ドロップシッピング
ふとしたきっかけで興味を持ったドロップシッピング。
ネットショップ運営の延長で行けるのかどうか?
ドロップシッピングはネットショップの一形態という事でしたが、ネットショップと決定的に違うのは「自分で在庫を持たなくて良い点」じゃないかと。
ドロップシッピングの場合には商品が売れた場合には、卸売業者が代金回収と商品発送を行ってくれます。
背後には潤沢な在庫を持つ卸売業者(問屋)がいるので、特段商品の在庫切れの心配もなく商品販売の宣伝を行う事ができます。
で、在庫を持たなくて良いという事は「初期投資が不要」という事を意味します。
普通のネットショップでは「これは売れるだろう!」という商品をまずは仕入れておく必要があります。
先に売るための商品を「自分のお金を出して確保する」必要があります。
これは物凄いリスクですよ。
自分の想定した値段で売ることが出来ればちゃんと回りますが、全く売れなかったり、売れても値下げしないと売れなくて、想定した利益が出せないと悲惨な事になります。
すぐに廃業の憂き目に遭う恐れがあります(>_<)
その「先にお金を支払って商品を確保しておくというリスク」を常に背負うのがネットショップですが、その「先にお金を支払う必要がない」のがドロップシッピングです。
あまりリスクを負わずにネットショップに取り組んでみたい人にオススメなのがドロップシッピングになりますかね~。
ただまぁネットショップだとリスクを負う分『本気で商売に取り組む』事になるでしょうし、ドロップシッピングだとリスクを負わない分『片手間で取り組んでしまう』事になるのはあるのかな、と思います。
どこまで本気で取り組むのかで線引きが分かれる気がしますね。
積ん読
で、昨日からドロップシッピングを勉強し始めた訳ですが、ネットで色々と調べても良いのですが、最初にベースとなる基礎知識を得るには本に勝るものなし、と思います。
だからと言って突然ドロップシッピングの本が手に入る訳ではないですが、我が家の本棚には何故かドロップシッピングの本がありまして(^-^;
数年前にフリーランスを志した時に
「何か飯の種になるものはないかな?」
と色々な書籍を購入し読んで勉強しました。
その中の1冊にドロップシッピングもありました。
ですが当時は購入はしたものの、最初の方を読んで
「ドロップシッピングは手間も掛かるし今は無理だ!」
と見送ったためにきちんと読んでなくて積読(つんどく)された本の1つでした。
で、昨夜一気に斜め読みですが読破しました!
読んだ本は、こちら!
月に100万稼げるドロップシッピング 著:竹内謙礼
- 作者:竹内謙礼
- 発売日: 2007/07/12
- メディア: 単行本
2007年に出版された本で、現在のドロップシッピング事情とは乖離している部分もあるのではないかと思いますが、まずはドロップシッピングが世に登場してきてた頃に書かれた本で知識をつけようかと。
以下は「月に100万稼げるドロップシッピング」に出てきた大事かな、と思う部分を抽出してお届けします。
ブログでもできる!
まず最初に驚いたのは「ドロップシッピングはブログでも出来る!」という事実でした!
ネットショップみたいなWebサイトを作って、そこに商品を配置しなければいけないと思っていたのですが、この書籍で紹介されていた方法では
まずはブログに売りたい商品を紹介して載せてみよう!
というものでした。
で、こちらの本では「もしもドロップシッピング」での商品販売の方法が載っていたので、それを真似して実際に販売できる商品を紹介してみようと思います(^-^)/
以下が「もしもドロップシッピング」の私の販売商品になります。
¥2,980(税込) ユーイング 卓上扇 UF-D17H-A… | |
商品を選んで、価格を決めてHTMLコードを取得すれば後はブログに貼り付けるだけでOKです(^-^)w
って、こんな簡単に始められるんですか!?
これは昨日ちょっと読んだけでは実感できませんでしたが、実際にやってみると物凄い簡単ですね!
ブログによくアフィリエイトの売りたい商品を貼り付けているのをよく見かけますが、アフィリエイトはたかだか2%程度の利益しか手に入りません。
ところが上記のドロップシッピングの商品の場合はその5倍以上の利益率になります!(って、きっと卸値の公開は禁止されていますのでぼやかして記載しておきます(^-^;)
例えば上記の扇風機をAmazonアソシエイトの広告コードを貼って売れたとしたら、2%の利益率ですから
2,980円 × 2% = 59円
ですがドロップシッピングで例えば利益率10%で値付け(価格を設定)した場合には
2,980円 × 10% = 298円
と、なりまして同じ商品を紹介したにしても自分に入ってくる利益は5倍になる訳です。
この差は大きいんじゃないですかね?
もちろん常に10%の利益が取れるという訳ではないですが、自分で調整した価格で好きな利益率を上乗せして売ることが出来るというのは、結構面白いですね!
同じ手間を掛けるなら、利益が大きいに越した事はないと思うんですよ!
「売れる商品」、「売れない商品」
ドロップシッピングで売れる商品と売れない商品についても解説してくれてました。
詳細を載せるのは控えますが、目次だけ載せさせてもらいます。
【売れる商品】
- 検索に引っかりやすい商品
- 広告を使って売れる商品
- 必要な商品・ほしい商品
- 近所で売っていない商品・恥ずかしくて買えない商品
- コンシェルジェ的な方向性で紹介できる商品
【売れない商品】
- ただ闇雲に商品を選んで並べる
- 自分音気に入った商品だけを並べる
- 売れている商品やホームページを猿真似するだけ
ついついやってしまいがちなのは、
「とにかく数があれば何でも良いだろう!」
的にいっぱい商品を並べてしまうこと。
それはやはりダメ、と。
きちんと自分のショップとしての「切り口」を考えて「サイト作成」をして「集客」すればほぼ間違いなく成功する。
との事。
きちんと自分で考えて「何のショップにするのか?」というコンセプトが大事という事でしょうかね~。
ブログでドロップシッピングやっていの?
と、ざっくりと紹介させてもらった所ですが、そもそもブログでドロップシッピングってやって良いのでしょうか?
はてなブログのガイドラインには下記のように記載されています。
広告ポリシー
商用サイトへの誘導や収益を得ることを主目的とした、はてなブログの利用を認めません。ただし、下記の目的で掲載する広告についてはその限りではありません。
- 個人や団体が公式ブログとして利用する際に、その活動を紹介する
- お勧めしたい商品(またはそのリンク)を自身の言葉でレビューし、読者に勧める
広告の掲載方法や内容に関しては、別途定める「広告における禁止事項」で制限されます。禁止事項に反さない限り、アフィリエイトプログラムの制限はありません。すべてのアフィリエイトを利用できます。
広告における禁止事項
広告掲載にあたり、下記のような行為を禁止します。
- 違法・有害情報が含まれる広告の掲載
- 紹介ビジネス、マルチ商法などの勧誘
- 記事内で直接販売、勧誘を行うもの
- 公序良俗に反する広告や成人向けの広告の掲載(※例外として、文化的な側面からの論評を目的とした記事と認められる場合は許諾することがあります)
- 記事と無関係な広告リンクを多数掲載する行為
- 記事と無関係な多数のキーワードを羅列する行為
- 意味のない自動生成された文章や、他媒体から転載した記事に広告を掲載する行為
- 広告主から提供された文章や画像、動画、あるいは商品情報のみで、自身の言葉でのレビューではない広告の掲載
- 広告主の定める規約やガイドラインなどに違反する行為
- 個人あるいは同一の組織に所属する複数人が多数のブログあるいは多数の記事に同一のリンクを掲載する行為
- 隠しリンクや虚偽の見出しによるリンクの掲載
- その他、広告収益やサイトに誘導することおよび検索最適化などを目的とした不正行為
広告に関しての記載ですが、まぁドロップシッピングにも当てはまるのかな、と。
広告ポリシーの「お勧めしたい商品(またはそのリンク)を自身の言葉でレビューし、読者に勧める」には該当するのでセーフかな、と。
後は広告における禁止事項の「記事内で直接販売、勧誘を行うもの」に該当するかどうかが分かれ目ですか。
ブログ内では商品紹介まで、実際の購入にはドロップシッピングのカート側画面に移動しますから、多分大丈夫なのかな、と。
書籍の中ではJUGEMやココログなどのブログサービスも「ドロップシッピング向け」として紹介されています。
たいていブログでドロップシッピングの商品紹介をしても大丈夫なんでしょうかね。
本格的にドロップシッピングをするのならばネットショップの様なWebサイトを作って販売するほうが良いでしょうが、
「ドロップシッピングってどんな感じなの?手軽に始められるの?」
という興味のある人はドロップシッピングをブログで始めてみるのも良いかもしれません(^-^)w
まとめ
- ドロップシッピングを試してみるならブログに商品掲載が簡単♪
- 売れる商品を選んで「何を売るサイトなのか?」の切り口をきちんと考える
- はてなブログでもドロップシッピングは可能そう
連載目次:ドロップシッピング
- ドロップシッピングで『値付け』経験が出来る!ネットショップの延長でも出来る?
- 「月に100万稼げるドロップシッピング」で勧めているのは、ブログでドロップシッピング!
- ドロップシッピング成功者事例を学ぶ!月150万円の売上で生活できるの?
- ドロップシッピングサービスを現在提供してくれているのは何社あるの?淘汰がすごい(-_-;
- オリジナル型ドロップシッピング?自分でデザインしたTシャツを販売できる!
- ネットビジネスとしてのドロップシッピングの正しい使い方