MVNOのLINE電話環境構築完了
昨日の記事をもって、MVNOの低速SIM(月額1,000円程度でパケ放題)を使ってのLINE電話環境構築は完成しました。
決定版です。現状ではこれ以上安価にはLINE電話環境を作る事は出来ないと思います。
【決定版】MVNOでLINE電話をしよう!発信がLINE電話、着信がSMARTalkで決まり! - マネー報道 MoneyReport
MVNOの安価なSIMを利用してLINE電話で電話を掛けたり受けたりしたい方は上記の記事を参考にLINE電話を利用してみてください。
私は2014/04/06の日曜日に上記の環境を作って実際にLINE電話を利用して通話をしてみました。
MVNOでLINE電話で通話した時の音質について
昨日の記事へのブコメで通話音の品質についてご質問があったので、お答えしたいと思います。
あとは、これらが格安MVNO環境で通話できる品質かどうか…
そうですねー、キャリアの通話音を最高品質とすると、LINE電話の通話は「ボヤッとするけど聞こえる、伝わる」といった感じですかね~。
docomo等のキャリアの通話音がCDの高音質と一緒で細部まで聞こえ臨場感も伝わるのに対して、LINE電話の通話音はカセットテープの音質で細かい背後の音はわからないけど、相手が何を喋っているかは充分わかると言えばわかってもらえるでしょうか?
LINE電話とキャリア電話の音質の比較
比較対照 | キャリア通話 | LINE電話通話 |
---|---|---|
私の感想 | クリアに聞こえる | 若干ボヤッとして聞こえる |
音楽メディア | CD並み | カセットテープ並み |
ラジオ | FM放送 | AM放送 |
と、例えるとわかって頂けるでしょうかね?
CDやFM並みの通話相手の背後の気配までも知りたい人はキャリアの電話を使って話すのが良いと思います。そういうのが必要な場面というのもあるでしょうし。(どんな場面かあまり想像できないですが)
ですが、普通に相手の声が聞こえて、こちらの用件も相手に伝われば充分と思う方は、LINE電話で事が足ります。
相手の周囲のクリアな音までもなくても相手の話し声が聞こえれば充分じゃないかと思うんですよね。そもそも電話って相手と話すために使うものですし。
あ、私の使っているMVNOのSIMも紹介しておきます。
「携帯キャリアの早い回線でLINE電話してるから聞こえるだけなんじゃないの?」と思われてもいけないので。
回線速度は150kbpsの低速SIMです。
MVNOの中では標準的な速度です。
月額千円程度のMVNO SIMで充分にLINE電話は使えますよ(^^)v
気になる電話通話料を比較してみよう!
さてさて、LINE電話が使えるようになったとして、気になるのは勿論お値段。通話料を安くしたいがためにLINE電話を使うんですからねー。
どの位お安くなるのかはぜひ調べなければ!
ではまずは私のパターンで検証しましょう。
私はこれまではSoftBankのガラケーを使って電話をしていました。
相手がSoftBankだとほぼ無料でしたが、固定電話やdocomo、auの携帯電話に電話すると30秒辺り10円掛かっていました。
Wホワイトプランに加入していたからです。Wホワイトプランは月額934円支払っていました。
ここでの計算はわかり安くするために消費税分は抜いて計算します。
通話料金は月々2,000円位支払っていたので、1分20円(税抜)ですから、
2,000円 ÷ 20円 = 100分
と計算することが出来、月に100分程度通話していた事になります。
これに更にSoftBankの携帯電話に電話していた部分もありますから、それが30分程度ですかねー。
合計130分位は月に電話していると。
ガラケー時代に掛かっていた費用はWホワイトプランの934円+通話料2,000円の合計2,934円。
これをLINE電話で全て代用すると幾らになるのでしょうか?
LINE電話は通話料が30日プランの「固定+携帯」だと1分あたり6.5円になるので
130分 × 6.5円 = 845円
おぉ!安い♪
ですが30プランは390円ずつ購入する必要があるので、390円、780円、1,170円と購入する必要があり、私の様に月に130分話す場合には1,170円掛かる事になります。
ですがまぁ、翌月に「1,170 - 845 = 325円」分を回して通話できるので、実質845円ですかぁ。
ガラケー時代との差額を計算すると
2,934 - 845 = 2,089円
おぉ!毎月二千円もの節約になる!
これは有り難い♪
しかもこれはガラケーの通話料を安くしたプランでの話。
普通にスマホで通話すると30秒20円掛かります。130分通話すると「130 × 40 = 5,200円」になります。
た、高過ぎる・・・。
怖いですわ~。キャリアの電話なんて使っちゃダメですねー、これは(@_@)
さて私の130分なんてわかりにくい時間で計算するとあれなので、話をわかりやすくするために60分で幾らになるのかで計算してみましょう。
以下の計算では消費税額を込み計算しています。
そうそう、LINE電話って消費税とらないんですよねー、通話料から。
キャリア | 1分あたりの通話料金 | 60分あたりの通話料金 | 備考 |
---|---|---|---|
docomo・au・SoftBank | 43.2円 | 2,592円 | |
楽天でんわ | 21.6円 | 1,296円 | |
050plus | 17.28円 | 1,037円 | 携帯電話に60分掛けた場合 |
SMARTalk | 17.28円 | 1,037円 | |
LINE電話 | 6.5円 | 390円 | 30日プラン固定+携帯の場合 |
表にするとよくわかりますが、LINE電話がぶっちぎりで安いのがわかります。
携帯大手3社のキャリアの通話料との差額は
2,592 - 390 = 2,202円
とバカみたいな金額に。キャリアよりも2,202円も安いですよ。
これ1時間当たりの通話料金の場合ですからねー。
これで2時間とか話せば倍の4千円も差が付くわけですよ。
こんなものLINE電話を一度使ってその通話料金に慣れてしまったら、キャリアの電話なんてバカバカしくて使っていられないのがわかります。
私も原則スマホから掛ける電話は全てLINE電話にしようと新たに誓った次第です。
いやしっかし、こんなに違いますか~(^^;