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ギリシャ国民投票でEU「財政再建策」に反対多数!原油相場の暴落に為替のユーロ安が進む!

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ギリシャのデフォルト

2015/7/1にギリシャは先進国では初となるデフォルト(債務不履行)になりました。
IFMへの返済期限である2015/6/30までに返済する資金が不足し返済できず、デフォルトとなり、IMFからは「延滞国」と認定されました。

それから5日。
2015/7/5にギリシャは国民投票を行い、EU(欧州連合)などが求める財政再建策(財政緊縮案)に「賛成」するか「反対」するかを国民に委ねました。
賛成票が多い場合には、財政緊縮案を受け入れIMF等からの金融支援を受けることが出来るようになりデフォルトの解消ができます。
反対票が多い場合にはEUの提案を蹴るわけですから当然金融支援を受けることは出来ずギリシャはデフォルト状態が続き、ユーロを使い続けEU内に留まる事が難しくなっていきます。

果たしてギリシャの国民の審判はどの様に下されたのでしょうか?

EU「財政再建策」に反対多数!否決!

今朝のニュースから見ていきましょう。

【ギリシャ危機】首相が「反対派勝利」宣言 EUの再建策国民投票で否決へ ユーロ圏離脱に現実味 (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)


財政破綻の危機にあるギリシャで実施された国民投票は5日、即日開票され、欧州連合(EU)などが求める財政再建策受け入れに対する反対が賛成を上回った。反対に投票するよう呼びかけていたチプラス首相は5日深夜、全ての開票を待たずに勝利宣言した。EU側の態度は硬化しており、ギリシャが財政破綻やユーロ圏からの離脱、EU脱退に至る懸念が現実味を増した。


ギリシャ内務省が6日未明(日本時間同日午前)、発表した国民投票の89・39%の開票結果によると、EUの財政再建策受け入れに対する反対票が61・46%と、賛成票の38・54%を大きく上回った。

反対61%、賛成39%と大差を付けてEUの財政緊縮案が否決されました!
まさかの大差をつけての反対多数となりました!
ギリシャ国民は

「EUの緊縮案を飲んで好きに景気浮揚策等を出来ないよりも、借金を踏み倒してでも自由を手に入れる!」

と判断した事になります。

これによりEUからの金融支援はほぼ望めなくなりました。
今後、国民投票の結果を持ってギリシャ首相がEU首脳と議論をするのでしょうが、「国民の総意としてEU緊縮案は飲めない。だけど金融支援はお願いしたい!」というなんともワガマな交渉がスタートします。
EUとしては「お前の所の借金だろう!」と突き放したいところですが、それをしてしまうと「ギリシャのEU離脱」や「ギリシャのユーロ離脱」に繋がってしまい、その波及の大きさを想像すると無下にも出来ないというのがEUの実情でしょう。

今後は混迷を極める交渉が数か月に渡って続くことになると思います。
ヨーロッパは地政学的なリスクを抱えることになりました。

原油相場の暴落

ギリシャに関連したニュースが舞い込みました。

ギリシャショックで原油相場も暴落(小菅努) - 個人 - Yahoo!ニュース


NYMEX原油先物相場は、米市場が独立記念日の3連休を迎える前の7月2日終値が1バレル=56.93ドルだったのに対して、週明けの時間外取引では一時54.44ドルまで値下がりし、4月13日以来の安値を更新している。下落率は4.4%に達しており、原油価格の1日の価格変動率としては異常とも言える値動きになっている。ICEブレント原油先物相場も4月10日以来の60ドル割れとなり、直近高値70.92ドル(5月16日)からは10ドルを超える急落になっている。


ギリシャ政府の債務支払いが不可能な状況になっていることに加えて、預金引き出し制限を行っているギリシャの銀行の資金枯渇も警戒される中、ギリシャ発の金融・経済危機に対する危機感が、投機筋にリスクマーケットからの資金引き揚げを迫っている影響である。加えて、為替市場でユーロ売りの動きが加熱する中、相対的にドルが買われ易くなっていることも、ドル建てで取引されている原油価格に対しては強力な押し下げ要因になる。

ギリシャがデフォルトに陥ると、貸した金を受け取れない人達が出てきます。
「貸したお金が返ってくること」を前提に経済は回っていますので、「貸したお金が返ってこない」という事になると経済がうまく回らなくなります。
そりゃあそうですよね~。
個人で考えたって「友達に貸したお金が期日に返してもらえない」となれば、生活に困る場合もあるじゃないですか。

それが国の借金で2,000億円ものお金が返ってこないとなれば、困る人達が続出する事うけあいです。
こうなると「今後経済がうまく回らなくなるだろう」と考える人達が増えて、積極的な投資をしなくなります(リスクオフ)。
まずは経済活動が世界的に低迷する可能性が出てくるので、ということで原油価格が暴落しました。

ですがこれは第一弾に過ぎません。
リスクオフの流れは、これから至る所で顕著に現れる事になるでしょう。

日本株式も他人事ではありません。
日経平均は今朝300円以上下げてスタートしました。
最近続いてきた日経平均の上昇にも今後は暗雲が立ち込めないとも限りません。
利益の出ている株式があるならば、一旦利益確定をして様子を見るのも悪くない手だと思います。

為替はユーロ安

為替の動きもチェックしてみましょう。

ギリシャ危機 オセアニア市場でユーロ安 ギリシャ国民投票の結果を懸念:イザ!


週明け6日のオセアニア外国為替市場は、ギリシャの国民投票で、反対が優勢となったことによる欧州経済の先行き懸念からユーロが売られ、ドルに対し一時、約1%下落した。


日本時間午前6時現在は、1ユーロ=1・0990~93ドル、133円99銭~134円09銭だった。

ユーロ/ドルが1%下落。
ユーロ/円も今朝は先週末に比べて2円程安く始まりました(為替で2円の値動きはまぁまぁ大きい!)。

チャートを確認してみましょう。ユーロ/円の1時間足チャートです。

f:id:MoneyReport:20150706111825j:plain

右下の赤矢印が今朝のスタート時点です。
先週末の1ユーロ136円から1ユーロ134円に急落して始まっています。
ジワジワ戻しつありますが、ユーロ安に進む方向で今週は動くでしょう。

さて、こうして相場が荒れてきました。
普通の方ですと

「こんなどう振れるのか分からない相場は怖い。近寄らない様にしよう。」

と考えられる事と思います。
ですがトレーダーは違います。

「これだけ不安要因があるならば、相場が振れやすくなるからチャンスだ!」

と考えます。
そう、私もトレーダーです。
久々に少しだけFXトレードに復活しようかと思います。
ただ単にFXに復活しても「自分でトレードして終わり」になってしまうので、それだとブログ的にはつまらないので、「新しいFX業者に口座を開設してトレード」してみたいと思います(^-^)/
月に1つずつ新しいFX口座を開設して、そのFX業者の使い勝手や特徴などをレポートしていきたいと思います(^-^)w
まず最初にターゲットにするのは・・・

DMM FX

です。
DMM.comが運営するFX業者という事で、調べてみた感じではツールが多く自分のトレードスタイルに合わせて最適なツールを選ぶ事が出来そうです。
まずは口座開設をしてトレードをして使い勝手について報告させて頂きたいと思います。

まとめ

  • ギリシャが国民投票でEU財政緊縮案に反対多数で否決!61%の反対票!
  • ギリシャとEU首脳との協議は難航が予想される、しかも長期にわたって。
  • ギリシャショックにより原油相場が暴落
  • ギリシャ危機により為替はユーロ安へ!
AX