一般的な住宅購入価額は3,000万円
住宅ローンを組んで購入する物件は多岐に渡ります。
一番人気は土地付き一戸建てで、しかも建て売り住宅じゃなくて「注文住宅」!
これを首都圏でやろうとすると非常に高くつく買い物になりますが、まぁ目指したい所ではありますね。
建売住宅も勿論人気です。土地を持っていない人には土地と建物がセットで手に入りますから人気です。
続いては分譲マンションですか。首都圏だとこの選択肢が一番多いですよね。でもこれももちろん結構高いです。
他には中古一戸建てや中古マンションの購入などが挙げられます。
ではこうした住宅ローンを利用して入手する物件の平均価額はどの位になるのでしょうか?
少々データが古いですが住宅金融支援機構が発表している「平均像(平成21年度) 」を参照させて頂きましょう。
(4-1. 住宅ローンを利用する方の平均像 http://www.flat35.com/loan/atoz/4_1.html)
フラット35利用者の「建設費・購入価額(万円)」は3,065万円となっており、平均金額としては3,000万円となります。
持ち家やマンションを入手するには平均で3,000万円の出費が必要となります。
以下、今回計算する際に利用する住宅購入価額は
3,000万円
で計算してみたいと思います。
シミュレーションの前提整理
住宅ローンの毎月支払額の計算式は下記の様になります。
毎月の返済金額 = (借入金額 × 金利 ÷ 12) ÷ (1 ー (1 + (金利 ÷ 12))-返済回数
わかりづらいですね(^^;
最後の返済回数の所は乗数(上付き数字)になります。
今回は計算を簡単にするために、昨日調べた住宅ローンの中で20年固定金利で一番低金利だった住信SBIネット銀行の金利2.22%で計算してみましょう。
返済期間はずばり20年間!
頭金0円で3,000万円を全額フルローンした場合で計算してみましょう。
これは結構きつい返済額になりそうだなぁ。
住宅ローンは毎月一定額を返済する「元利均等返済方式」が一般的なので、一定額を毎月返済する事にして計算します。
住宅ローン3,000万円を20年固定金利2.2%で返済した場合
出ました!
月々の支払いは
154,910円
おぉー。
やはり結構高いですね
ですが首都圏で賃貸を借りている人なら手が届かない事もないのではないでしょうか?
総支払額は?
総支払額を算出すると
37,178,403円
利息分が
7,178,403円
3,000万円借りて718万程が利息分となります。
おぉー、20年固定の低利返済は安くすみますねー。
これがもし同じ利率でも35年とかの返済期間になると全然違ってきます。
一応載せておくと
借入額:3,000万円、支払期間:35年、金利:2.22%固定
総支払額=43,175,508円
利息金額=13,175,508円
となりまして、利息分の支払いが1,300万円になり20年と比べると600万円程増えています。
うーん。
すごい差ですよね~。