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マネー報道 MoneyReport

マネーにまつわる報道を取り上げ、自分の切り口で切り取り、噛み砕いてお伝えします。

和田一郎さんの『ぼくつま二〇』から学ばせて頂いた事

フリーランスのお仕事
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書評3回目

一昨日、シルバーウィークに読んだ本の感想を書きました。
シルバーウィーク直前にブロガーであり会社経営をされている和田一郎さん(id:yumejitsugen1)から、新作著作のご本を頂きましてシルバーウィーク中に噛みしめながら読ませて頂きました。
一昨日は時間がない状況で記事を書きまして、頭にある言葉だけで紡いだ文章だったので、本来著者の方が言いたかった事と違う捉え方で書いたような気もしました。

で、再びで申し訳ないのですが、本日も引き続き今回頂いたご本『僕が四十二歳で脱サラして、妻と始めた小さな起業の物語(自分のビジネスを始めたい人に贈る二〇のエピソード)』について、本文を引用させて頂きながら、私が特に感じた部分を紹介させて頂きたいと思います。

あ、そう言えば折角著書を頂いたんですから、著者である和田さんのサインを著書に書いてもらっておけば良かった!
失敗しました(^o^;

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今週のお題「人生に影響を与えた1冊」

12章 一番の問題は「仕入れ」だった

会社でそれをしようとしたら、いったいどれほどの資料を揃えて、何人の石頭を説得しなければならないだろう。だが自営業なら、一人なら、そんな無駄なことをしている間に、一つ売ってみることができるのである。
それが自分の商売を始める上で、一番大切なことだと僕は思うのである。

ここは非常に共感しました!
私もかつて会社員だった頃に、自分で考えた企画を通すために先輩を説得し、上司にお願いし、そして取締役の人達にまで説明に行ったりと奔走した事があります。
最初の頃はアイデア自体がまだ稚拙で、途中で大抵はオジャンになり、なんとか最後の所まで行ってもボツになる事度々(-_-;
通すことの出来た企画は数本程度と寂しい結果に終わっています(;_;)

独立前の自分のビジネスアイデアも先輩や上司に話してみましたが、返ってきた答えは

「やめとけって。絶対に失敗するから。そんな事で食っていける訳ないだろ!」

という言葉でした。
とても悔しかった事を覚えています。
実際、そんな風に人に自分のアイデアを否定されると

「やっぱりダメなのか?そんな事では食べていけないのか?」

と落ち込んだりもしましたが、商談会などで出会った社長さん達の言葉や話す内容の面白さの虜になっていた私にとっては、所詮会社員の目線でしか物を見れない人達の言葉に迷ってはいられないという思いでした。

自分のビジネスプランをきちんと企画書としてまとめ、独立後2年間の月毎の収支予想を起こし、その間に支払わなければいけない税金や年金、健康保険、生活費を計算して書類を作りました。

それらを手に、独立半年前となる2014年9月に友人で会社の社長をやっている人と、フリーランスで食べている人の2人に個別に会って自分のビジネスプランとその支出入について説明をしました。

返ってきた答えは

「いけるんじゃないか。」

という私の背中を押してくるものでした!
ビジネスプランについては業種が違うために「よく分からないけど、利益率がすごく良いね」というのと、収支見通しで甘い部分があったのでそこの指摘をもらい、また社長としてフリーランスとして食べていくとぶつかる壁や、気を付けなければいけない点について教えてくれました。

私のいた会社は副業OKの会社だったので、そのビジネスプランを会社員時代にスタートし、ある程度軌道に乗せた時点で会社を辞めて独立する事になりました。


で、そうなんです著者の言葉を読んで

「気付かない内に、先輩や上司の言葉の呪縛に捕らわれていた」

という事に今回気付かされました。
私のビジネスプランは色々あって、かなりの数をボツにされたりダメ出しをくらったりしたのですが、ついその時に否定されて

「これはやっぱりダメ過ぎか・・・」

と忘却の彼方に追いやったアイデアがあります。
そうなんですよね。
私はもう会社員じゃなくて、企画書を持ち歩いて誰の判子ももらう必要がありませんし、自分で「コレだ!」と思ったらまずはやってみたら良かったんですよね!

ついついボツにしたままのアイデアがダメになった気でいましたが、それは当時の上司にダメだしされただけで、現在フリーランスの私が行うチャレンジを止める物では無いんですよね。
私が「このアイデアはいける!」と思うなら、自分でGOサインを出して、そのアイデアを試してみれば良いんですよね!
いや、アイデアはいっぱいあるんです♪
試していないだけ。
これから本気出して自分のアイデアを実現していきます(^o^)/

15章 僕の師匠

「なんで、もっと、ガンガンやらんの?」
「やってるつもりですけど・・・」と僕。「でも金ができたら貯めておいて・・・」
「貯めておいて、どうするんか?」
「いや、この仕事もいつまで続くかわからへんし、次のこともできるように」
「ここまできてるくせに、そんなこと言っとったらいかんわ。ドンドン行け、ドンドン」
「・・・」
「次なんて考えんと、行けるところまで行けえよ。俺かって、この倉庫二つで100万以上かかってるで。そりゃ、最初はペイするか心配やった。そやけど、それくらいのことせんと、ちゃんとしたことできんやん。どうせやるんやったら日本一の倉庫かまえて、何千点、何万点といかんな」
「・・・」

こちらは著者と、著者のお師匠さんの会話。
お師匠さんにダメ出しというか「もっとやれ、本気になってやれ!」と背中を押してもらっているシーンです。

私の心情としては著者に近いです。

「この仕事でいつまで食べていけるかも分からないし、次のこともできるようにお金はよけておこう」

との思いがあります。
まだ始めたばかりの事業で、歴史のある事業ではないですから、今が稼げるからと言って将来的にも稼いでいくことが出来るのか、なんて全く見通す事が出来ません(>_<)
そこが心配で、ついつい別のビジネスアイデアに逃げ道を求めてしまうというか、今やっている事業に集中する事が出来なくて

「ああでもない。こうでもない。」

と変に思いを巡らせて、人のやっている良さそうな事業に見える物にフラフラと興味を持ってみたりと・・・(-_-;

そうじゃないんでしょうね。
著者のお師匠さんの言葉を借りると。

「今、それで食べてるんやろ!他のことなんて考えんと、ドンドン行け!ドンドン!」

と言われた様な気がします。
そしてそれこそが正解な気がします。

現在の私は中途半端にアレもやってコレもやってと、作業や思考が分散してしまっていて、自分の主力事業に集中するという事が出来ていません(>_<)
フラフラしてないで、主力事業を突っ走りたいと思います!!!

18章 甘ちゃん卒業

ちなみに、中小企業庁の『中小企業白書』(2014年)によると、月の手取りで起業後(起業後3年目もしくは3年以内では現時点)に40万円以上の収入を得ている人は約35%だと言う。逆に言うと6割強が40万円以下、4割弱が20万円以下、約2割が10万円以下しか稼いでいないらしい。
もし月の収入が40万円というところがある程度の分水嶺とすると、家族を養う必要があって、ある程度の収入が必要という前提で働くのなら、上位35%に入れば良いということになる。上位35%程度というのは、先に紹介した10年後も続く起業者の割合と近い。
一般的には起業で成功するのは10人に1人などと言われるが、上位35%に入ればある程度の稼ぎも得ることが出来て、商売の存続も可能になるということのようだ。
そういう世界観は、僕が見てきたものとかなり一致するのである。

私が読んだ何かの本では確かに

「起業した会社の内50%が1年以内に潰れ、3年後に残っているのは30%、10年後も継続しているのは10%に過ぎない」

と書かれていた様に思います。
ですが、実際の統計上の数字ではもっと生存確率が高いんですね!
10年後も35%もの会社が生き残れるんでしたら、3社のうち1社、3人のうちの1人に入れれば生き残れる事になります。

またその分岐点となるのが、月の手取りが40万円以上あるかどうか、とのこと。
そこを安定的に越える事が出来れば、ほぼ生き残ることが出来る、と。
廃業せずにフリーランスとして、または会社を興して起業して社長として生きて行く事が出来る!

目安が分かるのは非常に有り難いですね(^-^)w
毎月の手取りが40万円を下回る事がないように、事業を進めていきたいと思います(^o^)/

19章 その後

僕は18年間会社員として過ごし、組織人としてはさまざまな失敗をし、またやりたくてもできないことがたくさんあった。が、会社人としてのデメリットのうち、僕が自分の足で立つために逆に役立ったと思える資質もある。僕自身と僕の周囲にいる自営業者の人たちを見ていて、共通するその資質をまとめてみると、こんなふうになる。

  • 自分が一番だと思っていて、強烈に負けず嫌いである
  • 誰かに指示されるよりも、自ら何かをすることが好きである
  • ・・・


先に書いたような本物の起業家は何千人何万人に一人かもしれない。
しかし、自営業を始めてちゃんと食べていける人が三割ぐらいはいるということは、数字を示して既に述べた通りである。
そして、そういう人たちは、先にあげたような資質を持っているように僕は感じている。
そうした資質をあなたは持っているだろうか。

自営業者の方達に当てはまる9つの資質を示してくれています。
その中の2つを紹介させて頂きました。

自分にも当てはまるか?

 「自分が一番だと思っていて、強烈に負けず嫌いである」

自分が一番だとまでは思っていませんが、仕事においては負けず嫌いですね(^-^;
特に仕事において誰かにバカにされる様な事があると、絶対にその人間には負けません!

 「誰かに指示されるよりも、自ら何かをすることが好きである」

これはとっても当てはまります(^o^;
私、人のルールに則って何かするのって本当は好きじゃないです。
会社の中や社会の中ではもちろんルールは守りますけどね。
ただ人のルールじゃなくて、自分で決めたルールで物事を進めるのが好きです。
指示待ちではなく、自分で考えたアイデアを実現していくのが好きです♪

私自身は全部で9つある資質の内、7つは「YES」と答える事ができました(^o^)w

9つの資質の大体当てはまる場合にはあなたも自営業者として食べていく資質が備わっている事になります!
全部で9つの資質(残り7つ)を知りたい方はぜひ書籍を購入してご自身の目で確かめてみて下さい(^-^)/

まとめ

全3回に渡って書評を書かせて頂きました。
書評書きって普段あまりしていないので長くなってしまってすいません(^^;
ただ心に響かない本についてはサラッと書いて終わりで大して書くことがないのですが、今回頂いたご本は正に私が直面している問題や、今後ぶつかる壁について大いに示唆を与えてくれるというか、自営業者の先輩が自分が進んだ道を振り返って紹介してくれる貴重な本であったために、書評が長くなったというのはあります。

自分自身、まだ独立してフリーランスとなって五ヶ月目。
まだまだ事業や商売について分かっていない事の方が多く、手探りで色々とやっている状態です。
その右往左往してしまっている私にとっては、ビシッと

「その道を全力で突き進みなさい!」

と背中を押して頂けたのは非常に有り難かったです。
食べれる飯の種を見つけてそこを掘っている真っ最中なので、迷わずにとことんやってみようと思います!

そして得た利益をきちんと事業に再投資して、事業の拡大もしながら進みたいと思います。
本当、この視点は私に欠けていた視点だったので、教えて頂けて本当に良かったです(*^_^*)/

著者の和田さんがご自身の迷いや焦り、葛藤や失敗も全てさらけ出して、その後成功への道を切り開いていく様を赤裸々に綴られている貴重な本です。
現在フリーランスや自営業者として独立したばかりの方、これからフリーランスとして独立を考えている方にはぜひ読んで欲しい本だと思います。