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FXトレードの売りポジションの決済タイミングを見切った!これで負け知らず!?

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FXトレード

FXこと、外国為替証拠金取引。
皆さん口座開設してトレードしてますか?

「え?大金溶かしたからもうやってない!?」

えぇ、そう言う方は多いです。
私の職場でも周りに数名でしたがいました(^o^;
右肩上がりの上昇相場で始めたりしてしまうと、

「何でも良いから買って上がったら決済すれば良いんだ!」

となってしまって、何らかの相場のショックで急落するタイミングで損失が膨らみ口座に入っているお金がなくなって、市場から退場していく事になります(;_;)

えぇ人事ではなく、私自身も経験しています。
高金利通貨のNZドル(ニュージーランドドル)を買っては決済、買っては決済を繰り返し、運命の日。
サブプライムローンの焦げ付きに端を発した信用不安により、投資家が疑心暗鬼になり為替相場は急落。
安全資産とされる日本円が買われ(NZドルは売られ)、急激な円高により、損切り決済を入れていなかった私の買いポジションは悲惨な事に(T_T)
一度は市場からの退場を余儀なくされました。

しかし

「投資は若い内からやって鍛えておかないとダメだ!」

との思いがあったので、再び10万円をFX口座に入れてトレードを再開。

「長く生き残る!」

のを基本戦略に据えて取り組み、お陰様でその後のリーマンショックは乗り切りました(^-^)w

徐々に投資の資産を増やし、何やかんやでFXトレードを始めて今年で9年目になります。

そんな9年目のFXトレーダーですが、2015年9月のトレードで

「何だこうすりゃ良かったんだ!」

という気付きが得られたので、皆さんにご紹介させて頂こうと思います(^o^)/

従来の私のトレード

まずはこれまで失敗する事も多かった私のトレード手法から見ていきましょう。
私は下落相場が好きです。

なぜ下落相場が好きなのか?
それは下記のポイントがあるからです。

【下落相場のポイント】

  1. 下落スピードが速い
  2. 短時間で大きな値動き
  3. 一方向に動きやすい

あるポイントを下抜けた時に、一気に下振れしやすいです。
そして下振れした場合には一気に大抵数時間で十分な値幅を下げてくれます。
これはトレードする上では好都合です。

上下動しながらだと、途中損切りにあってしまったりもしますが、一気に下げてくれるので少ない損切り幅でも、損切りに引っかからずに利益方向(下げ)にだけ進んでくれるので、含み損を抱える事なく利益側に伸びてくれて助かります(^-^)w
また短時間(3~5時間程度)で50~100pips程度は下げてくれる事も多いため、十分な利益が取れます。

で、私の下落相場でのトレード手法を見てみましょう。

まずはあるポイントを下抜けたタイミングでの売りポジションを持ちます。

売り開始のポイント。
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私は主に60分足(1時間足)チャートでのトレードをします。
クロス円(米ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円 等)トレードが好きなので、クロス円のチャートを一通りチェックし下落相場の売り開始ポイントが近い通過ペアを選びます。
そしてその通過ペアの売り開始ポイントが来たら「メールで知らせて」もらいます。
リミッター設定と呼ばれたりする機能ですが、このメールで知らせてくれる機能のお陰で、相場に張り付かずに済みます。

で、メールが来たら対象の通過ペアのチャートを見て、下落の勢いがある場合には「売り」ます!

利益確定狙いポイント。
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損切りは30pips(豪ドル/円の場合には30銭)、利益確定は100pips(豪ドル/円の場合には1円)で指値注文しておきます。
上図の場合には83.8円付近で売っていますので、1円下の82.8円付近が決済ポイントになります。

ところが売って4時間後に82.987円で底を打ち、反転して上昇してしまいます(>_<)
そうすると折角最大で80pips(80銭分)も含み益が出たのに、決済できずに徐々に利益が減っていきます。

まぁ通常ですと50pips以上利益が伸びた場合には、売り値まで損切りを下げているので、もうトントンと100pipsの利益かのどちらかになるようにしているので、このチャートで言うと83.8円で売って82.98円まで含み益が伸びつつも、最終的には10時間後に上昇していく途中で売値に戻ってしまい、利益0で終わるという事が多かったです。

いつも

「何だかな~(-_-;」

と思っていました。
1万豪ドル売っていれば80pipsで8,000円の利益になるはずだったのが、結局戻してしまいトントンの0円。
売りタイミングが悪ければ損切りの30pipsマイナスで損失が出る事を考えれば、折角80pipsも途中でプラスになっていたのにみすみすその利益を逃しています(>_<)

ですがまぁ売りで100pipsプラスか、トントン、悪くても30pipsの損失、で済むために、売りのタイミングさえ間違わなければこの手法でもそこそこ利益が出ていたので、この手法を使ってきていました。

今回の見直しポイント

ですがフリーランスになって相場分析がリアルタイムで出来る様になったお陰で、

「100pipsまでいかないまでも今回のチャートの様に80pips程度の含み益でも決済してしまえば良いのではないか?」

と気が付きました!
下落相場は大体売りの絶好のポイントから3時間程度が、下落の勢いのある時間の目安です。
今回のチャートでも正にそう。

3時間後に底を売って数時間モタモタして、その後に反転して上昇して行っています。

私は100pips狙いますから、勢いがあって100pips以上動けば利益が出ますが、100pips未満だと利益確定できずに逃してしまう。

「あれ?でも私が取りたい利益は100pipsが欲しいんじゃなくて、この勢いよく下げる売りの一気に下げる部分だけの利益が取れれば良いんじゃないか?」

と思ったのです。
下落は3~5時間下げると、一度モタモタして「どっちに行こうかな?」となります。

この「どっちに行こうかな?」まで来たら、それまでの含み益で利益確定してしまえば良い!

と気付きました。
この下落時はほとんど上に戻したりはしません。
ドンドンどんどん下げ続けます。
で、その下げ分を下げて底を打ったあたりで、もう決済してしまいます。

修正後の決済ポイント。
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下落が底を打つなり、どっちに行こうかなまで来たタイミングで決済します。
そうすることで、100pipsとか関係なしに下落のスピードが強い間に下げた分だけの利益を毎回確保出来る、と。
しかも長時間持たないので、トントンまで戻る事も減り、勝率も上がります。

1回ずつの利益は100pipsまで行かないかもしれないですが、4回やって3回程度利益が出せるなら、楽々100pipsオーバーの利益が取れます(^-^)w

相場において大切な事は、大きく勝つ事よりも、負けない事の方がよっぽど大事です。

この手法により負ける回数が減り、勝つ回数が増やせればトータルとしても利益が伸ばせます。
10月は今回の手法をテストして、より必要なトレードルールを見つけ出して行こうと思っています(^o^)w

あるポイント

先ほどから売りのタイミングについては「あるポイントで売る」とだけ書いてきました。

「絶好の売りポイントが分かるなら苦労しないよ」

と思う方も多いかと思います。
私も昔は売りのタイミングが読めずに、売りは大の苦手でした(;_;)

ですが一冊のFXの本がタイミングを教えてくれました。
下記の本です。

FX先生

FX先生

  • 作者:杉田 勝
  • 発売日: 2009/05/15
  • メディア: 単行本

Amazonの書評では散々に書かれていますが、まぁこの本の通りにだけトレードしても勝てないので止むを得ません(^-^;

ですが、売りの「あるポイント」については物凄く分かりやすく解説してくれているので、売りのタイミングを知るためだけに買っても良い本です。

以前、この「FX先生 専業トレーダーを続々輩出!」については私のブログでも紹介しているので引用します。

FX先生
まずはエントリータイミングが分からなくて苦労している人に最もオススメの1冊です。
この本のP.42~P.46のわずか5ページに、エントリータイミングの極意が載っています。
このタイミングでエントリーすれば、ほぼ損切りに引っかかる事なく利益確定できる様になります。
私もこれを実践してポジションを持つタイミングを狙う様にしてから、コンスタントに利益が出せる様になりました。


FXで利益の出るエントリータイミングが分かる様になる!厳選3冊 - マネー報道 MoneyReport

と、書いているとおりで42~46ページの5ページ分だけを読めばOKです!
これだけで売りのエントリーは間違わなくなります(^-^)w

売りタイミングが分かっていない人は、この本を読んで実践するだけでタイミングばっちりになりますよ。
古本屋では100円とかで売ってますし、Amazonだと中古で1円とかにもなっているので、トレードで損を出すくらいなら買って勉強した方が良いですよ(^_-)-☆

まとめ

FXの下落相場で、売りポジションを決済するタイミングを変更する話でした。
FXトレーダーの猛者の方からすれば

「当たり前じゃん!何言ってんの」

という話だったかもしれませんが、私には大きな気付きでした。
FXトレードにおいても安定的に利益を取っていく事が出来る様に、今後も精進していきたいと思っています。