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買ってはいけないFX書籍11冊!お金の無駄!書評だけ見るのは良いが、買うべからず!

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買ってはいけない本がFXにはある


色々なジャンルの本を読みますが、それぞれに著者の考え方や思いが載っていって色々と学び取る事が多いです。
FXも日本に登場してすぐは全然書籍がなくて、ごくごく限られた本しかないのでそれを読むしかない時代がありました。
しかしFXも日本でブームになると、一気に書籍が増えて色々な投資手法を紹介してくれる本やチャート分析を教えてくれる本が登場し、とても勉強になりFX投資家にとっては非常に有り難い状況へと変わってきました。

私も多くのFX書籍を読みまして、FXの蔵書は30冊になりました。
昨日までにオススメのFX書籍は紹介させてもらいました。

これからFXに取り組んでみたいと考えている初心者にお薦めしたい本6冊
FX初心者に贈るオススメ書評。読みものとして面白い物も(^_^)v


FXで利益の出るエントリータイミングが分かる様になる!厳選3冊
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FXトレードの投資手法別オススメ本10冊
FXのトレード手法別のオススメ書籍紹介てす。全部で10冊!自分のトレードスタイルに合わせた勉強をしていきましょう!

しかし出版される本の冊数が増えるという事は、色んな人が本を書く状況を生み、玉石混淆の状態をも作り出しました。
投資の本を書くのに適さない人が書いたり、たまたま儲かった人が書く本や、そもそもトレードしているかどうかも怪しいような人が書く本までが巷に出回るようになりました。

そんなイマイチな本を書わないで済むように、書店に行っては「これは!」と思う本を手にとっては目次に目を通し大体の内容を把握した上で興味のある章を開きサラッと斜め読みして、これまでに読んだことのない内容が紹介されている本を購入するように気を付けてきました。
ですがFX書籍を書うときは割と一気に何冊も買うことが多いので、まとめてドンドンと買うとやはりイマイチな書籍も購入してしまいました。

後から思うと

「この本から得られるモノは無かったから、買うべきではなかった」

と思うような本も中にはありました。
いえ、結構ありました。
タイトルだけ煽っていて中身の伴わない本や、内容の非常に薄い本もFX書籍には結構あったりします。
そんな私の失敗を紹介することで、これからFX書籍を購入される方が間違って買って損をする事が無いように、イマイチだった書記達11冊を本日は紹介したいと思います。

イマイチだったFX書籍達


 テクニカル分析&キャリートレードで儲けるFX
私が最初に読んだFX本を書いた山根亜希子さんの著書。
山根さんがテクニカル分析について書いた初めての書籍だったと思います。
前書を読んでいたので買ってみましたが「こういうテクニカル指標があるんですよー。使えるかもね~。」と紹介されているだけで、具体的なテクニカル分析の方法が述べられていません。
残念。


 株とFX 3日でプロ並みにチャートが読めるようになる
こちらも山根亜希子さんの著書。
「ローソク足を4本値を見ながら自分で書いてみよう!ローソク足の意味が分かるよ!」という内容。
ローソク足を自分で書ける様になるので、自分でまだローソク足が書けない人は買ってみるのはありかも。
ですが、それだけ。
わざわざ買うほどの本ではないです。


 卒サラ! 外貨で月300万円稼ぐ連勝法
タイトルに惹かれ購入。
投資に対する考え方や方法論は書かれていますが、具体的なトレード手法等の説明は皆無。
読んでも連勝できません。
買ってはダメです。


 外為FX―失敗に学ぶ成功の法則
FXのトレードの他人の失敗談を聞き、自分のトレードに活かそうという話で、その意図は理解出来るんですが・・・。
もう少し細かいトレードのポイントやら、失敗した時の心境の変化などをある程度詳しく書いてくれないと伝わって来ないわけで・・・。
狙いは悪くないんですが、残念。


 ど素人がはじめるFXの本
「ど素人がはじめる株式投資の本」の著書が好きで「へー、FXの入門書も書いたのか~」と思って買って大失敗。
ど素人の株式投資の本を書いた人とは全く別人だった・・・。
株式投資の本は株式投資において初心者が勘違いしそうな点等を丁寧に解説してくれてあり良かったのですが、この本はFXについてざっくり説明するだけの本で・・・。
勘違いして買った私が悪かったんです。


 マネースクウェア・ジャパンのトラップリピートイフダン―果報を寝て待つFX
トラリピを唯一使えるFX会社「マネースクウェア・ジャパン」のトラリピ解説本。
一時期は自分自身でトラリピに近い形でトレードしていた事もあったので、それが自動化できるならと思って購入して読みました。
うーん。
トラリピを自動化できるのは良いんですが、一方向に相場が急騰や下落していく時には塩漬けポジションがとんでもない事になる説明があやふやで親切じゃないなー、と思いました。
自動でトラリピやらなくても、自分でトラリピやれば良いだけなので、まぁ読む必要はないかな、と。
あ、手法としてトラリピ(トラップ・リピート・イフダン)を学びたい人は買っても良いかもしれません。


 トレーダーsarahが教える FX 7つの成功☆レッスン
女性FXトレーダーsarahさんの書籍。
ちょっと変わった独自のテクニカル分析を紹介していたので、勉強ついでに買ってみました。
うーん、悪くはないんだけど良くもない。

この本に紹介されている手法だけではsarahさんが載せている様な利益は到底出せないな~、と思って後々調べたら詳しい投資手法はsarahさんのHPの情報商材を買わないとわからないという事。
「書籍は情報商材への布石」という、はめられた気分です(--;


 がっちり儲けるFX 通貨ペア選びの○と×
これは内容自体は悪くなく、代表的な通貨ペアのトレード方法が紹介されています。
ですが内容がちょっと古くリーマンショック前の相場情報がベースで載っているので、現在のトレードにはそのままは活かせないため、2014年現在では買っちゃダメな本というだけです。
販売当時は色々な通貨ペアの考え方を載せてくれた良書だったと思います。


 FXランド1000倍投資法
これも時期外れ本。
サッカーW杯の南アフリカ大会前に発売された本で、当時南アフリカランドを取り上げたFX書籍は少なく、なかなか良い情報源となる書籍でした。
ですが、W杯後は南アフリカ自体がそれほど脚光を浴びることもなく、通貨ランドもあまり日の目を見ない通貨となっているため、今はオススメできないというだけです。
ランド/円とかを取り引きされる人は、南アフリカの背景等がよく分かるので購入されても良いかもしれません。


プロが教えるFX投資即戦マニュアル (実用百科)

プロが教えるFX投資即戦マニュアル (実用百科)

  • 発売日: 2009/02/09
  • メディア: ムック
 プロが教えるFX投資即戦マニュアル (実用百科)
雑誌形式のFX本も買ってみました。
うーん。
読みづらいんです。
ただそれだけ。
テクニカル分析等も載っているのですが、いかんせん書籍を読み慣れている身としてはマネー雑誌の雰囲気で書かれているのは、どうも読みにくい。
雑誌のライトな感覚が好きな方には悪くないかもしれません。


 FXで稼ぐ人のテクニック―超短期から長期までFXの投資スタンス全対応! トレードのポイントを実際に稼げる達人に直接聞いた!
こちらも雑誌形式。
数千万を稼いだ6名のFXトレーダーが出てきます。
それぞれ違う投資手法で資産を築き上げており、あの多くの投資家を破産させたリーマンショックの下落で「売り」をする事が出来、一気に資産を作る事が出来たそうです。
そういった対談部分は面白いのですが、各トレーダーの投資手法紹介部分が、統一性のない別々の書き方をゴッチャ煮でまとめており、非常に読みづらいです。
リーマンショックの様な大きな下落相場でどうやって利益を出したら良いのかが、再び脚光を浴びる頃に読み直すと良いかも。

まとめ

という訳で「買っちゃいけないFX書籍11冊」を一気に紹介させてもらいました。
昨日までに紹介させてもらった良書19冊と、イマイチ書籍11冊とで全部で30冊の私のFX蔵書を紹介させてもらいました。

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FX書籍は玉石混淆の時代を経て、最近は良書が増えて悪書は淘汰されつつありますが、間違って古い悪書を買って無駄に書籍代を減らすことのないように、ご紹介させて頂きました。

私が知らないFX書籍の良書はまだまだ沢山あると思いますので、FX投資家の方で「この本、良かったよ!」というオススメ書籍があればコメントやブコメで教えて頂けると嬉しいです(^-^)v

でわでわ素敵なFXトレードライフを!