夏枯れ相場
真夏。
日本ではお盆休みが1週間程度取れれば良い方ですが、欧米とくにヨーロッパにおいては夏にはバカンスを取ります。
そう「長い夏休み」を取るのがヨーロッパでは一般的です。
これは一般労働者もそうですが、機関投資家のトレーダー達も例外なくバカンスを取って長期休暇に入ります。
そうすると為替市場において何が起きるかと言いますと
市場参加者達が激減し、為替変動が限定的になったり、または普段よりもちょっとした事で相場が動いてみたりします。
普段よりも市場参加者が減ることにより、相場の形成が普段よりも少ない人数(少ない金額)で行われる事による弊害ですね。
大抵はチャートが大きく動く事が減り、あからさまに相場が停滞するので
夏枯れ相場
と呼ばれたりもします。
夏枯れ相場の時期に大きなトレードをするのは得策ではありません。
普段は有効なテクニカル指標がことごとく使えなくなったりします(-_-;
夏枯れ相場の終焉か?
下記のチャートを見て下さい。
これはユーロ/円の日足チャートです。
図の中で黄色い枠で囲った部分が「夏枯れ相場」の部分になります。
見事に2円程度の狭い値幅の中をどっちに行くとでもなくモタモタしています。
大口の取引を行う機関投資家が休んでしまうので、どうしても市場が形成されにくいのが見て取れます。
ですが、それを過ぎた2016/8/29から急に動意づいて動き始めています(^-^)/
ようやくヨーロッパ勢がバカンスを終えて、市場に戻ってきたのがはっきり出ています。
今秋から相場が通常モードに戻った事がうかがえます。
FX自動売買の有効活用
で、毎日トレードをしている人であればこういうのを見逃さないでしょうし、FXニュースみたいのを毎日欠かさず読んでいる人も大丈夫でしょうが、私の様に普段はトレードから離れている人間は見逃す事が多いです(^o^;
ですが、今回見逃さずに
「お!夏枯れ相場が終わって秋の仕込みに入っている!」
と分かったのは、FXの自動売買ツールであるMT4の自動売買プログラム「EA」を動作させてスマホで通知を受け取る様にしていたからです(^-^)v
特に今回は自分のトレードスタイルに合致したEAを稼働させていますので、そのシグナルで
「お!動いてきている!」
と分かってトレードした次第です。
例年、ついつい大きな動きの初動を逃してしまい
「あぁもうこんなにも動いた後じゃどうしようもないよ(-_-;」
と諦める事になるのですが、今回はEAが教えてくれました(^-^)v
私が普段エントリーするタイミングでEAも動作するので、相場を見ていなかったのですが仕事中にスマホに通知が来て買い逃すこと無くエントリーする事が出来ました!
EAからの通知をスマホで受け取る詳しい方法は下記記事にまとめました。
秋は収穫の秋です。
相場においても夏枯れした分、秋は動きやすい相場向きとなりますのでトレードにはうってつけです。
実り多い秋にしたいですね(^-^)v