マネー報道 MoneyReport

マネーにまつわる報道を取り上げ、自分の切り口で切り取り、噛み砕いてお伝えします。

英ポンド「フラッシュ・クラッシュ」で損失をかぶった方達(T_T)

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2016年10月7日 朝のポンド安

昨日の朝、何気なくスマホ版MT4を起動してチャートを確認したら何かとんでもない振れ幅になっていて驚きました(^o^;
その時のチャートが下記。

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GBPUSD(ポンド/米ドル)のチャートなんですが

「なんだってこんな朝8時とかからこんなに下げまくっているんだ!?」

と思って、FXのニュースとかをチェックしましたが「英ポンドが急落!」という記載があるだけで、何のニュースに反応しての下げなのか、その報道元が分かりません。

「こんなネタ元の分からない下げに付き合っている場合ではないな(-_-;」

と思って、エントリーはせずに見送りました。


フラッシュ・クラッシュ

その後、午前中に分かったのは下記のニュース。

アルゴリズムがポンド急落を誘発か-仏大統領発言や人為ミスの指摘も - Bloomberg


英ポンドの対ドル相場がアジア時間朝の取引で一時6.1%下落した。英国民投票で欧州連合(EU)離脱が選択された今年6月以来の大幅な下げとなったが、トレーダーはすぐにその理由を説明できないでいる。


ブルームバーグが集計したデータによれば、ポンドは一時1ポンド=1.1841ドル1985年3月26日以来の安値を付けた。トレーダーらは、コンピューターを駆使する注文が下げの引き金となり、アジアの早朝時間帯の流動性の薄さが値動きを増幅させたのではないかと疑い、ヒューマンエラーや「タイプミス」の可能性もあるとみている。また、英国はEU離脱の報いを受ける必要があるとのフランスのオランド大統領の発言を英紙フィナンシャル・タイムズ(オンライン版)が報じており、この記事が原因だと指摘する向きもある。


IGの市場アナリスト、アンガス・ニコルソン氏(メルボルン在勤)は「EU離脱に関するオランド仏大統領のスピーチを基にFTが報じた記事をきっかけにアルゴリズムが引き起こしたフラッシュクラッシュのようだ。アジア時間は取引高が小さいので、他のアルゴリズムも引きずられて下落を増幅させたのだろう」と分析した。

ふむふむ。
ポンド/米ドルが引き金になってポンド安が起きた様ですね。
アジア時間朝の取引が少ないタイミングで、一時6.1%もの下落をした模様(>_<)
フランス大統領のスピーチを基に下落との噂もあるようですが、それだけで6%も下がる様な激震が起きるわけがなく、

 アルゴリズムが引き起こしたフラッシュクラッシュのようだ

とのこと。
FXでは自動売買の導入も進んでいますから、確かにアルゴリズムが一斉に「売り」を示すような場面が来れば、多くのロスカットを巻き込みながら下落する場面もありえるかとは思いますが、その裏付けとなる情報がない中でもこんなにも動くものでしょうか?

で、フラッシュクラッシュという言葉が出てきましたが、良く分からないので調べます。

フラッシュ・クラッシュとは - はてなキーワード


Flash crash「瞬間暴落


2010年5月6日、わずか数分の間にダウ平均が1000ドル近く下落したこと。
2時40分、ダウ平均株価は急落し始め、わずか数分の間に1000ドル近く下落、出来高は190億株に達した。当初、誤発注など様々な原因が指摘されたが、調査報告書では「複数の要因が重なったためであり未だ明らかではない」とされている。

ふむふむ。
英語で「Flash crash」と書き、瞬間暴落という意味のようですね。
2010年に起きたダウ平均の1,000ドル近い下落をした事を受けて作られた言葉の様です。

確かに今回の下落も5~10分ほどでGBPUSDが急落していますので、フラッシュクラッシュに該当するのかもしれません。
そしてその下落の理由を誰も説明する事ができないのも、2010年のダウ下落と似ていますね。


フラッシュ・クラッシュの損失

GBPUSDの英ポンド/米ドルを日本人でトレードしている人はそう多くはないと思うので、GBPJPY(英ポンド/日本円)をトレードしていた人の方が多かったのかな、と。

10/7のポンド/円の1時間足チャートの推移。
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正に急転直下!
ポンド/円が131円から124円へと7円も下落しています!
pips表記だと700pipsも下げています(>_<)

これはポンド/円を「買い」で持っていた人は大損をした可能性がありますね・・・(-_-;
ポンド/円の悲劇は今年の6月にも起きています。

2016年6月23日に行われたイギリスの国民投票で「EU離脱」が可決され、その予想外の結末に為替市場は揺れに揺れてポンド/円は160円から133円へと叩き落されるという「イギリスEU離脱ショック」通称「Brexit(ブリグジット)」が起きました。
その時の損失を出した方の金額等をまとめたのが下記記事。

この時に一番大きな損失を出した人はわずか1日で6,800万円もの損失を出してしまっていました(T_T)

今回のフラッシュ・クラッシュではどうだったのでしょうか?
確認していきましょう!

利益を出した方々

こういう相場激変時は、YJFXが提供するファイナンススタジアムを使って確認するのがオススメです(^-^)v

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実際のリアル口座の利益と損益をそのまま見せてくれるというトンデモサービスです(^o^;
フラッシュクラッシュの中で利益を出したTOP10の方々はこちら!

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第一位のひろっちさんの収益額が2,943,049円という事で、ほぼ300万円を一日で稼がれています!
総資産が一気に倍くらいに増やせたようですね(^-^)v
おめでとうございます(^-^)/

損失をかぶった方々

逆にフラッシュ・クラッシュで損失を出してしまった方々はこちら。

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マイナス220万円とか、マイナス300万円台とか結構キツイですね(;_;)
しかし注目すべきは一番損失を出してしまった堺商人さん。

損失額が18,068,900円。
ん?桁が一桁多いぞ!?
1,800万円もの損失か!?

しかも口座に残った金額が70,174円という少な過ぎる金額が涙を誘います(TOT)

1日で1,800万円損失出して、残額7万円てあなた・・・。

あれ?
堺商人さんていう名前、どこかで聞いた様な?
遡って見てみると・・・

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今年の6月のBrexitの時に一番損失を出していた人と一緒じゃないですか!
6月に6,800万円の損失を出して、10月に1,800万円の損失を計上って、この2回だけで

 6,800万円 + 1,800万円 = 8,600万円

となりまして、8,600万円もの損失を出しています(T_T)
しかも両方ともイギリスのポンド絡み・・・。
堺商人さんとしては今年はイギリスを恨んでも恨み切れないほど、やりきれない思いでいっぱいでしょうね(>_<)

皆さん、今年のポンド安はまだ終わったわけではなくて、今後EUとイギリスとのやり取りの中で更に急落する場面も多いかと思いますので、トレードはくれぐれもご注意ください。

いや、しっかしポンドはやはり怖い通貨だな~(-_-;

AX