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マネー報道 MoneyReport

マネーにまつわる報道を取り上げ、自分の切り口で切り取り、噛み砕いてお伝えします。

イギリスショックが為替市場を襲う!右肩上がりから一気下落へ潮目が変わる!?

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イギリスEU離脱

昨日はシャレにならない事が起きました。
イギリスで行われていた「EUから離脱するか否か?」の国民投票でまさかの「EU離脱」が可決されました!
実際の得票率も見ておきましょう。

英国民投票、「EU離脱」が51.9% 最終結果 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
欧州連合(EU)からの離脱の是非を問う英国の国民投票は24日、382 の全選挙区で開票作業を終え、最終的な得票率は「離脱」が51.9%、「残留」が48.1%だった。
離脱が約1740万票だったのに対し、残留は約1610万票だった。

  • 離脱:51.9%
  • 残留:48.1%

との拮抗した数字ではありますが、民主主義において過半数を超えた方に「民意がある」と判断する事になっていますので、EUからイギリスが離脱する事が可決されました。
しかしすぐにEUからイギリスが離脱する訳ではなく、2年間のEUとの交渉期間を経てから実際の離脱となる様です。
まぁ関税をどうするだとか、細かい取り決めをしてからじゃないとダメですからね。

またイギリスのEU脱退は、EUの崩壊を危惧する声も多いですが、それ以前にイギリス自身の崩壊の引き金を引いた可能性があります。
イギリスは正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)」と呼ばれ、以下の4つの国(地域)から成り立っています。

  • イングランド
  • スコットランド
  • ウェールズ
  • 北アイルランド

この4地域は一枚岩ではなくて火種を抱えています。

コラム:大英帝国分裂か、EU崩壊は杞憂=唐鎌大輔氏 | ロイター
火種はまだある。2年前に独立を賭けた国民投票で市場を賑わしたスコットランドは英国の離脱が決まった場合、住民投票を再度行う方針を明らかにしているし、北アイルランドも同様の意思表明をしている。EU分裂よりも大英帝国分裂の方がよほど現実的に心配されるリスクである。

スコットランド北アイルランドがイギリスより独立してしまうかもしれません(>_<)
そうなればイギリス王国は根幹から瓦解します。
ヨーロッパの地図を書き換える可能性をはらむのです。

トピック「イギリス」について

外国為替への影響

そして昨日の英国国民投票の結果が徐々に伝わる中で為替相場は乱暴な値動きになり、世界中の投資家を翻弄しました。
昨日調べた中では「ファイナンススタジアム」で総資産の88%となる6,800万円を失った個人投資家なども散見され、昨日市場に参加した多くの個人投資家は大打撃を受ける事となりました(>_<)

また先日から、FXの投資ゲームで賞金がもらえる「FXワールドチャンピオンシップ」にも参加登録していまして、そのFX投資ゲームにおいてもイギリスショックの与えた影響は大きかったです。

6/23(木)時点で1位だった人は1万ドル開始で13万ドルまで増やしていました。

しかし翌日の6/24(金)終了後の上位入賞者の資産額をチェックしてみると・・・
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1位の人は$903,503.20という事で、90万ドルというトンデモナイ金額まで増えています!

ただこの1位の人は前日1位の人ではないです(^-^;
前日1位の人は圏外に飛んでいて見つけられず、見つけられた前日2位の人は翌日は・・・
f:id:MoneyReport:20160625144757j:plain
14411位と大きく順位を下げ、資金額も10.5万ドルから105ドルへと、実に千分の一に減っています(;_;)
強制決済にでもあったのかなぁ(;_;)

ここ3週間で1万ドルを10.5万ドルと10倍に増やして「エッヘヘ♪」と喜んでいたのが、昨日99.9%もの資産を失う事になろうとは・・・。
FXの凄さと恐ろしさを一気に体験できたこと請け合いです。

幸いだったのはこのFXワールドチャンピオンシップが投資ゲームだった点です。
リアルマネーは投じていませんからそこが唯一の救いです。

相場の潮目が変わる

今回はイギリスの国民投票を契機にしたイギリスショックが起き、数年に一度しか来ない大幅な値動きが昨日きました。
そしてサブプライムローンから始まりリーマン・ショックへと拡大していった世界同時不況と重なるやもしれません。

少し古いサブプライムローン問題とリーマンショック時期の米ドル/円の月足チャートを見てみましょう。
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まずは赤枠から。
2007年に起きたアメリカの住宅ローン「サブプライムローン」が発端となって、当時122円だった米ドル/円は95円まで27円も円高に振れます(>_<)

続いて黄枠。
2008年9月15日にはアメリカの投資銀行「リーマン・ブラザーズ」が破綻しリーマン・ショックへと突入。
110円まで回復していた米ドル/円が急落し87円まで、実に23円も下げます。

今回で言うとイギリスEU離脱「サブプライムローン問題」と同等のきっかけになり、その後大きな世界経済の停滞・後退に繋がっていきそうな雰囲気です。
サブプライムローン問題急だとすると27円下げですから、2016年6月の上限が110円でしたから、そこから27円下げると83円まで円高が進むか!?
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2007年頃のチャートと現在の2016年のチャートを上下に並べてみましょう。
f:id:MoneyReport:20160625153056j:plain
もし「イギリスEU離脱」が「サブプライムローン問題」と同等の経済的混乱を生み出すとすると、その後世界経済がたどる道筋はまた大規模な円高となってしまうのか!?
今後も予断が許しません。

来週以降も為替相場に株式市場は乱高下を繰り返しながら、落とし所を探っていく展開になることでしょう。
ここ2年ほどの間の右肩上がりの上昇相場しか経験のない人には、今後起きる展開は未経験の下落相場となります。
この2年間の経験は全く役に立たない展開をしますので、ナンピン買い(下落に合わせて買い増す手法)は厳に慎み、FXなら売りを覚え、株式投資なら空売りを覚えないと勝てない相場がやってきます!

私も下落相場未経験の時にサブプライムローン問題の下落の直撃を受けて、投資資金の90%を失いました(-_-;
しかし今回はリーマンショックの下落相場も経験済みの私が相場に臨む事になるので、勢い良く下げる場面で利益を取って行きたいと考えています。