JALマイルで飛行機の旅
私はクレジットカードはJALカードを使っていまして、大抵の支払いはJALカードで行いJALのマイルを貯めています。
そして一年間で貯まったマイルを利用して、飛行機の往復チケットをもらって1年に1度旅をするのが恒例となっています。
そして、本日はその旅の日。
ゆっくり泊まって過ごせれば良いのですが、フリーランスで忙しい身の上なのでそれは叶わず
日帰り弾丸ツアーで機上の人
となります(^-^)w
そして今回の旅の目的は気分転換と、ボスタイムの時間をとること。
ボスタイムとは・・・
個人事業主である私(ボス)が今後の事業展開について思いを巡らし、目先ではなく将来的に進む道を考え、そして今後の行動にフィードバックする思考の逡巡をボスタイムと呼んでいます。
ボスのボスによるボスのための時間、ボスタイム!
そんなボスタイムをしつつ、本日の記事は旅すがら移動時間を活かして書いていきたいと思います。
事業拡大路線への転換
今回、旅すがらボスタイムを取ることにしたのには理由があります。
先週の2015/09/18に発売された、会社の社長さんの書籍を読んで大幅に考え方を改める必要が出てきたからです。
僕が四十二歳で脱サラして、妻と始めた小さな起業の物語 (自分のビジネスを始めたい人に贈る二〇のエピソード)
- 作者:和田一郎
- 発売日: 2015/09/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
この書籍を読んで著者に
「その道を全力で突き進みなさい!」
とドンと背中を押してもらった様に感じました。
私はフリーランスとしては
「食べて行くことが出来れば良いや」
というのが基本スタンスでした。
より大きな夢もありますが、それは事業を通してと言うよりは別のアプローチを通しての実現を考えていました。
なので事業の拡大についてはある程度考えていましたが、それほど本気で伸ばそうとは思っていなかったというか
「自分自身の作業で出来る範囲でやれればいいや」
という思いが根底にあった様に思います。
私自身の直近の目標は
「まずは1年間フリーランスとして食べていく!」
事ですからね(^-^;
廃業することになって、再びサラリーマンに戻らなければいけないのは嫌なので。
ただ何か、目標が低すぎたのかな、と(-_-;
先ほど紹介させて頂いた書籍を読んだ後では思うんです。
著者は独立1年目から迷いつつも大きな売上を上げ、事業をほぼ軌道に乗せています。
そして事業に対して全力で取り組んでいました。
もちろん、数年後に腰が引けている事を師匠に指摘されてさらに気を引き締めるのですが、それにしたって独立初年度の力の入れようというか、競合他社への焦りや「金鉱脈が尽きるのは時間の問題だ!」という時間軸の視点など、私には欠けている視点で物を見て急いで取り組んでいました。
その仕事に取り組む姿勢から、私に欠けている物を教えてもらいました。
重要な事は下記の3点の視点だったと思います。
【事業において重要な視点】
- 得た利益を次の商品の仕入れに回し、少しずつ商売を大きくしていくこと
- 会社員であれば上役の意向を聞いて回らねばいけないが、フリーランスは自分のアイデアをすぐに試すことが出来ること
- 事業として儲けが出る「金鉱脈」は時間の経過と共に多くの人が参入し利幅が減っていくこと
これらの視点を欠いていたが故に、
「食べていければいいや。」
「一度ケチがついたアイデアはやめておこう。」
「自分の事業分野で利益が出そうなアイデアはあるけど、自分が取り組めるタイミングで取り組めばいいや。」
と独りよがりな考えに陥って、事業に取り組んでいた様に思います。
でも違うんですよね。
私が気が付くようなアイデアは当然、他の人達(フリーランスや事業主)だって気が付く訳で、そのアイデアに気付いてから実現するのに時間が掛かれば掛かるほど、他の人達がアイデアを形にしてしまう。
「これは良いアイデアだ!」
という物があるのならなるべく早く取り組んで形にしてしまった方が、良いというか稼げるんです。
商売や事業を行う上での他者(他社)との駆け引きも、あるという事です。
今までは全く気にしていませんでしたが(^o^;
で、
どうせやるんなら思いっきりやるか!
と腹を決めたという話です。
今までの様にどっちつかずで中途半端にやっても仕事(事業)。
腹を据えてトコトンやっても仕事(事業)。
じゃあどうせ同じ仕事(事業)をするんなら、きっちり本気出して取り組もう、と。
「自分の出来る範囲で」
何て思っているから、事業の利益の再投資を控えていましたし、心のどこかで
「失敗した時の理由が欲しい」
と思っていた部分もあったかもしれません。
「事業が失敗したのは、時代が求めている物じゃなかった。本気も出していなかったし。あれで本気出してたら違ったと思うよ」
みたいな。
そんな何か自分自身に逃げ道を用意していたというか、腰が引けていたというか。
それじゃあ分からないじゃないですか。
本当の意味での成功するのかしないのかが。
物事には全力を出してぶつからないと本当の結果が見えてこない。
という法則があると思っています。
「事業の利益の再投資をしない」
というのは全力を出していないことになります。
得た利益を使って作業を外注化するなり、システムを導入して効率化するなり、事業に自分の労力だけじゃなくてお金も出すことで出来る事が格段に増えます。
その選択肢を選ばない事は、逃げだろうなと思います。
決めました。
もう逃げません!
事業拡大に向けて、利益の事業への再投資を行います!
逃げ道を用意するのは、もうやめます。
事業拡大の詳細な方法
利益を事業に再投資するとして、大事なことは
「どこにどうお金を掛けるのか?」
という事だと思います。
お金を支払う以上、シビアに見ていく必要があると思うんです。
まだまだ利益は少ないため再投資できる金額自体は小さいですが、だからと言って再投資の成果までが小さくて良いとはなりません。
意味のある、すぐに成果に繋がるものにお金を支払わなければいけないと思います。
作業の外注化
すぐに思いつくのはやはり、自分のやっている作業の外注化でしょうか?
自分で行わなければいけない作業の内、手順書を作ってルーチンワーク化する事で誰かに代行できるものを依頼する。
最初に手順をまとめたり、注意事項を選んだり、その必要な品質を外部の人にお願いするのはなかなか骨の折れる作業だとは思いますが、それを一度行うだけで以後は自分の作業を少なく出来るのは非常に有り難い事だと。
簡単な作業で、でも時間の掛かるものを人にお願いする事が出来れば、自分自身はよりクリエイティブな仕事に集中する事が出来ます。
人の手も借りる事で、自分1人では行えない作業量をこなし、自分はよりアイデアを考えたり、設計などに注力する。
お金を払って人の手を借りる事は何も恥ずべき事ではなくて、仕事の創出になり、雇用を生み出すことになります。
自分がお金を得る側だったのが、自分がお金を払う側に回る事で新しい仕事が生まれてくる。
素敵じゃないですか。
作業の効率アップ
もう1つ考えたのは作業の効率化。
ある大変な作業があるとして、それをプログラムを使って物凄く早く処理をしてもらう。
自分自身でプログラムを書いても良いのですが、いかんせんプログラミングは結構時間の掛かる作業なんです(^o^;
なので自分の作業を効率化できるツールを考えて、設計して、その上で実際のプログラミング部分だけをプログラマーに依頼する。
要件定義(何がしたいの?)と概要設計(どうやって実現するの?)までを私がやって、詳細設計以降とプログラミングを外の人に依頼する。
友人に優秀なプログラマーがいるので、プログラミング作業はお願いしても良いと思っています。
実際、昨年独立前の段階で1本のツールをそうやって作ってもらっていて、現在そのツールを活かして作業を効率良くやっているものがあります(^-^)w
そうした作業の効率化を図れるものを、もっと色々と考えてツールを作ってもらい作業効率のアップを図るのはありだと思います。
ツール作成はそこそこお金も掛かりますが、実際に出来たツールを使っての作業は劇的に簡略化&高速化されるので、費用対効果は大きいと言えます。
ツールの購入
先ほどのツール作成の外注に通ずる物もありますが、既に市販されているツールを使う事で作業効率アップが出来るのであれば、お金を払ってそのツールを手に入れる事も検討した方が良いように思います。
これは実際のツールの口コミを見たり、比較サイトで比較内容を見ながら良さそうな物を選んで購入して使うのが良いのかな、と思います。
と、ここまで見てきたものが本日の旅すがら思いついた事業拡大の具体的な方法です。
「もっとこんなのがあるよ(^O^)/」
というお勧めのアイデアがある方は、ぜひ教えて下さい(^_-)-☆