思わぬホッテントリ
いやー、少々寒くなってきましたね~。
北国の北海道では雪が積もった、なんてニュースも流れる季節になってきましたね〜。
さて、昨日から新らしく「会社起業の道標(みちしるべ)」というカテゴリを追加しました。
その第一弾の記事が下記になります。
あ、そうそう新しいブコメ引用も試してみます。
下のが上記の記事への私のブコメ。
使いやすいような、前の方が好きだったような(^^;
会社名に「!」は使えるの?会社名は他の会社と被っても良いの?~会社起業の道標 - マネー報道 MoneyReport
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新カテゴリ「会社起業の道標(みちしるべ)」を始めました(^_^)v今回は第一弾は「会社名に!は使えるの?」です。今後もこのカテゴリは話題や調査依頼があれば書いていきたいと思います(^_^)v
2014/11/03 10:38
で、元々知り合いのブロガーさんからの依頼で書いた記事で、以前起業関連の本を読み漁った事もあったので「よし、会社の起業関連の記事も書いてみよう!」と思い立って書いた程度で、それほど反響があるとは思っていませんでした。
ところが蓋を開けて見たら、そこそこ読んでもらえたどころか、はてなブックマークのホッテントリに入ってるじゃないですか!
これはビックリしました(^^;
案外、皆さん会社の起業に興味があるんですね。
こちらのカテゴリは連載は考えていなくて、不定期で調査依頼やニュースで話題になった時などに書いていきたいな、と考えています。
そして昨日の記事のブコメで早速、調査依頼を頂きましたので書いてみようかと。
前株と後株の違いは?
まず最初は鈴木コアラ(id:suzukidesu23)さんのご質問から。
前株と後株の違いも説明してもらえると・・・m(__)m / “会社名に「!」は使えるの?会社名は他の会社と被っても良いの?~会社起業の道標 - マネー報道 MoneyReport” http://t.co/MO1DAsAW2p
— 鈴木利典⭐️大通公園お散歩コアラー (@suzukidesu_com) 2014年11月3日
ご質問ありがとうございます(^-^)/
これはほとんど違いはなくて「どっちが好きか?」、「社名との語感は?」と言った所がポイントになって決めて良い部分になります。
例えば鈴木コアラさんのブログ名「鈴木です」を会社名にして前株、後株を付けてみると・・・
株式会社 鈴木です
になりますし、後株だと
鈴木です 株式会社
になりますね。
語感はどちらもそんなに変わりない感じかもしれませんね。
「かぶしきかいしゃすずきです」と「すずきですかぶしきかいしゃ」。
まぁどっちもありかな、と。
ですが上記の場合は、実際の会社業務を想定すると前株は避けた方が良いように思います。
会社に電話が掛かってきて
「はい、株式会社鈴木です、です。」
と電話に出なければいけませんから社員から
「社長、非常に言いにくいです(-_-#)」
と苦情が出ること必至です(^^;
この様に、実用時におかしな事にならないかも考えておく必要があると思います。
一応、専門家の意見もご紹介しておきましょう。
公認会計士の方の回答を引用させて頂きます。
Q.
前株と後株で明確なメリット・デメリットがあれば
ぜひご教授いただけますと幸いです。A.
ご質問の件ですが、前株、後株で明確なメリット又はデメリットはございません。
語呂や個人的な好みで決定して頂いて良いと思います。
ただ、明確な統計数値があるわけではございませんが、前株は比較的新しい会社、後株は歴史のある会社である傾向があります。
会社名の前株と後株 | 起業・会社設立や経営の悩みは起業Q&Aへ
ふむふむ。
前株は新興企業に多く、後株は古くからある企業に多いんですね。
へー、これは知りませんでした。
もし鈴木コアラ(id:suzukidesu23)さんが起業される場合は、前株の名前を付けると「新しい会社」という印象を持たせる事が出来るのかもしれないですよ(^^)w
会社名に文字数制限はあるの?
続きましてブコメにて同じ質問をお二方に頂きました。
id:s-tomoさん
ところで文字数制限の方は...
id:ghostbassさん
やたら長い会社名は許されてるの?
要約させて頂くと
「会社名に文字数制限はあるの?長い名前もOKなの?」
と言う事になるなと思います。
これはどうなんでしょうね?
私の勉強した書籍には記載が無かったですね(^^;
そんな時はGoogle先生!
色々と調べた中では下記の様に「会社名の文字数制限は無い」というのが一般的な認識のようです。
★なお、『商号』の"文字数"には、特に法令上の制限はなく、いくら長くても問題はありません。
ただ、登記申請を『オンライン申請』で行う場合には、一般的な"記名・押印"に代えて、『電磁的記録』に『電子署名』をする必要があり、そのために必要な『電子証明書』を取得する際の『商号』の"文字数"は"44文字以内"とされています。
しかし、一般の会社に『オンライン申請』(電子証明書)は、ほとんど普及していないため、現時点では、考慮する必要はないでしょう。
http://www.e-tokyo.jp/text07-05.html
会社名の登記申請の時にオンライン申請を行うと、その時の商号テキストボックスの入力文字数が44文字という制限があるようなので、44文字以下じゃないとオンラインでは申請できないそうですね。
というか登記申請をオンライン申請出来るんですね(^^;
まぁ、あまり使われてはいないようですが・・・。
そして色々と調べた中で日本の中で一番長い会社名の話題も出ていたのでご紹介させて頂きます。
その社名は、「チャイナ・ボーチー・エンバイロメンタル・ソリューションズ・テクノロジー(ホールディング)カンパニー・リミテッド」 ・・・ ケイマン諸島に本社を置く中国の企業(外国会社)で、もう、何文字か数えるのがイヤになるほどの文字の量です(55文字)。
(追記:同社の日本事務所は平成24年12月末をもって閉鎖されました。)
今は、ネットで調べると、パシフィックゴルフグループインターナショナルホールディングス株式会社が出てきますが、34文字なので、前術したお客さんの会社と同じ文字数です。
【商号】長い会社名と短い会社名 | 相続登記と会社設立登記・定款変更登記|新宿区・中野区・杉並区
ほほー。
チャイナ・ボーチー・エンバイロメンタル・ソリューションズ・テクノロジー(ホールディング)カンパニー・リミテッド
という会社が以前は日本で一番長い会社名だったようです。
電話で名乗るときに舌を噛みそうな長さですね(^^;
全部で55文字って、長過ぎる・・・。
現在は
パシフィックゴルフグループインターナショナルホールディングス株式会社
が最長の34文字の会社名となっているようです。
と、言うことは会社名を35文字以上にすれば、それだけで「日本一長い会社名の会社」の称号を得られる訳で、突然天下を取る事が出来ますよ!
id:s-tomoさん、id:ghostbassさん、ぜひ会社を起こされる時には35文字以上の会社名を付けて「日本一の会社」になっちゃって下さい(^-^)/
会社名が原因で不正競争防止法で訴えられる?
最後は私の無知の部分を補足して頂きましたブコメを紹介させて頂きます。
不正競争防止法に触れてないし間違い多いし素人の法律記事は鵜呑みにしたらダメだよ。
ありゃ。
会社の会社名(商号)で不正競争防止法に抵触する場合があるのでしょうか?
私の不勉強ですね、この辺は。
ご指摘頂き、どうもありがとうございます。
ちょっと調べてみました。
今回はWikipediaに教えてもらいました。
不正競争防止法による商号の保護
著名性を有する他人の商号と同一もしくは類似した商号の使用するなどの行為は不正競争防止法上の「不正競争」となり(不正競争防止法第2条)、差止請求権や損害賠償請求権が認められることになる。
差止請求権(不正競争防止法第3条)
損害賠償請求権(不正競争防止法第4条)
類似商号規制の廃止
かつては、商法において、同一市区町村内で同一事業目的である場合には商号登記を認めない規制(類似商号規制)があったが、会社法の施行時の商法改正に伴い廃止された。同一商号による不正競争に対しては、不正競争防止法で対応すれば十分とされたためである。
商号 - Wikipedia
ふむふむ。
著名性を有する他人の商号と同一もしくは類似した商号を使用すると「不正競争防止法」に触れて、商号利用を差し止められたり、ひどい場合には損害賠償請求もされちゃうんですね~。
ポイントは「著名性を有する」という所なんでしょうね~。
有名な企業や会社の名前と同じや似てたらダメで、マイナーでほとんど知られていないような会社なら全く一緒でもほぼ一緒でもOKと。
訴えられるとそれだけで訴訟費用が掛かったり、会社のイメージダウンに繋がりますから、会社名を考える時は「聞いた事のない会社名」を考えて、ネットでも「同名の会社がないか?」をきちんと調べてから会社名を登記した方が良さそうですね。
なんだかこれって、ブログ名やサイト名を考える時にも通じますね。
私もこのブログ名を名乗る前に「聞いた事がなくて、同名のブログやサイトがない」事を確認してから登録しました。
唯一無二のユニークな会社名を付けられると良いですよね(^^)w
まとめ
- 会社名の「株式会社」は社名の前に付けても(前株)、社名の後ろに付けても(後株)どちらでも良く、語感や好みで付けてOK
- 会社名(商号)の文字数制限はない
- 35文字以上の会社名(商号)を登録すれば「日本一長い会社名」の称号を得られるチャンス!
- 会社名(商号)は不正競争防止法によって保護されている