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フリーランスも納めるの!?「消費税」の納税対象者と免税期間!フリーランスのマネー講座♪

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連日の税金話

今週はずっとフリーランスの方が支払う必要のある税金のお話ばかりをしてきました。
特に昨日は聞き慣れない「個人事業税」のお話でした。

フリーランスにだけ掛かる「個人事業税」は所得290万円以上で概ね5%掛かる!フリーランスのマネー講座♪ - マネー報道 MoneyReport

フリーランス(個人事業主)だけに掛かる税金「個人事業税」は所得290万円以上の人にだけ掛かり、大体5%の税金が掛かります。
必要経費を沢山積んで課税所得を290万円以下にするのが節税ポイントでしょうかね♪
しかも今日調べてたら、個人事業税は該当しない職業もあるようで、文筆業(ライター)の方は個人事業税は支払い義務がないとのこと。
フリーランスを目指すなら、個人事業税の掛からない業種を選ぶのも手かもしれませんね(^^)w

http://www.flickr.com/photos/76657755@N04/6921643174
photo by Tax Credits

フリーランスも消費税って納税必要なの?

さて、フリーランス(個人事業主)が納税する必要のある税金の最後は皆さんもよくご存知の「消費税(しょうひぜい)」です。

「消費税なんていつも物を買う時に支払ってるよ」

と思われるかもしれませんが、その支払い方ではなくて、その消費者が支払った消費税を税金として納税している人の話です。

「え?消費税って皆、納めてるんでしょ?皆、消費税請求してくるよ。

と思われると思います。
というか私も調べてみて初めて知ったので結構驚愕の事実なのでお知らせさせて頂きます。
業者や個人事業主から物を買ったりサービスを利用した時に、お金を支払い「消費税も一緒に支払っている」と思いますが、この消費税を受け取っている

業者や個人事業主の全員が消費税を納税している訳じゃない!

んです!
例えば個人事業主でWebサイトで自身のイラストを販売されていたり、イラストの依頼を受けている方がいて、そのWebサイトでイラストを購入する(消費者側)時に消費税も一緒に支払ったとします。
ところが、この消費税分を受け取ったイラスト販売している個人事業主は消費税を納めなくて良い場合があるのです。
というかフリーランスの方だと、消費税を納税している人の方が圧倒的に少ないです。

「えぇ!?消費税受け取ってるくせに、消費税を納税しないで自分のポケットに入れてるの?」

はい。その通りです。
でも別にこの個人事業主の方が脱税をしている訳でもなんでもありません。
消費税の仕組み自体がそうなっているんです。

消費税の納税義務を負うのは、課税売上高が1,000万円を越える事業者だけなんです。

なので、売上が1,000万円以下のフリーランスや会社の場合は、お客さんからもらえる消費税分のお金8%(2014年9月現在)は、自分自身の収入となり、納税対象にならないんです!

「皆が払う税金だから、消費税だってやむを得ず支払っているのに、相手が1,000万円以下の売上の場合は相手の収入としてあげちゃってるってこと!?」

えぇ・・・。
そうなんですよね(^^;
これは私が不勉強だったというのもありますが、世の中で普通に生活している人達も知らないんじゃないでしょうかね~(-_-;

消費税って物を買ったりした時に支払ったら、きちんと納税されて回り回って自分達の身に返ってきてると思っていたのですが、相手(業者やフリーランス)が売上高1,000万円以下なら回り回らず相手のポケットに入って「ハイ終了~♪」って・・・。
売上高1,000万円以下の事業者やフリーランスはウハウハですね(^^;

消費税の仕組みチェック

消費税がどうも全員が全員納めている訳ではなさそうだと分かってきた所で、本当の所をチェックしてみましょう。
国税庁のHPに消費税の納税対象者について詳しい記述がありますので引用させてもらいます。

 消費税では、その課税期間の基準期間における課税売上高が1,000万円以下の事業者は、納税の義務が免除されます。
 この納税の義務が免除される事業者(以下「免税事業者」といいます。)となるか否かを判定する基準期間における課税売上高とは、個人事業者の場合は原則として前々年の課税売上高のことをいい、法人の場合は原則として前々事業年度の課税売上高のことをいいます。

No.6501 納税義務の免除|消費税|国税庁

ふむふむ。
さっき何の気なく使いましたが新しい言葉「課税売上高(かぜいうりあげだか)」という言葉が出てきました。
ちょっと調べてみましょう。

課税売上高の計算方法は? 【消費税パーフェクトガイド.com】

上記のサイトに詳しい計算方法が載っていました。
消費税の「課税売上高」の計算方法は以下のとおり。

  • 免税事業者は売上高がそのまま課税売上高として計算される。
  • 課税事業者の場合は「税抜価格」が課税売上高として計算されます。

上記に従い納税対象となる基準を考えると・・・、

  • これまで消費税を納めてこなかった「免税事業者」の場合は、売上高が1,000万円を越えたら、消費税を納める必要がある。
  • これまで消費税を納めてきた「課税事業者」の場合は売上高から消費税分8%を引けるので、売上高が1,080万円を越えたら、消費税を納める必要がある。

と、なりますね。
フリーランスになりたての方は売上(事業収入)が1,000万円を越えると消費税の納税義務が発生します。

納税義務を免れる事の出来る特例「2年間」

先ほどの国税庁のHPの文言を再度引用します。

基準期間における課税売上高とは、個人事業者の場合は原則として前々年の課税売上高のことをいい

という部分があります。
これ言っている事が難しいですが、翻訳すると「2年前の売上高が1,000万円を越えたら消費税を支払ってね」と言っています。
2年前の売上高?
フリーランスになってすぐは2年前の売上高なんて当然ないですよね。
何を言っているかというと

「フリーランスになってから2年間は消費税を支払わなくて良いよ(^^)w
また売上高が1,000万円を越えても、消費税の納税義務が生じるのはその2年後だよ」

と言ってくれています。
売上高が1,000万円を越えてもすぐには慌てなくて良い事になります。
独立して最初の2年間は消費税の支払い義務は発生しませんし、独立後に順調に売上が伸びて売上高が1,000万円を越えたとしても、消費税を納税し始めるのは2年後から。

なるほどですね~(^-^)

Q8 設立2年間は消費税がかからない?
個人事業主に成り立ての時や会社設立直後の2年間は売上が1,000万円を超えても、消費税を納めなくて良い!「消費税を課税するかどうかの判定は、2年前の売上高等で判定」するから!

あ、ですがフリーランスの方で独立直後や売上高が1,000万円を越えて2年経つ前の方でも、翌年から消費税を納めなければいけない付帯条件みたいのもあるので要注意です。

個人事業者の場合はその年の1月1日から6月30日までの半年間の間に、課税売上等が1,000万円を超えた場合には、翌年から消費税が課税されることになるという事です。
あまりに季節要因や顧客からの入金の関係で、まとめて売上が上がって1/1~6/30の間にドカンと1,000万円以上にいってしまいそうな場合は注意して下さい。
せっかく消費税の猶予期間2年間があるのに、それを一気に短縮してしまいかねません(>_<)
顧客に分割して入金してもらったり、売上が立つのをズラせるように調整したりといった対応が必要でしょう。

消費税は常にもらって良い?

原則は、常に消費税をもらってOKとの事です。
フリーランスの方は売上高が1,000万円以下の人は、消費税分というのは収入を増やしてくれる非常に有り難い存在です。

個人事業主の消費税 | 取材・インタビュー ライター学科

このあたりの話が上記のサイトに載っていました。
「フリーランスが消費税を顧客に対して請求するか・しないか?」
を税務署や税理士に聞いても見解が分かれるとのこと。
しかし必ず顧客に消費税は請求し「ギャラ+消費税」で交渉する必要がああり、常に消費税をもらう意識をして営業活動を行う必要があるとのこと。

消費税の納税時期

消費税の申告は3/31で、納税期限が4月中旬から下旬となるようです。

まとめ

  • 消費税は納めない会社やフリーランスが存在する!
  • 消費税は課税売上高が1,000万円超えで納税義務が発生する!
  • 消費税はフリーランスに成り立て2年間は納税しなくて良い!

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