「株やってるよ」というだけでこんな扱いをされるなんて・・・
「株式投資」という言葉を聞いてあなたが連想されるイメージはどんなものだろうか?
「バブルの時すごかった」
「金持ちの人間の話」
「死んだ爺ちゃんの遺言で『株だけはやるな!』と言われてる」
などなど、後ろ向きなイメージだろうか?
「俺、株やってるよ」と人に話すと「え?株やってるの?どんな感じ?良いこと結構あるんでしょ?」と食いつかれて、結構株談義や経済談義に発展して楽しいことがある。
以前FXの説明をしたら「そこまでしてお金が欲しいの?金の亡者か!」と吐き捨てた同僚に、同様に株の話をしたら「個人投資家ってやつ?配当とか(株主)優待とかもらえるんでしょ?」と興味津々で食いついてきたビックリした。
「おいおいお前、前回人のことを金の亡者かとか言ったくせに、株は興味津々かよ!」
と心の中でつぶやくが、とうの本人の耳には届くはずもない。(声には出してないので)
FXと違って株はずいぶん扱いが良いな。
株はFXよりよっぽど身近で、嫌われていない感じ。
同じ投資だって言うのに扱いが天と地ほども違ってビックリするよ、まったく。
株主のちょっとした楽しみ「株主優待」
株式投資の楽しみで「株主優待」(かぶぬしゆうたい)というものがある。
株式投資は一種の人気投票なので、株式投資をする投資家に気に入ってもらって、「自分の会社の株を買ってもらおう!」と株を公開している株式会社は考える。
そこで人気を得るために
『株を持ってくれているあなたに、特別にプレゼントをしますよ!』
といって、商品やサービスをプレゼントしてくれる。
これが株主優待である。
「うちの会社の株、買ってね♪」
という株式会社側からの思惑である。
さらに
「うちの会社の株を長く持っててね」
という思いもある。
この株主優待は個人投資家に非常にウケる。
「△△会社の株主優待が○○で、欲しいから△△会社の株を買おう!」
と思ってくれる人が結構いる。
株式会社側からは人気を維持するために、また新たな株主を得る目的で株主優待を実施する。
次の章では私が保有している株式の、株主優待の一部を紹介する。
株主優待をもらった事がない人には、面白いのではないだろうか。
株主優待の中身
これが株主に送られてくる株主優待の封筒だ!
封筒の中身。
「株主様、どうもどうも」という手紙(右)とのし袋(左)だ。この、のし袋の中にお待ちかねの株主優待が入っている♪
これが「株主優待」だ!ここの会社は毎年年末頃にシステム手帳を送って来てくれる。
株主優待の中身を開いて見たところ。ちゃんと来年の2014年のシステム手帳だ。
自分の宛名の部分と、どこの会社なのかが書かれている部分は伏せさせてもらった。どこの会社に投資しているのかをあまり公表するのも良くないので。まぁ、株主優待に詳しい方にはどこの会社かバレルだろうが。
このシステム手帳は気に入って、毎年使っている。
この手帳欲しさに、ここの株を保有し続けているようなものだ。
この株式会社「システム手帳毎年送るから、ずっと株を持っててね♪」
自分「システム手帳気に入ってて、毎年もらえるから、ずっと保有する」
という相思相愛関係になる。
まぁ株主優待目当てだけの理由で株を買うのには反対だが、買うときの理由の1つにはなる。
【文言解説】
株主(かぶぬし)
株式会社の出資者として、株式を所有している人。持ち株数に応じた権利・義務をもつ。
優待(ゆうたい)
手厚くもてなすこと。特別に有利な扱いをすること。
「高齢者を優待する」
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