スマホアプリの課金方法調査中
先週からビジネス寄りの話題にシフトした当ブログですが、調査が途中のままとなった内容があります。
こちらの追加調査の中で、GooglePlayだけではなくAppleのiTunesStoreの課金も手数料として30%徴収される事がわかりました。
前回記事でAppleは1ダウンロード300円の課金をするという記載は誤りでした。失礼いたしました。
ブコメでは「手数料30%は他の製造業から比べれば優遇されている方」とのご意見も頂きましたが、個人的にはかなりのボッタクリであるという思いは変わりません。
そして調査依頼者であるid:ent09048274920さんよりコメントにて追加の情報を頂きました。
マネーさん
アプリ内の課金方式では無く通常のクレジット会社による決済方式が良いですね。
アプリ内課金は、アップルとグーグルはヤクザ組織と同じなのでピンハネがキツイので避けたいですね。(苦笑)良く有る050IP電話とかMVNOのSIMの契約をWeb上で実施するものを想定しています。
たぶん、これだとクレジット会社に手数料を支払うだけで済むと思うのですが・・・
このweb上のサイトもクレジット会社から提供されるのですかね?
それらを含めた導入費と手数料が知りたいのです。
やはりid:ent09048274920さんもAppleとGoogleの30%の手数料を高いと感じている模様。
この30%の手数料がなければもっと安く、アプリをユーザーに提供できる訳ですから、確かに別の課金方法を探す方がユーザーにも優しくて良いですね。
アプリから課金する時に、Webに飛んでWeb上でアプリ代金を支払う(又は毎月徴収する)方式にすれば確かに安く済みます。
Web上の決済であれば普通にネットショップとかでクレジットカードで支払いが出来ますよね。
ネットショップのクレジットカード決済で30%とか取られるなんて聞いた事がないのでもっと安いでしょう。
以前調べた時だと、支払代金(ユーザーからの入金代金)に対して手数料が「3.6% + 40円」掛かるのが一般的でした。
ネットショップの決済手数料に関しては以前の記事をご確認下さい。
クレジットカード決済手数料無料のSPIKE
アプリの課金をWeb上で済ませるようにするならばかなり選択肢が広がります。
Web上で決済完了したら、その情報をWeb上のデータベースに登録し、アプリからそのWebのデータベースにアクセスさせて「課金済み」としてアプリに掛けてあるガードを外してアプリ本来の有料部分の機能を動くようにしてあげれば良いだけで済みますからね~。(素人考えなのでもうちょっと複雑かもしれませんが(^^;)
Web上でクレジットカードで決済するのであれば、最安値のサービスがあります。
Web上のクレジットカード決済サービスの最安値は「SPIKE(スパイク)」です。
これは今後ずっと変わりません。
何故かって?
クレジットカードの決済手数料が無料だから
です。
このサービスを抜こうと思ったら、クレジットカード決済をしたらお金をあげるしかないです。そんなバカなサービスは登場しませんが(笑)。
以下がSPIKEのサイト。
2014/04/14にサービスが開始されたばかりのクレジットカード決済サービスです。
日本だけではなく、米国や欧州でもサービスを展開しており、世界中のクレジットカード決済を根本から揺るがしかねないサービスです。
通常、クレジットカードはその決済の手数料をユーザーではなく、お店側(商品やサービスの提供側)から徴収しています。
1取引毎に「3.6% + 40円」程度取られます。
要は10,000円の商品を販売しても、3.6% + 40円の手数料が取られるために計算すると
10,000円 × 3.6% + 40円 = 400円
となり、手数料だけで400円取られます。
でもこの手数料でクレジットカード会社は食べていっている訳です。
ですが、SPIKEを使うとクレジットカード決済を使っても、クレジットカード会社に支払われる手数料は0円となります。
クレジットカード会社にとっては大打撃になります。
既存のクレジットカード業界(?)から猛反発を喰らいそうなこのSPIKE大丈夫でしょうかね?
http://nelog.jp/spike
自作ソフトのオンライン販売などに使えば、原則売上に対しての手数料が取られない。1,000円のソフトを販売して1,000円丸まる自分の手元に入る。AppleやGoogleに30%もの手数料を取られるのがバカバカしくなる素晴らしさ。SPIKEが流行るのは間違いない!
上記の記事の後半でも指摘されていますが、このサービスを展開する会社メタップスの佐藤社長のツイートが色々と物語っています。
「既存概念との摩擦である」とも仰ってて、既存の枠組みのクレジットカードやお金そのものの概念との相当な摩擦が控えている模様。
ですがユーザーやWebでネットショップやWebサービスを展開しようとしている人にとっては、またとない有り難いサービス。
SPIKEが業界団体などの圧力でサービスを停止しないと良いですね(^^;
手数料無料の決済サービス「SPIKE」、いよいよオープンベータ版を公開 | TechCrunch Japan
2013年にメタップスが発表した手数料無料の決済サービス「SPIKE」が本格始動する。4月14日より日本でオープンベータ版の利用が可能になる。
こちらはSPIKEのサービス開始の時の記事。
オープンベータ版としてフリープランがまずはリリースされたようです。
以下の図はSPIKE料金表。
Webサービス提供者側に実質掛かるのは、ユーザーから支払われた金額を、自分の口座への入金する時に掛かる振込手数料500円のみ。
現状ではフリープランは月額上限100万円までの決済が可能です。
ビジネスプレミアムは現在準備中との事ですが、こちらが使えるようになれば月額3,000円で1,000万円までの決済手数料が無料になります。
大抵のネットショップオーナーやWebサービス提供者にとっては充分な枠ではないかと思います。
いやー、これが良いんじゃないですかね?
id:ent09048274920さん。
アプリの決済にこのSPIKEを利用すれば丸々自分の懐に入ってきますよ(^^)v
どうでしょうか?
SPIKEこぼれ話
以前誰かの記事でSPIKEの話を読んだなー、と思って見返していたら、id:cardmicsさんのブログで読んだ記事でした。
http://cards.hateblo.jp/entry/spike-no-urawaza/
決済手数料0円のクレジットカード決済サービス「SPIKE」への危惧。自分でアカウントを作って、自分のネットショップで自分で商品を買って代金をもらえばクレジットカードのポイント部分だけを取れてしまうよね、という
このSPIKEを使って、自分で嘘のネットショップを開いてそこで100万円売った事にして、一度クレジットカードで100万円支払う。
後からSPIKEからその入金100万円を受け取れば、クレジットカードで100万円使ったというそのポイントだけが貰えてウハウハというお話。
でもですねぇ、100万円とかネットショップで売上が立ってしまうわけで、そこに法人としての税金が掛かってくるから、その税金がポイント分を上回ってしまうならば、誰もやらないと思うんですが・・・。
赤字会社ならやれるかもしれないですが、経費をかなり積まないと厳しいんじゃないでしょうか(^^;
まとめ
- アプリ課金をWeb上でクレジットカード決済するのも手段としてあり!
- Web上のクレジットカード決済最安値は「SPIKE(スパイク)」。決済手数料無料!
- SPIKEのクレジットカード決済手数料無料は既存の枠組みを破壊する行為になるので、軋轢がすごそう(^^;
ぜひ潰されることなく、SPIKEのサービスが継続していって欲しいものです。