夏枯れ相場の終焉
為替相場は、今週は夏枯れ相場明けの活発な取引の行われる週と相成りました。
市場参加者達が激減し、為替変動が限定的になったり、または普段よりもちょっとした事で相場が動いてみたりします。
普段よりも市場参加者が減ることにより、相場の形成が普段よりも少ない人数(少ない金額)で行われる事による弊害ですね。
大抵はチャートが大きく動く事が減り、あからさまに相場が停滞するので
夏枯れ相場
と呼ばれたりもします。
バカンス明けのヨーロッパの機関投資家達がトレードに復帰したことで、本来の市場の動きに戻りました。
そして、下半期の投資開始ということで早速大きめの動きが出てきました。
春から夏にかけては、イギリスのEU離脱ショックがあったりして、どちらかというとリスクオフの相場向きとなっていました。
しかし、その反動か今週の動きはリスクオンの相場向きとなり、安全資産として買われていた日本円が売られ、アメリカの早期利上げ観測も出て一気にドル高・円安へ!
下記チャートは米ドル/円の日足チャートです。
今週の値動き(右端の5本分)が一気に上向きになっているのが見て取れると思います。
アメリカが利上げすれば、日本の低金利との差が広がり米ドルが買われ、円が売られる「円安・ドル高」が発生します。
9月利上げを織り込んだ市場の動きとなってきています。
MT4の半自動トレード
で、今週から本気出したので一気にMT4の自動売買プログラムであるEAをコンパイルして自分のトレードスタイルを、プログラムが勝手にトレースして
「買い時だよ!(or 売り時だよ!)」
と教えてくれる様にしました(^-^)v
詳しい方法は下記に。
で、このEAトレードシグナルが早速出まして、「NZドル/円が買い時だよ!」と知らせてくれました。
当初はデモトレードで行うつもりでしたが、スマホに入っていたMT4で少額トレードする事にしました(^-^;
トレードシグナルが出てから1時間後くらいに気付いたので、タイミング的には少々遅れましたが、まぁ許容範囲だったのでNZDJPYを「74.655」で買いました!
EAはその後10pips程度の利益確定で終わりましたが、日足チャートとかも見ると大きな上昇相場のスタート地点だったために、手動トレードの方はそのままポジションを保有しいていまして、昨夜のアメリカ雇用統計発表で大きく動いたところで決済!
「75.955」で決済することができました!
130pips取り!
久々に大きく利益を取る事が出来ました(^-^)/
まぁ少額なので大した金額ではないですが、大切なのはそうしたMT4とEAを使った半自動トレードを使って利益が出せたという事です。
MT4を使うことで相場分析をプログラム任せにする事でかなりの省力化が図れました!
今後のトレードも期待大です(^-^)/
おまけ
ついでに、円安トレンドはNZドルだけではなくて、日本円とのペア通貨が軒並み上昇基調にありました。
そこで、こちらは大いに乗り遅れた感はありますが「ユーロ/円」の通貨ペアも買ってみました!
EURJPYのチャート。
米国の雇用統計が市場予想よりも弱かったですが、相場全体としては「円安に持っていきたい!」という思いが強いのが見て取れたので、そのまま保持しています。
この後、長期移動平均線の水色の線(118付近)まで上げそうな感じなので、そこまで行ったら嬉しいな、と。
また、長期移動平均線をブレイクして上昇するならば、さらに「買い」のタイミングになるので、MT4の半自動トレードのシグナルが出た場合には再びトレードしてみたいと思っています(^-^)v
まずはMT4の半自動トレードが初回うまくいったご報告でした!