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月に一度の雇用統計発表Day「日本、ユーロ、米国」

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GWの合間に雇用統計発表

本日2014/05/02(金)はGW中盤。平日なので仕事の方もいらっしゃるとは思いますが、お休みを取って明日からの4連休を5連休に拡張しちゃう人が多いのではないかと思います。
実際電車はこないだの4/28(月)よりも空いてるんじゃかって位、人が少ないです。
本日お休みを取っている方が多いんですね~。

さて、そんなGWの平日ですが世界三大通貨圏の雇用統計がドドドン、と発表される日となっていたりします。
日本の失業率や有効求人倍率、ユーロ圏の失業率、そしてアメリカの失業率に非農業部門雇用者数変化が発表されます。
これだけ雇用統計がぶつかると、今週は様子見で相場は終始していたんじゃないでしょうかねー。
本日、今週動かなかった分が一気に動く感じかと。

でわでわ各国の雇用統計内容と予想内容を見ていきましょう!

日本の失業率は横這い、全世帯家計調査・消費支出は駆け込み需要で増加

さて、我らが日本は先月ではなくて先々月となる、3月の雇用関連指標が発表されました。

日本 3月失業率
 予想 3.6%  結果 3.6%  前回 3.6%


日本 3月有効求人倍率
 予想 1.06  結果 1.07  前回 1.05

という訳で失業率自体は先月と変わらず3.6%のまま。
しかし有効求人倍率が先月と比べて0.02増えて1.07まで上がっています。
市場予想よりも高い求人募集があったという事になります。

確かに最近、色々な業種で人材不足が叫ばれ始めています。
介護や建設、すき家など(すき家は違う理由で人が集まらない様ですが・・・)、アベノミクス効果による景気の堅調さに支えられ、色々な業種で人を採用して事業を拡大しようとする動きが出つつある事を有効求人倍率が示しています。
今後は今までよりも賃金を高くしないと人が集まらなくなるかもしれないですねー。
随分と景気の良い話ですね~。

ついでにもう一つ景気の良い話をば。
本日発表された全世帯家計調査・消費支出が驚きの結果に!

日本 3月全世帯家計調査・消費支出(前年同月比)
 予想 2.0%  結果 7.2%  前回 -2.5%

市場予想値2.0%を遙かに越えた7.2%の好結果!
3月なので言うまでもなく、2014年4月の消費税増税を前にした駆け込み需要での買い物が一気に押し上げた形ですね。
確かにやたらと皆さん買い物してましたもんね(^^;

当然4月はその反動で全世帯家計調査・消費支出は思いっきり下がるんでしょうが、まぁいずれにしても3月は物がいっぱい売れた月となりました。

ユーロ圏の失業率は高止まりか

日本に続いての雇用関連指標の発表はユーロ圏になります。
ユーロ圏の失業率が18:000に発表されます。

ユーロ 3月失業率
 予想 11.9%  結果 11.8%  前回 11.9%

失業率高いですね~。
11.9%ってほぼ12%の人が失業している訳です。
統計の取り方が違いますから単純に比較は出来ないのですが、日本の3.6%の失業率と比べると非常に高いです。

ユーロ圏は経済的に好調な国と、不調な国とに分かれていて、それらの国を全て合算して失業率を出していますので、失業率の悪い国は12%とかじゃなくて20%越えとかもっと高いのではないかと思います。
それでも一時期のギリシャ危機や色んな危機の時に比べれば大分改善しているものと思われます。
ユーロ圏の悲観的なニュースはかなり減りましたからね~。

予想よりも良い結果が出るのか?注目です。

本日最大の注目指標はアメリカの雇用統計

まぁ経済指標発表で一番注目を集めるのが、21:30に発表される米国雇用統計になります。
市場予想はかなり強気の予想を立てています。

米国 4月失業率
 予想 6.6%  結果 -  前回 6.7%


米国 4月非農業部門雇用者数変化(前月比)
 予想 21.8万人  結果 -  前回 19.2万人 

先日のFOMC(アメリカ連邦公開市場委員会)では市場予想どおり、アメリカ経済の好調さを反映してQE3(量的金融緩和政策)の縮小がさらに一歩押し進められました。
きっと今回の雇用統計の数値も事前に把握しての発表だったのではないかと推測されますので、好調な数字が出るのではないでしょうか。

一気に為替相場が動意付くきっかけとなると良いのですが。
今晩21:30の米国雇用統計に注目です。

追記

ユーロ圏の失業率でましたね。
結果 11.8%となりました!
当然、失業率は数値が小さい方が良い内容となりますので、予想の11.9%よりも0.1%良い数字となっています。
今晩の米国雇用統計に向けて期待の高まる感じでしょうかね?