起業家の言葉
「フリーランスになろう!」と決めて、途中何度か挫折しそうになったりした時に、再び勇気を奮い立たせてくれた起業家の言葉達をご紹介しました。
ただ昨日の記事の言葉だけを見ると
「マネーさん、それ独りよがりになりがちだから気を付けたら(^-^;」
と思うような言葉も多かったかな、と。
あなたの考え方はどうでもいい。
私には私の考えがある。
とか、
私の考え方に問題なんてない。
あなたの受け取り方に問題があるんだ!
ですとか。
この言葉だけで進んだ訳ではないですよ(^o^;
時に落ち込んだり、うまくいかなくて苦悩している時に、ネガティブな言葉ばかりを投げかけてくる人間と一緒に仕事をしなくちゃいけない時期があって、そのネガティブな発言に引っ張られないように注意する時に思い出していた言葉です。
ただその時にネガティブな発言に引っ張られていたら、頑張るのを止めてしまって夢を諦めていただろうな、と思いまして。
弱気になっている時にこそ、諦めてしまいがちじゃないですか。
夢って。
なので弱気な時には強い言葉に引っ張ってもらって、再浮上して頑張っていました。
ミッション
ある社長さんの本(本棚を探したんですけど見つけられませんでした(>_<))で、「社長業をやっていこう、起業しよう」という時に
ミッションを持っている人間は起業に向いている
と紹介されていました。
ミッションとは『使命』と訳されていました。
使命を持って事にあたる人間は強い
と。
「お金が欲しい」程度の欲求
起業しようとかフリーランスになろうとかってすると、今まで取り組んだことも無いような事に挑戦しなければいけません。
自分の得意分野があるにしても、それとは別に決算や確定申告も出てきますからお金周りの事も知らなければいけませんし、営業や単価設定などこれまで誰かに任せていた事も自分自身でやる必要が出てきます。
また得意分野の事であっても、他社と同レベルや品質の低い作業であれば買い叩かれる事必至ですから品質を上げておく必要があります。
これまでの品質よりもよりよい品質の物やサービスを提供するために、より質の高い仕事をしていく必要があります。
要は勉強もすごいしなければいけないし、沢山の苦労もするよという事になる訳です、起業やフリーランスを目指すと。
そうした苦境に立たされたり、挑戦が失敗しくじけそうになった時に
「もっとお金が欲しい」
程度の夢だと諦めてしまうという事です。
普段生活できるだけの給与を得ているサラリーマンならなおさらでしょう。
本業であるサラリーマンの仕事をしつつ、夜帰ってきてから独立に向けた仕事をする。
又は翌朝早起きをして眠い目をこすりながら独立への作業をする。
貴重な休みの日を潰して独立への準備をする。
早い人なら数日で、普通の人で1ヶ月程度で、根気のある人でも半年もすれば嫌になってきます。
「何のために俺は半年もこんな事をやっているんだ?」
と。
”お金目当て”で始めた人はきっとここで躓きます。
「たかだかお金欲しさにここまでやってられるか!」
と。
まぁ上記は上手くいかない場合ですね。
じゃあ逆にある程度うまくいった場合はどうでしょう?
独立に向けた取り組みが成功し、毎月5万円や10万円の小遣いが入るようになったとします。
”お金欲しさ”で取り組み始めた人は、下手をするとここで満足してしまいます。
「毎月充分なお小遣いが手に入るようになったから、もういいや♪」
と。
それまでの取り組みの手をゆるめてしまいます。
「これまでだって充分な努力をしてきたんだから、これ以上頑張るなんてできないや」
と。
ミッションがあると
ところがそもそもの独立の動機にミッション(使命)があると違います。
「この自分のアイデアをどうしても実現して、世の中をより豊かにしてやる!」
ですとか
「何人もの人を雇える会社を作って、生まれ故郷を活性化してやる!」
とか。
前者の場合は試作品が失敗したからと言って諦めずに次の試作品づくりに着手するでしょう。
後者の場合はうまくいかない時にも、故郷の風景を眺めながら「よっしゃもういっちょやってやる!」と再起する事ができるでしょう。
こういう「自分を突き動かす強い動機」 = ミッション をもつ事が大事だと、その社長さんの本には書かれていました。
独立したり自営で食べていける様になる人はミッションを持っている事が多い
と。
読んだ当時「なるほど!」と思いました。
私のミッション
私は元来は特段お金に執着のある性格ではありません。
「生活していけるだけのお金があれば良い」
というだけの慎ましやかな思いで生活してきました。
ですが、そんな私にもミッションがありました。
ちょっと詳しい内容をここで紹介するのは避けますが、家族のためにどうしても時間が必要になりました。
お金よりも家族と過ごすための時間が欲しい、自由になる時間が必要だ!
と。
私のいた会社は暇な時期は定時上がりができますが、忙しい時期は本気で忙しくなるので終電帰りに休日出勤で、家族と過ごす時間がほとんど取れなくなります。
「そんなの当たり前じゃん」
と思うでしょうが、その状況はどうしても避けなければいけない事態にもなっていました。
「例えいっとき無理をしてでも独立して在宅ワーカーになる!」
が、ここ数年の私のミッション、使命でした。
まとめ
自分のためとか、お金のためとかではここまで辿り付くことは出来ませんでした。
「家族のために何としても!」
という想いが私の背中を押し、疲れた身体にムチ打って立ち上がる力になりました。
まだ独立しただけで安定して食べていける所までいってませんので、これからも努力し挑戦を続けますが、自分自身のミッションから逃げずに真正面からぶつかって成し遂げたいと思います。
起業や独立を目指す皆さん
あなたは自分のミッションを持っていますか?