ご本を頂いた
ここ最近書いた記事の中で非常に人気を博したのは、人気ブロガーで会社経営もされている「Ichiro Wada (id:yumejitsugen1) さん」から頂いた、ご本の紹介をさせて頂いた記事。
著作の第2作を「ブログで紹介してくれる人に献本します!」との記事を見掛けて、TwitterのDMで申し込ませて頂き、発売日前日に手元に届き、著作発売日に冒頭の感想だけをまずは書かせて頂きました。
今回頂いたご本は『僕が四十二歳で脱サラして、妻と始めた小さな起業の物語 (自分のビジネスを始めたい人に贈る二〇のエピソード)』というタイトルで、会社員だったIchiro Wadaさんが脱サラされ、起業の種を探すのに奔走され、そして出会った運命の商材をご自身と奥様が懸命に売って、そして会社へとされていったその奇跡を全て書いてくれてあります。
シルバーウィーク中に全部読ませて頂きました(^-^)w
前回の記事では冒頭3章だけの感想でしたが、今回は残りの17章を読ませて頂いての感想を書かせて頂きます!
脱サラ後の話
著者は脱サラ時に自分のビジネスプランを持っていました。
でもそのビジネスプランは退職数日前に
「実現不可能なプラン」
として葬り去られます。
そこから再び色々なビジネスプランを検討され数ヶ月を過ごします。
この辺の話は怖かったですね~(^^;
私のことも先に少し書きますが、2015/04/01に会社を辞めて独立し現在フリーランスとして仕事を始めて5ヶ月目になります。
ようやく黒字化は達成しましたが、まだまだ不安定な経営をしながら事業をしています。
私は幸い独立前に自分の独立後の仕事について事前に副業として取り組み、ある程度の成果が出せていたので
「よしこの事業で食べていこう!」
と決めて独立しました。
私は微々たる退職金しか無かったのは分かっていたので、猶予期間が無かったため先にすぐに食べられる事業を見つけておきました。
著者は退職金として1,000万円を手に辞められたので、自分の事業を探したり新たな商売を始めるときの種銭としてその退職金を充てられていました。
でもきちんと事業としての商材「アンティーク着物」に出会うまでの葛藤と焦りは読んでてジリジリくるものがありました(^^;
商売において大切なこと
自分自身の商材を見つけられた著者はその後、バンバンその商材を売り、仕入れルートを開拓され進むわけですが、ここで大いに気付かされた事があります。
「得た利益を次の商品の仕入れに回し、少しずつ商売を大きくしていった」
と言った記載があります。
ここは頭を鈍器で殴られた様な感じがありました。
「俺は何をしていたんだ?」
と。
商売においては基本なのかもしれません。
元手が限られる中で、商品を売って得た利益で元手が増え、その増えた分で次にもう少し大きな商売をしたり、システムを導入したり、人を雇ったりといった事は。
でも私自身は全然そんな視点が欠けていました。
事業で得たお金はあくまでも生活費と貯金として貯めて終わり。
元手が増えた分を事業に再投資してより大きな事業を目指す、というそんな視点は全く持っていませんでした。
個人的な事を書かせて頂くと、得た利益があれば事業に再投資するのではなくて、FX投資に充てようと考えていました。
余裕資金が出来てきたら、それを自分の得意な投資で増やそうと考えていました。
ですが私のやり方では、事業は自分1人で回す範囲でしか拡大させる事は出きず、所詮はフリーランスの域を出ない事業しかできないのではないかと思います。
そこを自分で直接投資するのではなくて、事業に再投資する事でより大きな事業を営む。
いやー、全く頭にありませんでした(^o^;
ありがとうございます。
きちんと事業に再投資して、事業の拡大を描きたいと思います!
金脈
著者は商材発見後に金脈を見つけ、その金脈をとことん掘ることに没頭します。
「この金脈がいつまで続くかなんて分からない、掘れる内に掘り進む!」
と、寝る間も惜しんで掘り進まれました。
この姿勢も非常に背中を押してくれる話でした。
私は事業を始めたとはいえ、現在中途半端な事をしています。
自分の事業に集中する事が出来ず、外の人の仕事を受けたばかりに自分の事業を進める事が出来ないジレンマにはまっています。
そして自分自身が
「この金脈は絶対に儲かる!」
と分かっている事業分野があるのですが、それは
「そのうち、挑戦できれば良いや」
と思っていたフシがあります。
でもそうじゃないんですね。
金脈はいつ尽きるかもしれませんし、強力な競争相手が来てしまえば、その利益は奪われてしまうのです。
時間
も非常に大切であると。
時間軸についてはすっかり頭の中になくて、
「自分自身が取り組める時が来たら取り組めばいいや」
なんて思っていましたが、違うんですね。
金脈がある内に、金が出ている内に掘り進まなければいけない!
と。
ちょっと自分自身の事業の進める順番や、金脈だと分かっていても避けていた分野もあったのですが、きちんと金脈として機能している内に、堀りに行ける様に、着手の順番を見直そうと思います!
独立して自営業を営むのに必要な資質
として10個ほどを挙げられていました。
その全部が自分に当てはまる訳ではなかったですが
「負けず嫌いである」
という部分は自分にも当てはまって笑ってしまいました。
普段の生活や趣味においては特段ないのですが、こと仕事においてだけは「非常に負けず嫌い」です(^o^;
「絶対にいつか見返してやる!」
という怒りのエネルギーを力に変えて前に進む事が出来ます(^^;
まだ独立して五ヶ月の身で、自分自身がどこまで出来るのか見通す事は出来ませんが、今後何をしてどう事業を拡大していったら良いのかを、今回頂いた本によって照らして頂いた様に思います。
私がこれから通る道は自分自身で切り開いていかなければいけませんが、そんな道をやはり自信の力で切り開いて進んでいった先輩の姿が見え、ものすごい力を頂きましたので、これから迷わず突き進みたいと思います!
自分自身、事業の道を進んで自分と家族の居場所を作っていきたいと思います(^o^)/
僕が四十二歳で脱サラして、妻と始めた小さな起業の物語 (自分のビジネスを始めたい人に贈る二〇のエピソード)
- 作者:和田一郎
- 発売日: 2015/09/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)