イギリスEU国民投票
2016年6月23日にイギリスで行われた国民投票「イギリスはEUを離脱すべきか否か?」の投開票が行われました。
今朝の段階では
「EU残留支持派が勝利か!」
という報道が出ていて、為替はリスクオンで米ドル/円は106.77円、ポンド/円は160.09円まで値を上げるなど、ここ数日の下げ分を取り戻す動きが出ていました。
おかしくなったのは7:00AM台。
「一部地域で離脱派が61%の得票!」
との報道が流れて一気にリスクオフに。
一気に朝の上げ分を下げ、しかもその後の報道で「EU離脱派が勝利」の地域が出る度に更に下落へ。
最終的には
イギリス国民投票結果は「EU離脱支持」
となった事で更に大幅に下落。
市場は乱高下する1日となりました(>_<)
下図は米ドル/円の1時間足チャート。
ロイターのニュースでも内容をチェックしましょう。
[東京 24日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の102.36/38円だった。英国民投票で離脱派勝利の思惑が強まり、ドル/円は一時99円に下落した。ポンド/円は約27円、ドル/円は約7円の値幅が出る乱高下の様相だった。
アジア時間の早朝の取引では、ユーガブの世論調査でEU残留支持52%、離脱48%などと伝わり、ドルは一時106.87円まで上昇。ポンドは一時1.5022ドルと年初来高値を付けた。ポンド/円も160円前半まで上昇した。
その後は、地方の投票結果が一進一退と報じられ、各通貨ペアも激しく上下した。スポット取引の流動性が極端に低下し「通常は潤沢な流動性があるドル/円ですら、値が飛びやすい」(証券会社)とされた。
正午にかけ、各地での離脱派の勝利が目立つようになったところ、離脱派勝利の可能性が高まったとのITVの分析などが報じられ、ドル/円やポンド/円、ポンド/ドルの売りが加速。ドル/円は一時99.00円まで下落し、2013年11月以来、2年7カ月ぶり安値をつけた。
その後に急反発したが、当局による為替介入の気配はないとの声が聞かれた。
ふむふむ。
ドル/円は一時99円、ポンド/円は133円まで値を下げる場面があったと。
値幅も凄くてドル/円で7円、ポンド/円に至っては27円という信じられない値幅の動きと相成りました(T_T)
下図はポンド/円の1時間足チャート。
今日だけで上160円~下133円の27円、2,700pipsもの値動き(>_<)
しかも、これは所詮6/24 16:50頃の話。
欧米勢が市場に入ってくるこの後の時間の値動きはもっと激しい事になるかもしれません!
FXでトレードされている人は注意して下さい!
日経平均
英国のEU離脱は何も為替相場だけを揺らした訳ではありません。
日本の株価も凄まじい影響を受けました!
日経平均株価は今年一番の下げを記録し、マイナス1,286.33円、率にして実にマイナス7.92%もの下落となりました(TOT)
日経平均の1,000円以上の下げって滅多にお目にかかる事ないですね(-_-;
-8%の下落って・・・。
直撃をくらった個人投資家は多いことでしょう。
昨日までプラスだった株式口座もほとんどの人がマイナスに転じたのではないでしょうか(;_;)
FXの損失
為替で大きな動きが出た時に見に行くべきは「YJFX!ファイナンススタジアム」がオススメです。
「YJFX!ファイナンススタジアム」ではYJFX!のFX口座を持っている人のリアルトレード結果を一般公開してくれています!
以前だとスイスフランショックの時にも大きな話題になりました。
では、まだイギリスの国民投票結果による乱高下はまだしばらく続くでしょうが、現時点での利益を出した人と、損失を被ってしまった人を見てみましょう。
利益を出した方々はこちら!
第一位は「みーとさん」で本日の収益額が11,969,405円。
実に1,200万円ほどの利益です!
スゴイ!
みーとさんおめでとうございます(^-^)/
続いてが見るのも可哀想になる損失を出した方々・・・
【収益額ランキング マイナス8傑】
Yahoo!ファイナンス
おふ・・・。
今日、8番目に損失を多く出した「ともにゃん」さんでマイナス19,862,900円。
2,000万円の損失(>_<)
本日一番損失を出してしまった「堺商人さん」に至ってはマイナス68,318,000円。
6,800万円もの損失です・・・(T_T)
残額が955万円ほどありますが、それでも総資産に対して実に88%ほどの損失になっていますorz
これは辛いですね。
ただ堺商人さんはまだ諦めずに、ポジションを持たれている様なので、何とか挽回して欲しいです(;_;)
という訳で個人投資家にも大きな打撃を与えたイギリスの国民投票。
まさかのEU離脱!
という結果が世界経済に与えるダメージと困惑は来週からが本番でしょう。
幸いなのは本日が金曜日で明日と明後日は土日で相場がお休みになる事。
来週も相場は乱高下が予想されますから、個人投資家の皆さんはポジションを少なくして乱高下に備えましょう。