リンク否認ツールの効果のほど
2014/03/30(日)にGoogleウェブマスターツールのリンク否認ツールを初めて使いました。
なぜリンク否認ツールなんかを使ったかと言うと、相互RSSを申し込まれたのですが、一度に20サイトもお願いされ、しかも相手は「まとめサイト」で自分で書いていない記事。
まとめサイトがダメだとは言いませんが、私のブログはブロガーさんとの相互RSSを大事にしたいと思っていたのでお断りさせて頂きました。
しかし何度か別のメールアドレスを使って同じまとめサイトの相互RSS依頼が続き、その都度お断りさせて頂き、さらにそちらの相互RSSは外してくれる様にお願いしました。
ところがこちらからのメールへの返信は無し。
そして貼られた相互RSSは外してもらう事が出来ませんでした。
そしてその頃から、日々アップした記事がGoogleやYahoo!の検索エンジンにヒットしなくなりました。
色々と考えた結果、原因はこのまとめサイトからの相互RSS被リンクではないかと。
このまとめサイト1日に最低3記事はアップするとの事。しかも20サイトもあります。
となると私のブログの新記事が受ける被リンクは
3記事 × 20サイト = 60リンク
となります。
これは1日あたりの被リンク数。
10日も経てば600リンク、30日後には1,800もの被リンクを受けます。
しかも私のブログの新着記事にだけです。
これらがSEO的に良いサイトからの被リンクであれば、それは非常にSEO的にプラスで良い結果をもたらすのですが、逆にSEO的に悪いサイト(中身の無い薄っぺらいサイト、コピペだけで成り立つサイト)からの被リンクであれば検索エンジンからの流入が減少する事になります。
そして今回は後者。
プログラムで他サイトの内容をコピーして来ただけのまとめサイトです。
さらに相互RSSの数も半端じゃなく400ものブログやサイトを登録しているような、まとめサイトでした。
SEO的にプラスに働く訳がありません。
そこでやむを得ず、表題のGoogleウェブマスターツールのリンク否認ツールを使用して、このまとめサイトを被リンク結果から除外してもらう様にお願いしました。
検索エンジンからのアクセスは減少↓
丁度4/1を境に検索エンジンからのアクセスは減少。
その後も低調な推移となりました。
リンク否認ツールを使うと、アクセスは減少する?
新記事へのアクセス流入は復活↑
代わりに2014/04/02位から新記事への検索エンジンからのアクセスは復活しました!
最近では、相互RSSスパムを受ける前と同じ位の時間で検索エンジンから人が来てくれる様になりました(^^)v
だいたい記事を書いて30分後位には、検索エンジンからも人がアクセスしに来てくれる様になりました。
これは当初の予想通り、私のブログへのまとめサイトからの相互RSS被リンクが原因だった事への裏付けとなりました。
もし私が記載したまとめサイトから相互RSS登録されている方は、リンク否認ツールを使うと新記事へのSEOが向上しますよ。
はてなブロガーさんで私が見つけた対象の方はコチラの皆さん。
おいさん (id:Doraneko1986)
猿吉(さるきち)さん (id:sarunokinobori)
id:ikahonokahoさん
ポナコさん (id:ponako10)
リンク否認ツールを使って、マイナスSEOリンクとの縁を切ってしまいましょう!
アクセスの減少理由は?
これは当初は
「リンク否認ツールを使ったからだー。失敗だった・・・」
と落ち込んでいたのですが、2週間ほど推移を見守る中で違う事に気付きました。
私のブログで3月に主に検索エンジンで検索して来てくれていた人達のキーワードは「MNP、スマホ乗り換え、iPhone5s一括0円」など3月末日までの 期間限定のキーワードでした。
4月以降はMNPによる高額キャッシュバックなども一切なくなり、誰もMNPしようなんて思わなくなりました。
これによって、検索エンジンでそもそも私のサイトの記事に関連するキーワードで検索する人達自体が減って、アクセス数の減少に繋がった事がわかりました。
これは旬なキーワードや話題を追って記事を書いていたのが遠因ですね。
まぁ自分の興味とも丁度一致したので、旬な話題を記事にして書いていたのですが、そうなると当然旬を過ぎるとそのキーワードや記事はあまり読んでもらえなくなる、と。
これは以前「クレジットカードの読みもの」のid:cardmicsさんが書かれていた内容にドンピシャですね。
http://cards.hateblo.jp/entry/10nen-effective-contents/
旬な情報ばかり追うと辛いよと言う話。
10年後も通用する記事を書きましょうというオススメのお話。
今回は正に痛感したところでした(^^;
ですが、まぁ10年経っても色褪せない記事を書くのはまた大変なので、しばらくは旬の話題で書きつつも、マネーや節約、投資に関する話題は10年後にも通用する様な記事を書いていければと思います。
あ、話が逸れましたが、結果としてはリンク否認ツールを使ったからといって、アクセスが減少する事には繋がりません。
以前の記事で別の方も、リンク否認ツールを使われたそうなんですが、アクセスは減少せず微増したと言っていました。
悪影響のあるサイトから被リンクを受けて検索エンジンからの流入が減少した場合には、リンク否認ツールを使ってみる事も検討されると良いと思います。
追記
おいさん (id:Doraneko1986)より、コメントにてご質問を頂きました。
おいさん (id:Doraneko1986)
しかし、わしもあのまとめサイトからのリンクを切りたいのですが、いかんせんGoogleの否認ツールの使い方がいまいちわからなくてまったく手が出せずにいます。
否認ツールの設定を開いてみてもどれがあのまとめサイトからのリンクなのか皆目検討がつかない状態で今に至ります(;´∀`)
どうにかならないでしょうか?
すみません。丁度今回の記事は結果報告だけで、リンク否認ツールの使い方解説を怠っていました。
まずはリンク否認ツールについて書いた初回の記事をご確認下さい。こちらにリンク否認ツールの使い方が書いてあります。
そして確かにあの膨大な被リンク結果から「今回相互RSSされたまとめサイトはどれかな?」と探すのは至難の業かと思います。
なので今回の某まとめサイトから被害に遭ったブロガーさんだけ限定になりますが、その時に使うと良い内容を紹介します。
【某まとめサイト相互RSSスパム対策手順】
- テキストファイルを作成する
- テキストファイルに下記内容をコピペして保存する
- リンク否認ツールでアップする
1.テキストファイルを作成する
名前は報告日時入りが良いので、例えば今日作成されるなら「20140413_リンク否認申請ファイル.txt」と言った名前を付けて作成します。
2.テキストファイルに下記内容をコピペして保存する
# sodate.info の所有者に 2014 年 4 月 2 日に連絡し # リンクの削除を依頼したが回答なし domain:sodate.info # kenkashinai.com の所有者に 2014 年 4 月 2 日に連絡し # リンクの削除を依頼したが回答なし domain:kenkashinai.com
この内容をアップする事で「sodate.info」と「kenkashinai.com」の2つのドメインからの被リンクを否認(無効化)する事が出来ます。
某まとめサイトはこの2つのドメイン上に10個ずつ合計20個作成されていますので、この2つのドメインの縁を切るだけでOKです。
3.リンク否認ツールでアップする
Googleウェブマスターツール内のツールの1つである下記URLにアクセスします。
https://www.google.com/webmasters/tools/disavow-links-main
ここで手続きを進めていき、手順2で作成したテキストファイルをアップロードすれば完了です。
ヘルプには2週間程度で効果が出ると書かれていましたが、私は3日目には効果が出ました。
ご参考までに。