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米国雇用統計、下振れる。テーパリング遠のく

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ずれ込み米国雇用統計発表、下振れる

10月第1週金曜日である10/4(金)の21:30に発表されるはずだった米国雇用統計。
政府機関の閉鎖に伴い、ずれにずれ込み昨夜10/22(火)21:30に発表されました。
ちなみにアメリカの政府機関の閉鎖は17年振りだったとのこと。
異例中の異例の事態でした。

さて、米国雇用統計の内容を確認してみましょう。

9月 失業率
    前回7.3% 予想7.3%
 結果7.2%

9月 非農業部門雇用者数変化(前月比)
    前回16.9万人 予想18.0万人
 結果14.8万人

失業率は改善しました。
7.2%。
当初QE3(量的緩和策)縮小の分かれ目が7.5%を下回る事でしたから、既にQE3が縮小され始めても良い水準です。

ですが、雇用者数は大幅な悪化となりました。
指標好調の分岐点である20.0万人には遠く及ばず、先月よりも2.1万人減っています。
テーパリングが遠のいた感じです。

私達の生活への影響

今回の米国雇用統計発表を受けて、すぐに何かに影響があるという事はありません。
所詮は9月の雇用統計であり、10月に政府閉鎖、米国デフォルト一歩手前危機と米国議会の騒動の余波が織り込まれていない指標です。
市場参加者としては次回発表の10月雇用統計を見極めてから判断したいというもの。

とはいえ、雇用状況の悪化はQE3縮小を遅らせる可能性を高くします。
QE3が続けば続くほど株高が期待できますから、株式投資をやっている人には朗報ですね。

今月末の29、30日に開かれる連邦準備制度理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)での議論では、量的緩和縮小を先延ばしする発言が多く出るのではないかと思います。
10月のFOMCも注目ですね。


余談ですが・・・
FOMCっていつも「なんて読むんだろうな~?」と思っていました。
フォーマック?
フォムク?
本日調べたら、なんと「エフオーエムシー」とアルファベットをそのまま読むのが正解でした!
人前でFOMCを読まなくて良かった~。(って記事にしてるからばれとるやん)


【文言解説】
連邦(れんぽう)
自治権をもつ複数の州または国家が単一の主権のもとに結合して形成する国家。連合国家。アメリカ・カナダ・スイス・ドイツ・ユーゴスラビアなど。

追伸...

FOMCの読みを間違えて書いていました・・・。
「エフエフオーシー」って「FFOC」で何だそれって感じの言葉に・・・。
本文は修正しました。