbpsと若干早いのが良い点です。
また今回紹介する格安SIMの中で唯一「無料でWi-Fiスポットサービス」が付いてきます!
これは「無線LANスポット」と呼ばれるWi-Fiの電波が飛んでいる場所では、そのWi-Fi回線を使う事で高速なデータ通信が可能になり、またSIMのデータ通信回線を使わないで済むために、高速データ通信の容量の節約をする事も出来ます(このプランには高速データ通信は付いてきませんが(-_-;)。
駅、空港、ファストフード、カフェ、商業施設など全国約40,000カ所の無線LANスポットを利用可能です♪

「Wi-Fiスポットも使って高速通信もしたい!」

という子供さんにはワイヤレスゲートがオススメですね。

SIMサービス | 株式会社ワイヤレスゲート

トーンモバイル「ServersMan SIM LTE」

こちらは元々はDTIこと株式会社ドリーム・トレイン・インターネットのサービスだったのですが、2015年10月1日からトーンモバイル株式会社にサービスが移管されています。
ですが、「サービス内容、料金、回線品質」については変更なしとの事なので、安心して使って良いのではないかと思います。
ServersMan SIM LTEは通信速度が250kbpsとなっていますが、私が実際に使っていた頃は普通に1Mbpsとか出る時もしょっちゅうで、かなり快適に使うことが出来ました(^-^)v
月額467円という事なので、DMM mobileよりは27円高いですが、近所で使っている人がいて「ServersMan SIM LTE早くて良いよ」という話が聞けるなら、コチラを買うのがよいかもしれません。

ServersMan SIM LTE

楽天モバイル「データSIM ベーシック」

こちらは楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズが2015年12月1日に「楽天コミュニケーションズ」に社名変更して、サービス展開しています。
楽天モバイルは通信速度が200kbpsと低めで、それでいて価格が525円となりDMM mobileよりは85円高くなります。
楽天モバイルの売りは「毎月楽天スーパーポイントがもらえる」点で、100円で1ポイントもらえるので、月に5ポイントもらえますか。
あれ?大したことないぞ(^^;
他には、格安スマホをさらに値引きして売ってくれるキャンペーンなどもよくやっているので、格安スマホとセットで安く買いたい人には良いのかも。

楽天モバイル データSIM ベーシック


と、いう訳で4社のMVNOを見てきました。
パッと見の良さで行けばWi-Fiも付いてくるワイヤレスゲートが良い様に見えるかもしれませんが、残念ながらその実際に使えるWi-Fiスポットは現在では少なくて使い物になるレベルではありません(-_-;
速度重視だと250kbpsが良い様に見えますが、200kbpsですが「バースト機能」のあるDMM mobileが使い勝手もよいのでオススメです(^-^)v
まぁ何といっても最安値ですし、月額440円なら税込でも475円とワンコイン以下に抑える事が出来ますのでDMM mobileがベストチョイスになるかと思います(^-^)/

600円出せば1G分の高速データ通信可能

また、あと100円出すのを許せるのであれば、高速データ通信が1GBまで出来るプランが利用できるのでご紹介します(^^)/
これは2社が提供中です(^^)v

MVNO プラン名 月額料金 最大受信速度 高速通信容量
DMM mobile データSIMプラン 1GB 590円 225Mbps 1GB/月
DTI SIM データプラン 1GB 600円 225Mbps 1GB/月

深掘りします。

DMM mobile「データSIMプラン 1GB」

先ほど紹介したDMM mobile「データSIMプラン ライト」の440円に150円上乗せするだけで1GBの高速データ通信が付いてきます!
データ通信速度は最大で225Mbpsという速さです!
1GBを超えた分については200kbpsに速度が落ちます。
1GBとは言え、高速データ通信出来るのはかなりのアドバンテージなので結構オススメです(^-^)v

DMM mobile データSIMプラン 1GB

DTI SIM「データプラン 1GB」

こちらはDTI(ドリーム・トレイン・インターネット)がServerManSIMを切り離した後に改めて作ったプランになります。
サービス名称も「DTI SIM」に改めました。
月額600円で1GBまで高速データ通信ができるのが便利です。
1GB超過分については200kbpsに速度制限されます。

DTI SIM データプラン 1GB


この2社については、正直どちらでも良いと思います。
月々10円の差額がありますが、ほとんど誤差なのでDMMかDTIで好きな方を選んで契約するのが良いかと思います(^^;
ただ100円追加するだけで、1GBの高速データ通信という恩恵が受けられるのはかなりのアドバンテージなので、お財布が許す親御さんはこちらを契約して与えてあげた方が感謝されると思います(*^^*)v

従量課金プランは高くつく

また補足をしておくと、「So-net モバイルサービス」の「0 SIM」や、「FREETEL SIM」の「使った分だけ安心プラン データ専用」などは月額0円や299円で済む場合もあるので、安く見えるかもしれません。
実際、月に500MBや1GB程度までの利用であれば、これまでに紹介したMVNOよりも安く済みます。

ですが、落とし穴もあります。
0 SIMやFREETEL SIMは、使えば使っただけ加算される従量課金の様な仕組みを採用しているため、中学生の子供が使い過ぎた時には月額が1,600円や2,470円まで最大で掛かる事になるため、安心して子供に与えることが出来ません(>_<)

中学生であれば新しいアプリや、友達との色んな連絡等でデータ通信量がかさむことも考えられますから、

中学生には一定の金額でパケ放題できるSIMの方が良い!

と結論付ける事が出来ると重います。

なので、今回の私のオススメからは除外してあります。
あしからず。

電話は050のIP電話を利用する事で安く抑える!

090や080で始まる電話番号を取得して利用しようと思うと、追加で月額700円程度支払う必要があります。
節約主体で今回は考えますから、今回は

電話番号は050のIP電話を利用します!

中でもSMARTalkを利用すると月額料金0円で使った分だけ通話料金が請求されるだけで済みます。
中学生のお子さんには

「友達には基本はLINEトークで無料通話を利用して、お店とかに電話する時だけ050の電話を使うのよ!」

と教えてあげれば良いかと思います(^-^)v

スマホの通話料をトコトン安くする | SMARTalk

料金は下図の様になっています。
090や080の通話料金と比較して半額以下になっていますので、多少使われても高額にはならないかと(^-^;

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アプリは下記リンクからダウンロード可能です。

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.fusioncom.smartalk.android&hl=ja

ただし注意点もあり、050のIP電話は「110」や「119」などの緊急電話には電話出来ません(>_<)
最寄りの警察署や消防署をアドレス帳に登録してあげるのも手ですが、下記の様なアプリも併用すると良いかもしれません。

警察に緊急通報する際に役立つアプリです。
現場の住所を通知領域に表示することが出来るので、不慣れな場所で通報の際により正確な現在地を伝えることが出来ます。
050+やFusionなど、110番に発信できないIP電話などから最寄の警察署へ電話することができます。
地図で現在地の近くの警察署を表示して電話することが出来ます。


https://play.google.com/store/apps/details?id=com.astonworks.emergencynavi&hl=ja

緊急通報ナビを使うと、近くの警察署の電話番号を表示してくれて050IP電話で電話を掛ける事が出来ます!
こちらも子供のスマホに入れておいてあげる事で、緊急時にも多少は対応出来るかと思います。

格安スマホはFREETELで決まり!

最後に格安スマホをご紹介します。

買うべき格安スマホは決まっています。
これは日本メーカーであるFREETEL(フリーテル)一択です!
FREETELが発売するスマホは全て「SIMフリースマートフォン」になります。
SIMフリーとはdocomoやau、SoftBankのどのキャリアでも基本的にはOKという、キャリアの縛りのないスマホを指します。
これまでは海外メーカー製のSIMフリースマホが主流だったのですが、昨年からこのFREETELが格安スマホ界にケンカを売る勢いで、安くそれでいて高機能なスマホをバンバン発売してます(^-^)v

私もFREETELの「SAMURAI MIYABI」(定価19,800円)を使っています♪

デザインも良く性能もそこそこよく、それでいて圧倒的なコストパフォーマンスです!
で、中学生にFREETELのSIMフリースマホを勧めるとするならば下記のPriori(プリオリ)2機種になります。

FREETEL Priori3S LTE 定価:17,800円

Priori 3S LTE(プリオリ3S LTE)の特長|FTJ152B-Priori3S LTE|FREETEL(フリーテル)のSIMフリースマホ

FREETEL Priori3 LTE 定価:12,800円

Priori 3 LTE(プリオリ3 LTE)の特長|FTJ152A-Priori3 LTE|FREETEL(フリーテル)のSIMフリースマホ

スペック比較は下表を参考にして下さい。

機種名 Priori3S Priori3
本体サイズ 高さ144mm×幅72mm×厚さ9.4mm 高さ132mmx幅65mmx厚さ8.9mm
重量 約161g 120g
ディスプレイ(サイズ・解像度) 5.0inch/TFT IPS 4.5インチ FWVGA
OS Android 5.1 Android 5.1
CPU MTK MT6735P Quad core 1.0GHz×4 Quad core 1.0GHz / 64bits
SIMカードスロット nanox1、microx1 標準x1、micro×1
メモリ 2GB 1GB
本体ROM 16GB 8GB
カメラ 背面800万画素/前面200万画素 背面800万画素/前面200万画素
バッテリー 4000mAh 2100mAh
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n 802.11 a/b/g/n
Bluetooth 4.0 4.0

Priori3Sが5インチスマホで、Priori3が4.5インチスマホになります。
それほど大きなスペック差はないですが、メモリ2GBとバッテリーが4,000mAhと2倍積んでいるのが違いにはなりますか。
特にPriori3Sのバッテリー4,000mAhってとんでもない大容量で、2日使ってもまだバッテリー残量は40%も残っていたと言う報告もあります。

1日目の朝7時から2日目の夜10時までの利用で、バッテリー残量は40%でした!まる2日間は十分に利用できます。


特に2日間利用できるバッテリーは、個人的にも衝撃を受けました!このバッテリー持続時間は高評価です。Priori3s LTEをメインで利用するのであれば、モバイルバッテリーの携帯は不要です。


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なのでお金が許すならば17,800円の「Priori3S」で、厳しいのであれば12,800円の「Priori3」を買ってあげるのが良いと思います(^-^)v
Priori3Sが2016年1月、Priori3が2015年10月に発売されたばかりという、最新機種なので今後2年間程度は十分使える機種になります。
ギリギリ3年間使えるかな(^-^;?

まぁ、高校生に上がるタイミングでスマホを再び買い換えて上げる算段で行きましょう。

まとめ

  • 「中学生にスマホが本当に必要か?」を検討し、親子でルールを作ってから買い与える!
  • 中学生に月額500円以下でスマホを持たせるには「500円以下パケ放題MVNO」、「050IP電話」、「格安スマホ」で実現する!
  • 500円以下のMVNOならバーストモード付きの最安値DMM mobileが一押し!
  • 600円出せるなら1GBの高速データ通信付きのMVNOを選べる!
  • 050IP電話は「SMARTalk」を使えば月額0円で電話番号を与えて、通話料金も割安で利用可能!
  • 格安スマホは日本製FREETELの「Priori3S LTE」か「Priori3 LTE」がオススメ!