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今さら聞けない生命保険「生命保険の基本の仕組み」

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生命保険の調査依頼

以前、今年のGW(ゴールデンウィーク)にプロポーズに成功した職場の同僚の話をご紹介させてもらいました!

今さら聞けない生命保険「結婚するんだけど生命保険に入らなきゃダメ?」 - マネー報道 MoneyReport
GW前半にプロポーズ!返事はOK!「生命保険入らなきゃダメ?」

そして昨日は職場で、その同僚に相談を受けました。

「マネーさん、その後無事結婚しまして生命保険の加入を本格的に検討し始めたんですが、何に入ったら良いのかサッパリ分からないので、オススメの保険を教えて欲しいんだけど~。」

という申し出がありました。
生命保険選定は私の得意分野の一つです。
そりゃあもう引き受けますよ!

結婚する時くらいしか、本気で生命保険選んだりしませんからねー。
そのタイミングでミスをすると高額な保険料を支払い続けないといけなくなるので、ムゲに断ったりしてはいけないのです。

生命保険は生涯で2番目に高い買いもの?_

何てったって、生命保険は生涯で2番目に高い買い物になるので、きちんと考えて選ばないと本当にヒドい目に遭います。

「生命保険て生涯で2番目に高いの?」

と思ったりしますか?
生涯1番高い買い物はそりゃあ

マイホーム

で次点の2位となると、ぬわんと

生命保険

がランクインしたりします!
まぁ社長さんや資産家の人は自家用ジェットとかヨットとか、ビルとか会社とかもっと高い物がランクインしたりするのでしょうが、一般ピープルにとっては生命保険のランクは非常に高いです。

若い内は生命保険料が安いので気付かない人もいるかと思いますが、生命保険は年を取れば取るほど保険料が高くなっていく仕組みなので、生涯で見ると生命保険に1,000万円とか支払うことになる場合もあるのです。

ついつい高い物を購入する時ほど「よく分からないから」という、たったそれだけの理由で営業マン(保険の場合は生保レディ)に勧められるがままに買ってしまう人が多いです。

今の若い人はあまり保険に入らなくなってきたので、ちょっと違うかもしれませんが、一昔前は社会に出てすぐのタイミングで生保のおばちゃん達がワンサカと職場に押し掛けたり、家まで押し掛けてきて生命保険を勧められて「社会人になったんだから生命保険の1つくらい入っておかなきゃね」と言われて、言われるがままに入らされたりしたもんでした。

懐かしいなぁ。

最近は職場のセキュリティとかも厳しくなってきて、外部の人間である生保のおばちゃんとかをホイホイ入れたりしなくなってきたので、職場で見掛ける機会は減ってきましたが、それでも親戚の親戚みたいな血縁ほとんど関係なさそうな人が保険を勧めに来たりは今でもあるかと思います(^^;

そういう時に、生保レディの勧められるがままに保険に入ってはいけません!

大事なのでもう一度、言っておきましょう。

生保のおばちゃんに勧められるがままに保険に入ってはいけません!

「あなたのために考えてオススメの保険を組んでみました(^-^)」

と言って保険の設計書を持ってきたりしますが、そんなものは生年月日入れて適当に選べばすぐに作れます!
「あなたのために考えた」のではなくて、「生保のおばちゃんにいっぱい返ってくるものを考えた」だけです。
もちろん、年収によって生命保険に使える金額は大体は把握しているので、その金額内に収まる中で「生命保険会社に有利な保険」を勧めて来ているだけなので「親身になってくれて有り難いな~」などと真に受けてはいけません。

何故こんな事を書いているかというと、ある程度保険の知識を身に付けてから、生保レディが持ってくる保険を見て「こんな保険を勧めてくるのか」という経験を何度もしたからです。
まだ若い20代の人間に「個人年金保険」に「医療保険特約」が付いたものを勧めてきたり、生命保険の悪の定番「定期付終身保険」の「医療特約フルセット」を持ってきたりと、本当に

「ふざけるな!お前の所の利益の事ばっかり考えてるだろ!」

と怒鳴り散らしたくなるような、ヒドい内容の保険設計書が多かったからです。
(上で書いた様な保険に若い内に入っちゃダメですよ(^^;)

保険は相互扶助

と、熱くなってしまって脱線しました。
すみません。
話を元に戻して「生命保険の基本の仕組み」を紹介させてもらいます。

生命保険は相互扶助の精神で成り立っています。

相互扶助(そうごふじょ)。
あまり聞かない言葉ですね。
辞書で引いてみましょう。

相互】そうご
両方が互いに働きかけること。両方が同じことをし合うこと。また、その両方の側。

扶助】ふじょ
力を添えて助けること。経済的に援助すること。
「相互扶助の精神」

相互扶助とは「両方がお互いに働きかけて力添えをして助けること。」という意味になります。
ここで言う両方とは、保険加入者全体です。

ある定期保険(死亡時に保険金が下りる保険)に1,000人の人が加入していたとして、毎月1万円を支払っていたとします。
その内、1人の人が亡くなったら、その皆が出した「1万円 × 1,000人 = 1,000万円」を、その亡くなった人の家族にあげます。

1人が困り果てる所を、皆でお金を出し合って助け合いましょう。
自分が亡くなる時には、自分の家族が助かるのだから。

というそういう相互扶助の精神で成り立っています。
こう考えると保険の基本的な仕組みが分かると思います。
自分の出した保険料は誰か困った人の保険金として支払われるので、無くなっちゃうんですよ。
そう、保険て
基本は掛け捨てになる
んです。

保険は掛け捨て
これが保険の仕組みの基本になります。
ここは大事なので覚えておいてください。
今後詳しい保険の話をする時にも、この基本が分かっていれば怖くありませんので。