海外IP電話サービスって知ってる?
日本で一番安い電話サービスはLINE電話ですが、視野を世界にまで広げるとLINE電話よりももっと安い電話サービスが存在します。
それが「海外IP電話サービス」です。
LINE電話の通話料が60分で固定電話へ120円、携帯電話へ390円ですが、海外IP電話サービスを使うと固定電話へ三ヶ月間は無料で掛け放題だったり、携帯電話へも60分240円で掛けたりする事が出来ます。
そんな海外IP電話サービスを、これまではCheapVoip(チープ・ボイプ)、12Voip(ワンツー・ボイプ)の2つをご紹介させて頂きました。
1時間あたり固定電話へ36円、携帯電話へ240円。海外IP電話サービスCheapVoipの破壊力
そして本日紹介させてもらうのは、日本の携帯電話への通話料金が世界一安い「Scydo」(シドー?)のご紹介です。
世界一安いってどのくらい安いの?
まずは気になるのは値段ですよねー。
日本の携帯電話に電話を掛ける料金としては、これまで紹介させてもらった中ではCheapVoipの1分4円が最安値でした。
ではScydoは1分あたり幾らなんでしょうか?
Scydoの日本国内の携帯電話への通話料金は
1分 1.42円
になります!
おぉ、安い!
ちなみにScydoは固定電話への料金も一緒なので、日本の固定電話への通話料金も1分1.42円になります。
こちらが実際の通話料金レート。固定電話も携帯電話も0.01ユーロで掛けられます。
日本円に換算して0.01ユーロが1.42円になるという訳です。(2014/05/01レート)
ですがちょっと分かりにくい料金も発生します。
1通話毎に「接続料」という料金が発生するんです。
この接続料が0.039ユーロ掛かります。日本円換算で5.53円程です。
1回1分でもこの接続料金5.53円が掛かりますし、1回10分喋っても1回分の接続料5.53円が掛かります。
ですのであまり短時間の通話の場合が多い場合には高くついてしまうんです。
試しに計算してみると
【海外IP電話サービスScydoで携帯電話に掛けた時の料金計算】
1分:1 × 1.42 + 5.53 = 6.95円
2分:2 × 1.42 + 5.53 = 8.37円
3分:3 × 1.42 + 5.53 = 9.79円
10分:10 × 1.42 + 5.53 = 19.73円
60分:60 × 1.42 + 5.53 = 90.73円
と、なります。
2分までは1分4.0円のCheapVoipの方が安く、3分以上の通話になるとScydoの方が安くなり、後は長く話せば話すほど割安感が増していく感じです。
日本の携帯電話に60分間電話して90.73円。
間違いなく世界一安い通話料金です。
Scydoの使い方
Betamax系プロバイダの海外IP電話サービスは申し込み方法がほぼ規格化されており、先にHPで申し込んでから後からアプリをインストールするんですが、このScydoだけは違うようです。
https://www.scydo.com/
海外IP電話サービス「Scydo」の公式サイト。
TOPページ。
Scydoは先にスマホのアプリをインストールします。
海外IP電話サービス「Scydo」iPhoneアプリ。
https://itunes.apple.com/jp/app/scydo/id506366969?mt=8&uo=4&at=1000l4DH
海外IP電話サービス「Scydo」Androidアプリ。
アプリをインストールして、アプリ上でアカウント登録を行うことになります。
登録手順は非常に簡単で、特に迷うところはないです。
またこちらのScydo用のアプリは非常に音質が良く、LINE電話なんかより断然良くて、下手をすると携帯電話よりも音質が良いかもしれません。
非常に高音質です。
また遅延も殆ど発生しないので、音質重視の方はScydoがオススメかもしれません。
以前紹介した、CheapVoipは若干遅延が発生しますので。
Scydoの制限事項
Scydoは海外IP電話サービスの中ではちょっと特殊で、1アカウントで1電話番号しか登録できません。
CheapVoipや12Voipは1アカウントで5個の電話番号まで登録できたので1人登録すれば家族5人全員が安く出来ましたが、Scydoは1個の電話番号しか登録できないので、家族全員安くしようと思うと家族全員アカウント登録が必要だったりします。
でもまぁ、これだけですか制限事項は。
携帯電話に掛けまくる人で、しかも1通話が3分以上になる人は、世界一通話料が安いScydoをオススメしますよ。