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ドロップシッピングサービスを現在提供してくれているのは何社あるの?凄い数の業者が淘汰されている様な・・・

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ドロップシッピング成功者談

今週はドロップシッピングについて調べて掘り下げている最中ですが、昨日はそんなドロップシッピングで成功した場合に食べていけるのかどうかを調べてみました。

成功者事例として紹介されていた方は、ドロップシッピングを初めて10ヶ月目に売上150万円を達成され、その2年後の現在はドロップシッピング1本でフリーランスになっていました。
現在の月商は300万越えとの事で、ドロップシッピングの商品を販売するための作業はありますが、フリーランスとして頑張っている様子が伺えました。

もちろん上記の様にきちんと収益を上げて、継続的に売り続けるためにはネットショップオーナーがネットショップの管理や宣伝に対して行うのと同等の煩雑な作業は発生するのでしょうが、「在庫を抱え、代金回収、商品発送、クレーム対応etc.」といったネットショップオーナーが抱えるリスクはドロップシッピングでは抱えなくて良い分、良いのかなと思いました。

現在のドロップシッピング業界

元々ドロップシッピングが流行ったのは2007年頃の様で、その当時は多くのドロップシッピングサービスを提供してくれるサイトがあったようです。

ちなみに、このドロップシッピングサービスを提供してくれる事業者の事をDSP(ドロップシッピングサービスプロバイダ)と呼ぶそうです。
アフィリエイトのサービスを提供してくれる事業者をASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)と呼ぶのと似ていますね(^-^)w
で、このDSPですが流行した当時は本当に多数あったようで、現在調べて名前が出てくるだけでも下記の表の様に17社もありました!

【卸型ドロップシッピングサービスプロバイダ】

  1. もしもドロップシッピング
  2. 通販素材.com
  3. 未来問屋
  4. リアルドロップシッピング
  5. Seesaaドロップシッピング
  6. 電脳卸ドロップシッピング
  7. セーリングクラブ
  8. RMDS
  9. エコセック
  10. ドロップシッピングジャパン
  11. WEB卸問屋
  12. A8ドロップス
  13. Shop Pager
  14. Dropshippers
  15. Drops
  16. グッドシェア
  17. ルレガーロドロップシップ

すんごい沢山ありますね!
しかもブログサービスのSeesaaとか、アフィリエイトの電脳卸とかA8なんかも参入していたんですね~。

ですが現状(2015/07/23時点)では、上記17のドロップシッピングサービスの内、現在稼働しているのは3サービスのみという状況です(>_<)
他の14サービスは既にサービス停止や廃業されたりと、現在運用されていません。

現在稼働しているDSP(ドロップシッピングサービスプロバイダー)は以下の3社のみ。

  1. もしもドロップシッピング
  2. 通販素材.com
  3. 未来問屋

どうしてこんなにも多数の事業者が現れて、そして消えていったのでしょうか?

リアルドロップシッピングの消失

私は知りませんでしたが、本日調べていた中では「リアルドロップシッピング」というDSPがドロップシッピング流行当時は一大勢力で、DSPの先頭を切っていたそうです。
調べていても「リアルドロップシッピングは儲かった」という話がゴロゴロ出ていました。

ですが、そんなリアルドロップシッピングは2012年2月に突如営業を停止します。
その理由が下記。

俺も以前、お店作ったことがある(何もしないで放置)、ドロップシッピング大手の「リアルドロップシッピング」。知らなかったんですが、サービス停止してたんですね。


なんでだろうと思ったら、社長の鈴木秀則氏が薬事法違反(医薬品の販売目的貯蔵)容疑で2月1日に逮捕されたみたいです。


理由は、許可がないのにやせ薬と称した錠剤を販売目的で持っていたとか。「飲んで20分で脂肪1キロが蒸発する」などと宣伝していたそう。これはさすがに過大すぎる文言ですが、最近、薬事法、凄い厳しいです。コンプレックス商品は広告のワンフレーズで売上がかなり変わるので、業者もギリギリのところを攻めるのですが、結構連続でガサが入ったりしてます。


ドロップシッピング大手の株式会社リアル社長が逮捕され、リアルマーケット、リアルドロップシッピングがサービス停止してた | サイプロ~とあるサイトプロデューサーのブログ~

と言う事で販売していた商品が薬事法違反に抵触し、社長および役員2人の計3人が逮捕されたそうです。
これによってそれまで非常に人気のあったドロップシッピングサービスだった「リアルドロップシッピング」が営業停止になったようです。
その後も営業は再開される事無く、ドロップシッピング業界からは消えて行ったそうです。

諸行無常を感じます。

ドロップシッピングの被害

ドロップシッピングの問題として「楽して儲かる」として一般ユーザーから「初期費用」等の名目で金銭を搾取する悪徳商法として利用されてしまったのがあったようです(>_<)

問題
2009年に入り「在庫を持たずに簡単に儲かる」などとの触れ込みで一般人をユーザに勧誘し、ネットショップを開店させて、初期費用等の名目でユーザから金銭(1ユーザにつき数十~数百万円程度)を徴収する業者が複数現れている。中には初期費用を払ってサイトを開設したにも関わらず商品の注文があっても「在庫がない」などとして商品を発送しない業者もおり、実際にはユーザ側は当初の触れ込みどおりに儲かることが非常に少ないためいわゆる「内職商法」などと同じ悪徳商法の一つではないかとしてマスメディアでも問題点が取り上げられ始めている。また国民生活センター等への相談も急増しており、一部では集団訴訟に発展するケースも見られる。
2012年3月には詐欺容疑で初の逮捕者が出た。


ドロップシッピング - Wikipedia

これらはテレビや新聞等でも報道され

 ドロップシッピング = 悪徳商法

の構図が出来上がり、ドロップシッピング業界自体が急速冷え込み、世の中から淘汰されていき最盛期に17あった事業者も3社まで減るという事態になったようです(>_<)

http://www.flickr.com/photos/69294818@N07/8570360539
photo by Joe Dyer

恐ろしいですね。
「楽して儲かる」なんてのは無いんですよね。
大変な作業や、試行錯誤があって、しかも運や諦めない忍耐があって初めて色んなビジネスや商売が成り立つわけで、そこをお金を支払えばすっ飛ばして教えてもらえるという発想自体がつけ込まれる原因なのではないかな、と思ってしまいます。

「苦労して働いて食べていく」という立ち位置で、今後も色々な事に取り組んでいきたいと思います。

まとめ

  • ドロップシッピング全盛期は2007年頃で当時は17事業者も参入していた!
  • 不祥事や悪徳商法に利用されてドロップシッピング業界のイメージ低下
  • ドロップシッピングサービスの提供を辞める事業者が続出
  • 現在残っているドロップシッピングサービスは3社のみ

追記(2015/07/26)

その後もドロップシッピングサービスを手掛けている所を探していたら「デジタルドラゴン」という中古パソコンをドロップシッピングしてくれるサービスを見付けました!

中古パソコンのデジタルドラゴン「ドロップシッピング」販売代理店募集中


在庫を持たずに中古パソコンの販売が可能です。アフターサービスはすべて弊社で行いますので、パソコンの詳しい知識も不要。販売に専念できます。


中古パソコンのデジタルドラゴン ドロップシッピング代理店

中古パソコンを専門に扱っている事業者で、よくあるのはアフィリエイトですが、自分で値付けして販売できる中古パソコンは、利幅も大きく狙えて良さそうですね(^-^)w
初回契約時に登録費用として3,000円掛かるので「本気で取り組むのか?」と自問してから申し込んだ方が良いサービスです。
ここはご注意を。