夏時間(サマータイム)ってなあに?
夏時間てご存じですか?
「サマータイム」と言った方がご存知の方が多いですね。
夏の間、時刻を1時間早めて、それに合わせた生活を送る制度。
の事です。
アメリカでは正式名称ではDayLight Saving Time[デイライト・セービング・タイム]と呼ばれる様に、夏の日照時間を有効活用するために導入された制度です。
夏は時計の針を1時間前倒して過ごしましょう♪という感じです。
夏時間の期間はいつまで?
これは3月の第2日曜日から11月第1日曜日までのおよそ8ヶ月間になります。
2013年で言えば、3/10~11/3
2014年は3/9~11/2
の期間が夏時間になります。
投資家に関係あるの?
さてそんな夏時間。
投資家に関係あるんでしょうか?
ズバリ大ありです!
この夏時間の切り替わりを気付かずに過ごしていると大損する可能性があります。
要注意です。
今年は2013/11/3(日)で夏時間が終わりました。
要は今日から冬時間(と呼ぶのかはわかりません?)が始まり、時計の針が1時間遅くなるんです。
冬時間は本日2013/11/4(月)から開始です!
経済指標発表時刻の比較 夏時間・冬時間
んで、投資家にどう影響があるかと言いますと
「アメリカの経済指標発表が1時間遅くなります!」
ふーん、なんだそんな事か、とお思いの方メチャクチャ影響があるので要注意なんですよ!
近い重要指標発表で言うと2013/11/8(金)に発表されるアメリカの雇用統計発表があります。
10月までは21:30に雇用統計が発表されていましたが、時計の針が1時間遅くなりますから、21:30ではなく22:30になります。
「雇用統計発表の21:30に合わせてトレードを」と思って勘違いしていて相場に望むと「なーんだ今回の21:30は大して動かなかったな、まぁポジションはほっとこう」なんてポジションを放っておいたりすると、その1時間後の22:30に相場が一気に動いて大損失・・・、なんておっかない事があり得るのです。
またFOMCの発表も27:00(AM3:00)だったものが28:00(AM4:00)にずれ込んだりと、相場の動くタイミングがずれるので夏時間の8ヶ月に体が慣れてしまった投資家には、意識してそのズレを直さないと、手痛いしっぺ返しを喰らいかねません。
今日から要注意です。
投資家は日本にいながらサマータイムを実感
こう考えると、日本の投資かは日本にいながらにして欧米のサマータイムを実感しているのかもしれませんね。
日本時間はずれませんが、指標発表時間がずれるので頭の意識を年2回切り替えて「今は夏時間」、「今日から冬時間」みたく意識の中で持っておく必要があるからです。
日本にいながら海外旅行をしている感覚ですかね。
投資のトレード中は。
「今日から俺の頭の中の意識は冬時間」
ちょっと格好良いかもですね。
時間切り替え忘れて指標発表のズレで手痛い損失出したりすると、もう格好良いとか言ってられなくなるんですけどね・・・
まぁいずれにしても昨日まででサマータイムは終わり。標準時間に戻るので、頭の時計を1度リセットしましょう!
【文言解説】
サマータイム(summer time)
夏の一定期間、標準時間を一時間進めて、日照時間を有効に使おうとする制度。夏時間。
竹篦返し(しっぺがえし)
即座に仕返しをすること。しっぺいがえし。
「竹篦返しを食う」