初めての領収書
フリーランスとなりまして、初めて作業代金を頂くことが出来まして、その時に初めて領収書なるものを発行しました!
領収書は相手の会社の決算時に必要になるそうで、領収書がないときちんと代金を支払ったのかどうか曖昧になりマズイそうです(^^;
というわけで初めて作った領収書のお話が下記記事リンクになります。
はっきりいって会計とかの素人の身で一から調べながら作ったので不備もあるかもしれませんが、まずは顧客に確認にメール送信したら
「領収書OKです」
と返信頂けましたので、まずは一安心です(^^)w
領収書へのアドバイス
また昨日の記事には領収書について詳しい方々からアドバイスを頂きましたのでご紹介させて頂きます(^-^)/
@MoneyReport2014 消費税の内訳がちゃんと書いてあれば、その消費税分については課税対象にならないことも併記したほうがいいのではないでしょうか。最高で税込み53,999円まで非課税のはずです。
— みずしー(わさび) (@mizssy07) 2015年8月9日
ふむふむ。
内訳を書くと「税抜金額」と「消費税」の両方を明記しますが、印紙税の課税対象はこの「税抜金額」だけで「消費税」側は課税対象にはならない、と。
確かにそこまで書いた方が親切ですね。
記事本文に追記しておきたいと思います(^-^)w
「消費税」部分にも印紙税が掛かるようであれば、税金の二重搾取になって法的にもおかしくなりますもんね~(^-^;
続いてはブコメにて。
id:hinatakokageさん
ちなみに領収証は分割したら印紙税の節税になりますよー。1億1千万円だと4万円ですけど、1億円と1千万円の領収証2枚に分ければ2万2千円で済みます。
なるほど!
こんな節税テクニックもあるんですね!
ちょっと1億円とかってフリーランスの身では関わる事のない金額なので、もう少し身の丈にあった例を出してみたいと思います。
以下は昨日の記事にも載せた印紙税額の一覧のうち、2,000万円までが対象のものを抜粋しました。
【第17号文書の印紙税額一覧表 一部抜粋】
記載された受取金額 | 印紙税額 |
---|---|
5万円未満 | 非課税 |
100万円以下 | 200円 |
100万円を超え200万円以下 | 400円 |
200万円を超え300万円以下 | 600円 |
300万円を超え500万円以下 | 1千円 |
500万円を超え1千万円以下 | 2千円 |
1千万円を超え2千万円以下 | 4千円 |
作業代金が350万円だった場合、普通に1つの領収書で発行すると
「300万円を超え500万円以下 1千円」
が該当して収入印紙が1,000円のものが必要になります。
ところが、コレを分割して300万円の領収書と50万円の領収書を作ると
300万円の領収書は「200万円を超え300万円以下 600円」
50万円の領収書は「100万円以下 200円」
とする事が出来て、収入印紙が「600 + 200 = 800円」で済みまして200円の節税になります!
領収書を分割して印紙税を節約する事が出来る場合もある!
という事で(^-^)w
まぁもちろん、顧客側が領収書を分けて良いか確認して「OK」を出してくれないと使えない節税テクニックだとは思いますが(^^;
領収書の次は?
というわけで領収書の話題はいったんここまでにさせて頂いて、次なるマネーの話題に移りたいと思います。
ブコメでは次の話題予想も頂いていました。
id:suzukidesu23さん
次は、請負契約書の収入印紙についてですね。/ 期待しています!
請負契約書!
あぁ、そういえば請負契約書をきちんと顧客と締結していなかった~(>_<)
今回頂いた外の仕事は「友人が社長をやっている会社のネットショッピングサイト作成」を引き受けた次第でして、口約束でやっていました(^^;
いかん、これはいかん!
・・・
とは言っても、代金も頂いた後に今更請負契約書を締結するのもアレなので、今後また仕事を頂く時にはきちんと書きたいと思います<(_ _)>
で、今回のお話は請求書です!
「請求書って領収書よりも前に発行する書類じゃない」
というツッコミはごもっともです。
私も本来は先週の水曜日に請求書の話を書く予定で、途中まで書き掛けたりもしていたのですが、帰省疲れと夏の暑さに負けて他の記事に差し替えてしまいました(^o^;
と、言うわけで話が前後してしまいますが、請求書のお話で~す。
請求書テンプレート
領収書も初めて書いた私にとっては、請求書も勿論初めてです(^^;
一から請求書を作るのも大変なので、こちらも「請求書 テンプレート」でGoogleで調べて幾つかのサイトを比較して、良さそうな請求書テンプレートを探しました。
探した中で良さそうで、落ち着いたのが下記の請求書テンプレートです。
こちらの請求書のテンプレートはは無料で使うことが出来て、自由に内容を書き換えて利用する事が出来ます。
上記のテンプレートを使って実際に私が作った請求書がコチラ!
って、ほとんど消してて分からないですね(^-^;
請求書サンプル
ちょっとあまりにも参考にならないので、例えの情報で書き直した内容を載せたいと思います。
せっかくなので、領収書についてアドバイス頂いた、こかげ(id:hinatakokage)さんに仮に顧客になって頂き、こかげさんに私から請求書を送ったと仮定して書きたいと思います。
書き直した請求書はコチラ!
108万円もこかげさんに請求してしまい、すみません(^-^;
例えのサンプルなので気になさらないで下さい。
左上に相手の顧客情報を書きます。
ここでちょっと悩むのは相手の会社名を書いて「株式会社○○御中」と書くのは良いのですが、その下に書く担当者名には「様」とかを付けなくて良いのか?という点です。
今回は敬称の「様」を付けずに提出したのですが、「こかげ様」の様に書いておいたら良かったんでしょうかね~?
ウムム(-_-;)
右上に自分の情報を書きます。
フリーランスは自分の個人名の判子を押すと良いとの事だったので、名字の判子の画像を貼っておきます。
下記サイトで印鑑画像を作って貼りつけました。
WORD・EXCELなどで使える透過PNGのハンコをほぼ全苗字分揃えたサイトです。
ダウンロードしてご自由にお使いください。
※ハンコ画像は印鑑証明等が必要な公的文書には使用できません。
大抵の名字は作れるようで試しに作るとこんな感じです。
あ、私の本名が「佐藤」という訳ではないですよ(^^;
「マネー」と入れても出てこなかったので日本で多い名字にしてみました。
(※実際の請求書で使ったハンコは私の名字の物を利用しています)
中央には実際の請求金額の合計と、内訳を書いています。
こちらも領収書と同じように、きちんと税抜金額と消費税も明記しておきます。
左下の振込先に自分の銀行口座情報を明記。
そしてここに気になる一文が入っています。
お振込手数料は御社ご負担にてお願い致します。
これ迷ったんですよね~(^-^;
きちんと取り決めしていなかったんですよ。
振込手数料をどちらが負担するのか。
通常だと、振り込む側が振込手数料を負担するのが慣例だそうですが、これも仕事の力関係による場合もあるそうで下請けで元請けの方が力が強い場合には「振手(ふりて)はお前のところ持ちな!」と押し切られるとお金をもらう側が負担しなければいけない場合もあるそうです。
この辺は後から結構揉める事もあるそうで、出来れば契約を結ぶ段階で「振手(振込手数料の略称)は御社負担でよろしいですね?」と先に確認しておくのが望ましいとの事でした。
今回は時間もない中で作ったので知らない振りして「お振込手数料は御社ご負担にてお願い致します。」と書いたまま送りつけました(>_<)
で、結果は特段指摘されることもなく振込手数料は顧客負担で振り込んでもらう事が出来ました(^o^;
次からはきちんと契約時点で確認します!
また右下の備考欄には「支払期限」を書いておきます。
通常は1ヶ月程度の余裕を持って記載するのが慣例との事でしたので、それは素直に従って書きました。
ですがまぁそこまで延ばされる事なく、翌週には振り込んでもらう事が出来ました。
この辺の振り込みタイミングは顧客ごとに異なるでしょうから、普通は顧客の経理担当者に確認して、相手の会社が普段振り込む予定日を記載するのも良いと思います。
まとめ
- 領収書は分割すると収入印紙を節約出来る場合がある!
- 請求書も内訳で税抜金額と消費税額を明記する必要がある!
- 振込手数料をどちらが負担するのかを事前に決めておいた方が良い!