生命保険相談
昨日は当ブログに生命保険のオススメ加入相談を受けまして、その返答を書かせて頂きました。
相談内容とその回答を簡単にまとめると下記の様になります。
【相談内容】
id:rie0618さんからのご相談。
夫37才、妻40才、子供なし、夫婦共働き(共に正社員)でオススメの生命保険の加入パターンを教えて下さい。
現在は夫が県民共済に掛け金3,000円で病気死亡時400万円の生命共済に加入中で、妻は保険未加入。
賃貸暮らしのため生命保険にはあまりお金を掛けたくない。
月々7,000円程度の保険掛け金に抑えたい。
【私の回答】
夫婦共に必須の生命保険は終身医療保険。
入院日額5,000円の保障で1入院120日以上、通算1,000日程度の保険に加入すべし。
オススメは全労災の「終身医療5000」という名前の共済です。
大黒柱の夫にだけ必要となるのが死亡保障をしてくれる定期保険です。
定期保険は一定期間だけの死亡保障になるので保険料が割安。
昨日時点の保険掛け金で比較した所、メットライフ生命の「スーパー割引定期保険」とチューリッヒ生命の「定期保険プレミアム」が割安でオススメです。
「非喫煙、非メタボ、血圧値正常」の三拍子が揃うと保険料がかなり割安になり、10年間1,000万円の死亡保障が付いても掛け金が月々1,480円で済んでお得。
以上3つの保険に加入して月額7,000円程度に保険掛け金を抑える事が出来ます(^-^)v
生命保険と共済
さて、昨日の記事でも今日の記事でもサラッと全労災の「こくみん共済」が出てきましたが、共済(きょうさい)って何でしょうね?
国語辞典で調べてみましょう♪
共済(きょうさい)
(同種の職業または同一の事業に従事する人達が)共同して助け合うこと。
「共済事業・共済組合」
との事で「共同して助け合うこと」を共済と呼びます。
対して保険とは何でしょうか?
こちらも辞典で引いてみます。
保険(ほけん)
(1)災害・疾病・死亡など、偶発的な事故による損害を補償するために、多数の人が出し合った掛け金を資金として、事故に遭遇した人に一定の金銭を給付する制度。生命保険・損害保険など。
(2)損害を償う保証。確実な保証。
(3)「健康保険」の略。
「保険のきかない薬」
(1)が今回の対象ですね。
多数の人が出し合った掛け金を元に、不幸な目に遭った人にまとまったお金をあげる制度を保険と呼びます。
相互扶助
保険は相互扶助の精神で維持されています。
「困った人が出た時に助けてあげられる様に、皆で少しずつお金を出し合おう!」
というのが相互扶助の考え方です。
「10人の人が毎月3,000円支払って、誰かが病気をしたらその3万円をその人にプレゼントして助けましょう!」
というのが医療保険の考え方でしょうかね。
この人数や掛け金、病気をした時に幾らいつまで支払うのかという部分が難しい計算で算出されますが、それを元に皆さんに「こんな生命保険があるのでいかがですか?」と勧められている訳です。
で、この相互扶助の考え方は共済でも一緒です。
共済の方は更に一歩踏み込んでいて、「その年に使わなかった掛け金があればお返しします!」として返金してくれます!
保険はどうかと言うと、生命保険会社は余った掛け金を自由に使って良い事になっています。
だから日本の生保会社は立派なビルを建てているじゃないですか。
よくCMで名前の聞く生保会社のビル見たことありますか?
かなり立派なビルが多いですよね~。
あれは、皆さんの支払った生命保険の掛け金の余った部分(死亡や病気が想定よりも少なくて支払われなかった保険金分)で建てられています。
ちょっと考えちゃいますよね~(^-^;
高い保険掛け金を支払っているとして、それが自分自身や他の加入者に使われるんじゃなくて、生保会社の利益になってビルの建設費に使われるんじゃなんか嫌じゃないですか。
だからこそ、生保は加入するのなら通販の生命保険会社を選ぶべきです。
通販という事は、生保のおばちゃんがいません(いますが少ないです)。
お金が掛かるのは人件費と相場は決まっています。
人件費を減らしている効率的な運営を行っている生保に加入しないと高くついてしまいます。
そして共済の場合には、勧誘員も少ないですし、余ったお金は割戻金として返金してくれます(^-^)v
だからこそ安い掛け金で、一般生保に負けない保障内容の共済が多いです。
「共済なんて名前あまり聞かないし、ちゃんと保障してくれるの?」
と不安な方も多いと思いますが、共済はあまりCMを打ったり広告費を多く掛けたり出来ないために知名度が低いだけで、保障内容は充分で掛け金も割安の物が多いので、ぜひ検討される事をオススメしますよ(^-^)v
共済一覧
各種共済をご紹介しておきます。
全労災
JA共済
CO・OP共済
県民共済(都民共済、府民共済、道民共済もあり)