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フリーランスを志す動機付けを与えてくれた本。この本が最初のきっかけだった!

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サラリーマン時代に読んだ

色々な物事にはきっかけというものが存在するのではないでしょうか?
プロ野球選手が幼い頃に往年のスーパースターのプレーをテレビで見て憧れて「よし僕もプロ野球選手になるぞ!」と志すきっかけとなったり、幼くして病気になり病院で治療を受けて回復し「私も大きくなったらお医者さんになろう!」とか「看護士さんになろう!」と将来の自分の姿を夢想するきっかけとなったりする事は往々にしてあるものだと思っています。

そしてサラリーマン時代に私が

「よし将来はフリーランスになるぞ!」

と思うきっかけをくれたのが、「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計入門 」という本になります。

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門

  • 作者:橘 玲
  • 発売日: 2002/11/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

今週のお題「最近おもしろかった本」

100円本

この本を手に取った時はまだ30歳位の頃で、当時の私はマネー本を読みまくっていました。
株式投資のFX投資を始めたことで、それまで全く興味のなかった経済やマネーの本を買いまくって読みまくっていました。
ですがお恥ずかしい話、その頃は投資もそんなにうまくいっていなかったですし、給与の中から自分の自由になるお金は少なかったので、本を書うと言っても新書を買うのではなくて古本を購入していました(^^;
しかも古本の中でも安い
100円コーナー
で(笑)。

よく古本屋さんの100円本コーナーで

「良い本が無いかな~?」

と探していました(^o^;

新書ばかりを買う人からすれば

「古本屋の100円コーナーに並ぶ本なんかに良書が有るわけがない!」

と思われることと思いますが、当時金銭的に厳しかった私は

「100円本にも良書はある!100円本で知識を付けてのし上がってやる!」

みたいな変な反骨精神があり、100円本で良さそうなタイトルがあれば目次と中身をサラッと斜め読みして気に入れば、小脇に抱えて次の本を探すというのをよくやっていました。
もちろん、いざ買ってみても期待はずれの本もあるので最初読みかけて後は積ん読になった本も幾つもありますが、やはり中には良書もあって私の知らない知識を色々と教えてくれました。

そんな古本屋の100円コーナーの中に埋もれていた良書の1冊が最初に紹介した「黄金の羽の拾い方」になります。

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門

  • 作者:橘 玲
  • 発売日: 2002/11/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

何が書いてあるのか?

こちらは本のタイトルにある通り、日本に存在する黄金の羽の拾い方が多数紹介されています。
古くは日本と韓国で共催された日韓ワールドカップのチケットの入手の話。
当時は日本開催のチケットはプラチナ化していて「ヤフオクで30万円出して落札した!」なんて話もある位、入手が難しいチケットでした。
ですが、これも知っている人にすれば「海外枠ならいっぱいあるし、定価で買える」と海外のブローカーに依頼して普通にチケットを得て、しかも自分が行く枚数よりも多めに買って、日本でヤフオクにでも出すなりして転売して、自分の旅費や滞在費も捻出できたそうです。

この様に、資本主義経済の国で言論の自由が保障された民主主義国家においては、情報が溢れていて
知っている者と知らない者の格差
が出来ている、と述べられています。

これだけ情報化が進みパソコンやスマホが普及した現代においても、アンテナを高く張り意識して情報を得る様にしなければ、色々な点で情報格差の辛酸を舐める事になる場合があります。

よくネットでは情弱とか情強とかって言われたりしていますが、これがマネーの世界でも経済的な知識も得ておかないと経済的に搾取される側に回ってしまうと、この本は教えてくれます。

経済的に搾取されているのは誰か?

についてもこの本は言及しています。
というかそのものズバリ書いてくれています。

経済的に一番搾取されているのはサラリーマンである、と。

年末調整により確定申告を会社が代行してくれる事により、必ず所得税と住民税をきっちりと納める事になり、経費も認められていない事により節税対策も非常に限られる存在。
それがサラリーマンである、と。

対してフリーランスや会社の社長(家族経営の小さい会社)の場合は、必要経費を差し引いた後に課税されるので、課税額がサラリーマンに比べて相対的に小さくなります。

例えば年収が同じサラリーマンとフリーランスについて述べられていますが、年収600万円のサラリーマンと年収600万円のフリーランスを比較した場合に、必要経費を計上し色々な節税対策を行うと、実際に自分で自由になるお金には100万円以上の差が出てくる、と。
この辺の詳しい話は更に噛み砕いてフリーランスのマネー講座に連載しましたので、興味のある方はそちらもお読み下さい(^-^)/

だからこそ普通に稼ぎ出すことが出来る様になった自営業者は途端に金回りが良くなって、お金が貯まっていくようになる、と。
まぁ増えた分、飲み歩いていれば貯まらないかもしれませんが(^^;

同じ金額を稼ぐサラリーマンとフリーランスでは、フリーランスの方が手元に残るお金が多い。

なんていう事実は当時は全く知らなかったので、本当にこの本を読んだ時は鈍器で頭を殴られた様な気分でした。

グワァーン

と(笑)。

この本を読んでからですね

「自分もフリーランスを目指すぞ!経済的な自由を目指すぞ!」

と決めたのは。
まぁ稼ぎの種まではこの本には書いていないので、それは自分で悪戦苦闘して稼ぎの種を探すのですが、それはまた別のお話。

フリーランスに漠然と憧れを持っている方や、「サラリーマン稼業はつまらないな~」と思っている方はぜひこの本を手にとって読まれる事をオススメしますよ(^-^)w
なにせ100円(税抜)で買うことが出来ますから(笑)。

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門

  • 作者:橘 玲
  • 発売日: 2002/11/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

あ、既に経済的に余裕のある方や新書が好きな方は改訂版が出ていますのでこちらをオススメしておきます。
でも書いてある内容に差分はそんなにないのでどちらか1冊だけで充分でしょう。