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ネットビジネスとしてのドロップシッピングの正しい使い方

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オリジナル型ドロップシッピング

一般的なドロップシッピングは問屋さんから卸値で仕入れ、自分の利益を上乗せして販売します。
取り扱う商品は問屋さんが扱う商品で、一般的な商品が多いです。
ところが『オリジナル型ドロップシッピング』と呼ばれる形態のDSP(ドロップシッピングサービスプロバイダー)が取り扱う商品は一般的に販売されている商品とは全然違い、「デザイナーさんがデザインした商品」を取り扱います。

Tシャツやパーカーなどのファッションアイテムが中心ですが、スマホケースや雑貨などもあり、デザイナーがデザインした商品を販売できるのがオリジナル型ドロップシッピングの特徴です。

またデザイナーさんやイラストレーターさんは自分のデザインをTシャツに乗せて販売したり、それこそUSBメモリにデザインして商品として販売したりする事が出来るので、自分の腕試しになります。
またデザイン料としての価格も上乗せして販売できるので、人気が出れば一気に収益が増えます!
なかなかデザインの仕事を頂けない方は、人の仕事を受けるのではなくて、自らデザインして自分のデザインの商品を販売する事が出来るのは良いメリットなのではないでしょうか?

ネットビジネス

ネットビジネスという言葉が普及してきました。
インターネットを利用したビジネスの総称として使われる事も多いですが、友人・知人から

「お前、給料幾らもらってるの?俺、ネットビジネスで儲かっててさ月収200万円なんだわ」

とかって言ってきた時は、ネズミ講なので相手にしてはいけません(>_<)
実際、私も大学を卒業して社会人になってすぐの頃に、高校時代の同級生に会う機会があり急に上記の様な言葉を掛けて来て

「なんて失礼な奴なんだ!数年ぶりに会って最初に聞くのが給料の話?なんだコイツ!」

と思いながら、話を聞いているとインターネットを使ったネズミ講の話で

「そこからアメリカドル建てで小切手で200万円毎月もらえるんだ!どうだお前もやらない?」

と大して仲良くもなかった同級生から言われ

「悪い、帰るわ」

とブチ切れて帰った思い出があります(-_-;
友人・知人からネットビジネスの話題を振ってきたら十中八九怪しい話なので、聞く耳は持たないでいましょう(^o^;

http://www.flickr.com/photos/92194140@N00/13369881133
photo by winson.tang

で、ちゃんとしたネットビジネスの話は下記。

インターネットビジネス
インターネットビジネスとは、インターネットを使ったビジネスモデルの総称で、ネットビジネスと略すこともある。


インターネットを利用したビジネスモデルは次々と創出されているが、大別するとコンテンツの提供を中心としたビジネス、広告主導型のビジネス、インターネット電子商取引に分けられる。


インターネットビジネス - Wikipedia

とWikipediaにも載っているとおり、ネットビジネスとはインターネットを使ったビジネスモデルの総称です。
ネズミ講は含まれていません(^-^;

インターネットを使ったビジネスモデルの内、広告主導型のビジネス、インターネット電子商取引の2つがドロップシッピングに適合するモデルになるかな、と思います。
広告主導型ビジネスとはもちろん、アフィリエイトに代表される広告料収入を目的としたビジネスモデルです。
そしてインターネット電子商取引はネットショップ等を指します。

ブロガーさんは広告主導型ビジネスに分類され、ネットショップオーナーはインターネット電子商取引に分類されます。
そしてこの区分で、利用するドロップシッピング事業者が変わってくるので注意が必要です。

「ドロップシッピングならどこの事業者を使っても一緒なんでしょ?」

と思っている方も多いとは思いますが、結構な違いがあるのでその違いに付いて見て行きましょう。

ドロップシッピング事業者比較

私が調べた中で現在もサービス提供を続けているドロップシッピング事業者は下記の6サービスです。

【現存するドロップシッピングサービス事業者(2015年7月現在)】

  1. もしもドロップシッピング
  2. 通販素材.com
  3. 未来問屋
  4. ClubT
  5. UPSOLD.com
  6. T-SHIRTS TRINITY

1~3が卸型ドロップシッピングで、4~6がオリジナル型ドロップシッピングです。
取扱商品が異なったりしますが、それより何より使い勝手が全然違うというか仕組みが大きく異なる部分がありますので、その辺の話を一覧表にして比較してみましょう!

比較ポイント もしもDS 通販素材 未来問屋 ClubT UPSOLD T-SHIRTS
TRINITY
販売主体 DSP 自分 自分 DSP DSP DSP
顧客対応 DSP 自分 自分 DSP DSP DSP
返品受付先 DSP 自分 自分 DSP DSP DSP
ショッピング
カート・決済
DSP 自分 自分 DSP DSP DSP
顧客情報保有 DSP 自分 自分 DSP DSP DSP

ドドン、と先に表を載せてしまいましたが、個別の比較ポイントについて記載したいと思います。
「販売主体」とは「誰が売るのか?」の話で紹介だけで良いのか、自分のネットショップのカートで決済して受注管理を自分でやらなければいけないのか、の違いになります。

「顧客対応」とは「注文のあった顧客への対応」を自分でしなければいけないのか、DSPが全てやってくれるのか、の違いです。

「返品受付先」は「購入したが返品したい」となった時にDSPがやってくれるのか、自分で手続きしなければいけないのか、の違いです。

「ショッピングカート・決済」とは「自分のネットショップ用のカートを準備しなければいけないのか?」または「DSPのカートを利用できるのか?」の違いです。

「顧客情報保有」とは購入してくれた顧客情報を自分で保有する事が出来るのか、DSP預かりとなるのかの違いです。

こうして見るとそれぞれのドロップシッピング事業者を誰がどう使うべきかが見えてきます。

広告主導型ビジネス

ブロガーやWebサイトを作る人達は、広告主導型ビジネスに分類されます。
そして広告主導型ビジネスが合うDSPは「もしもドロップシッピング」だけ、になります。

理由はアフィリエイトと同様の使い勝手で商品を紹介して、自分で値付けした料金で販売が出来るからです。
カートもDSPが用意してくれますし、返品や顧客対応も全てDSPがやってくれます(^-^)w
アフィリエイトの延長で手軽にドロップシッピングに挑戦してみたい人は、もしもドロップシッピング一択です。
もしもドロップシッピングであれば、特商法表記も「もしもドロップシッピング」としておく事が出来て、自分の氏名や住所・電話番号等を晒さなくて済みますし♪

「オリジナル型ドロップシッピングも良いんじゃないの?」

と思われる方もいるかもしれませんが、今回よくよく調べていたら『オリジナル型ドロップシッピングで販売が出来るのはデザイナーのみ』だと言う事が分かりました。
なので選べないんです(^-^;

インターネット電子商取引

これは正にネットショップを現在運営されているネットショップオーナーの人が該当する分類になります。
自分自身のネットショップで使っている「カート」で受注してから、DSPに自分でその商品を注文して発送手続きを行ってもらいます。
販売も自分のネットショップで行いますし、発送時にDSPは自分の所の名前は伏せてネットショップの名前で発送してくれるので、購入した顧客側は「今回購入した商品はドロップシッピング経由だな」とは気付く事は出来ません。
自分の所のネットショップに「取扱商品を増やしたい」という名目で利用すべきなのが、この分類に当てはまります。

そしてこのインターネット電子商取引の分類に合うDSPが「通販素材.com」と「未来問屋です。
特商法表記も自分の名前や住所、電話番号を出す必要がありますのでハードルが高めです。

デザイナー

デザイナーさんやイラストレーターさんが自分のデザインした商品を販売するのがコチラ。
よくよく調べたら『オリジナル型ドロップシッピング』は全て「デザイナー登録して自分のデザインした商品だけを販売する事が出来るサービス」でしたので、デザイナー以外の人は販売出来ない仕組みになっていました(^-^;
昨日の記事ではその辺の掘り下げが不足していてスミマセンでした<(_ _)>

デザイナーさんが使うなら「ClubT」か「UPSOLD.com」、または「T-SHIRTS TRINITY」の内、自分が取り扱いたい商品を扱っている所を選ぶのが良いでしょう。

まとめ

  • ネットビジネスとは「インターネットを使ったビジネスモデルの総称」
  • ブロガーがドロップシッピングを始めるなら「もしもドロップシッピング」のみ!
  • ネットショップオーナーがドロップシッピングを始めるなら「通販素材.com」か「未来問屋」!
  • デザイナーがドロップシッピングで自分のデザインの商品を販売したいなら「ClubT」、「UPSOLD.com」、「T-SHIRTS TRINITY」のいずれか